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戦略人事を実現したい。採用代行/アウトソーシング会社選定時の3つのポイント

◆ご挨拶

株式会社DRIX代表の長谷川と申します。
ご閲覧いただきましてありがとうございます。

DRIXでは企業様ごとの採用課題に合わせてオーダーメイド型でのご支援を提案しております。徹底したヒアリングをもとに組織戦略策定などの上流工程から、採用の実務まで“一気通貫“で対応可能。貴社の課題に合わせた支援内容をご提案いたします。
弊社ではハイレイヤー採用を中心に採用における方針の策定、
計画立案から母集団形成、応募者対応などを企業様の”バディ”として
サポートしております。

◆戦略人事とは?

急激な経済環境の変化が起こる昨今。日本企業でも注目されている戦略人事。企業成長に対して必須となる人材の確保をはじめ、働き方の多様化といった人材課題に向きあい、どのようにして持続的な事業成長を実現し、企業としてありたい姿を実現していくのか。戦略人事とは、1990年代にアメリカの経済学者であるデイビッド・ウルリッチが提唱している企業が掲げる経営戦略の実現を見据え、戦略的に人的資源の最大化を実現していくこと。とされています。それまで人事活動においては、制度設計や労務管理といったサポート活動がメインとなっていました。
戦略人事の定義においては経営活動における戦略や目標と密に連携しており、どのようにして実現していくのか、そのためにどのような人を採用し、育成しなければいけないのかなど人的資源の価値を最大化することを目指し
ています。

◆戦略人事の導入がなぜ難しいか

戦略人事の導入を進めていきたいが、導入の際には多くの壁が立ちはだかります。「日本の人事」が2022年に5200社を対象に実施した調査によれば、9割の企業が重要性を認識しているにも関わらず、7割の企業が機能に課題を抱えているという結果が出ています。

業績の良し悪しに関係なく、9割近くの企業が戦略人事の重要性を認識
「戦略人事」の重要性は感じていても、機能している割合は約3割

引用:人事白書調査レポート2022 戦略人事
https://jinjibu.jp/article/detl/hakusho/2888/
戦略人事は重要である(全体)
引用:人事白書調査レポート2022 戦略人事
人事部門が「戦略人事」として機能している(全体) 
引用:人事白書調査レポート2022 戦略人事


導入すべきなのは理解しているが、なぜ導入が難しいのか。
①戦略人事の概念の普及
先にも掲載しましたが、まだまだ市場に浸透していない概念となります。経営者様とお話しをさせていただく際にも「戦略人事?なにそれ?」といった会話になることも。

②HRチーム、人事メンバーのリソース不足
採用、育成、能力開発、制度設計、オンボーディング、労務対応など企業の人事問題を扱うチームのリソースが充足している状況はほぼないといっても過言ではないと感じます。日常的な業務にてリソースが逼迫している状況では短期的課題解決に向けリソースが割かれてしまうことにより戦略人事の実現が難しい課題も。

③経営×人事の戦略的視点といったケイパビリティ(能力)が無い
経営層、HRチームには各機能を推進していく方々が集まっている中で、戦略人事実現に向けた戦術、実行を担当できる人材がいない可能性があります。採用に強い担当者がいた場合でも、人材を確保する母集団形成に強みがある場合や面接での興味付け(アトラクト)が強いなど強みは様々ですが、戦略人事実現という観点においては別の筋肉、能力が必要となります。

◆戦略人事の実現に向け必要なアプローチ

これまで見てきた通り、戦略人事の実現に向け、様々な障壁が存在しています。そして様々なアプローチが必要になります。経営と人事が密に接し一体化していくことが重要となるため、経営層のコミットが特に重要となります。

①経営戦略の明確化
戦略人事の実現に向け、大前提として経営戦略が明確であることが必須です。社会に対してどのような価値を提供し、どうありたいのか。達成していくためにはどのような成長を描いていくべきなのか。そのためにはどんな機能が必要でどのようなタレントがいつどのくらい必要なのかとブレイクダウンしていくことで経営戦略を実現するための戦略人事が見えてきます。

②HRBP機能整備
経営戦略をもとに、どのように実現に向け動いていくか。人事部門の力の見せ所です。経営戦略を実現していく「ビジネスパートナー」になる戦略人事はHRBPと言われ、人事が経営のビジネスパートナーとして、経営戦略に深く関与し、人事観点での戦略作りから実行までコミットしていきます。よって経営に対しての理解がもちろんのこと、YESマンではなく対話をしていく能力やHR、人事のプロとして意見を伝え経営戦略の実現に向けフラットな立場でコミュニケーションを取ることが求められます。

③戦略人事実現に向けたアクション
①、②にて経営戦略を策定し、②にて戦略人事実現に向けHRBP機能を準備。あとは実行に向けたアクションが必要になります。
大前提、経済環境や社会環境、競合企業といった外的要因、そして社内で起きる内的要因などを踏まえ、企業の成長フェーズにおいて様々な課題が発生するため戦略人事としてこれだけやればいい、これが正解!といった解は存在しません。

グレイナーの5段階企業成長モデル

様々なフレームワークがありますが、ここでは人材確保の概念を念頭におき、具体的なアクション一例をまとめていきます。

1.経営戦略と連動した戦略人事目標を策定
2.現状の課題整理と情報収集
3.目標達成に向け理想となる組織/システム/能力/人材/バリューなどの整理
4.具体的な戦術、アクションの選定

人手不足が社会全体の問題となっている中で、既存業務でさえも手が足りていない中、戦略人事実現に向け全てのアクションを自社のタレント、リソースのみで完結させていくことが難しい状況も見受けられます。
その際に戦略人事活動の推進に向け、採用代行、RPO事業者といった外部リソースの活用が課題解決に向けた一つの手段となっています。

◆戦略人事実現に向けた採用代行会社、RPO事業者選定の3つのポイント

採用代行、RPO「Recruitment Process Outsourcing」とは、「採用業務の一部、または全てを外部の事業者に委託すること」です。採用業務については、戦略の設計から応募者を獲得する母集団形成、応募者との日程調整、面接対応など幅広い業務が存在しています。HRチームに所属する人事の方であれば採用以外の業務として育成、制度設計、労務対応などの対応もされている方も多い中で、成長企業であればあるほど採用数が増えていくので採用活動に割かなければいけない時間が多くなっていくという事象が起き、リソース不足に陥ってしまいます。こういった課題を柔軟かつ迅速に解決していくのが採用代行、RPOサービスとなります。

不足ポジションを埋めていく採用ではなく、事業成長の実現に向けた戦略人事を実現する際にはその分野に詳しいコンサルティング会社や専門家などに協力を仰ぐ必要も出てきます。

ポイント①:サービス内容/提供範囲
まずは対応サービス内容を確認していきましょう。そもそも新卒or中途がターゲットなのか。ポジションに不得意があるのか。採用手法は網羅的にカバーできているのかといったことは当たり前に確認していきます。そして戦略人事実現の観点で大切となるのが、戦略人事実現に向け必要なアプローチ部分でも前述もした
1.経営戦略と連動した戦略人事目標を策定
2.現状の課題整理と情報収集
この2点に対して上流から設計した経験値があり、採用代行/RPO事業者として対応が可能なのかを確認することがとても大切です。
経営のビジネスパートナーとして、経営戦略に深く関与し、人事観点での戦略作りから実行までコミットしていきます。よって経営に対しての理解が重要となり、経験/スキルを持ち合わせていることが必要です。
「戦略の構築を得意!」としている採用代行/RPO事業者も多くありますが、蓋を開けてみたら、「応募者を獲得する母集団形成における戦術策定が得意だった」という話もクライアントから聞いたことがあります。自社が実現したいことは?から考え、最適な業者を選びましょう。

ポイント②:中長期的な伴走の可否
採用活動は短期戦ではなく、長期戦となっていきます。採用活動においてのゴールは採用が成功しポジションが埋まることではありません。採用活動の成功により、必要なタレントが入社し、育成や能力開発そしてバリューの浸透などによって活躍し事業成長に寄与していく人材が増えていくことが本質となります。よって、採用活動における応募者獲得や母集団形成によりポジションを埋めることにフォーカスを当てることももちろん大切なのですが、採用成功によりしっかりと事業が前に進んでいるのかどうなのか。こういった部分を一緒に振り返り、事業成長の実現に向け中長期軸で共に伴走してくれるかどうかが重要です。

ポイント③:担当者との相性
戦略人事実現に向け、必要となるサービス内容であった。中長期的にも伴走可能かもしれない!その次に重要なのが担当者との相性です。コンサルティングサービス全般において言えることかもしれませんが、とても大切です。フロンティア株式会社の調査によると、プロジェクトの成功要因として担当者との連携により目標達成ができたとのデータもあります。

調査概要:外部パートナーとの共同プロジェクトについての調査 調査方法:インターネット調査 調査期間:2021年6月28日〜同年6月29日 有効回答:外部パートナーとの共同プロジェクトを経験したことがある30〜50歳の会社員108名
https://frontier-gr.jp/news/20210719_releasae-reseach1_0009/

特に戦略人事実現における採用活動においては、経営×HRと密な連携が必要になってくるため、担当者同士の相性がとても重要になってきます。どのような形で自社プロジェクトにコンサルタントの参画が決定するのか、相性を判断できるのかなど、採用代行/RPOサービスを利用する際には確認するようにしましょう。

◆採用課題がある企業様へ

DRIXでは企業ごとの採用課題に合わせてオーダーメイド型でのご支援を提案しております。
DRIXは経営者が事業推進をするにあたって「人材がいない」ことで起きる機会損失を最速で解消します。例えば、DRIXが提供するサポートを受けるメリットとして、採用と事業推進という観点で以下が挙げられます。
・採用の観点
「事業が推進されている状態」の形成を最優先事項に据え、キーパーソンとなる人材が欠けることがないような採用プランニングを策定します。事業モデルや業界、職種、組織的な特徴、レイヤー等の各項目に必要な人材を定義し、これまで120社以上の採用に携わり得たデータを用いることで、再現性の高い早期採用を実現することが可能です。
・事業推進の観点
DRIXがサポートをすることで、第三者的な目線から企業に起きている課題の解決を促すことが可能となります。目の前の課題となっている顕在的課題の他、経営者が感じていない潜在的な課題をいち早く見つけ、顕在化する前に解決することが可能です。これらの課題は緊急度が高くないものの、重要度の高い課題が潜在していることが多く、中期的な企業リスクを排除できることが事業推進的な観点での大きなメリットとなっています。

◆DRIXの採用支援サービス

DRIXは、採用アウトソーシング事業者に対して抱かれがちな「採用代行のみを依頼する」「戦略的に採用活動を実現できていない」というイメージにピリオドを打ちます。採用成功後の事業成長の実現にバディとしてコミットし、経営層、事業部長の方々へのヒアリングをはじめ、採用ピッチ資料の作成や採用成功後のパフォーマンスについて議論するなど、企業の課題に深く踏み込み、ビジネスパートナーとして共に成長を目指します。経営方針に基づいた事業計画を満たすコアポイントを明確にするまで、徹底したヒアリングすることで、より精度を上げ最適なプロジェクトチームを組成していきます。

人員計画策定 / 組織戦略立案支援 / 採用要件設定 / 求人票作成 / 求人媒体掲載 / エージェント開拓・マネジメント / ダイレクトリクルーティング/ 選考日程調整 / 媒体担当者対応 / クロージングMTG / アジェンダ作成 / 定例MTGの参加

ぜひ、一度私たちにご相談ください。徹底したヒアリングをもとに組織戦略策定などの上流工程から、採用の実務まで“一気通貫“で対応可能。貴社の課題に合わせた支援内容をご提案いたします。

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