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4年ぶりに雑誌取材をいただいた嬉しい話と、空白の4年間の恥ずかしい気持ちの話(47歳中学生)
実に2019年以来4年越しに取材してもらいました。
「LIGHTNING」の「OWNER'S STORY こうしてボクらはオーナーになった。」で4ページ(見開き2ページ)にわたり掲載いただきました。
■テーマ
今回は「オーナーになるプロセスとその先の話」がテーマ。
これはドリフが「note」で展開しているストーリーに合致。
平凡な会社員が一念発起して小商い(個人事業)を立ち上げて今に至る話です。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/135368497/picture_pc_a4a2f25ab87ac12d683a6430624e75b1.jpg?width=1200)
かなり美化されていて少し恥ずかしくもありますが、プロの方に自身やお店を記事にしてもらえるのって素直に嬉しいですね。
ドリフ推しのブランド・プロダクトも紹介していただいています。
みんながいるからドリフは成立しているし、この狭く深い品揃えができるのはウチだけだと思う。感謝と誇り。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/135368520/picture_pc_02ce04745a540f2d88ab62a0e0c8eee5.jpg?width=1200)
機会があれば、読んでみてください。
恥ずかしいけど。
■4年ぶりの取材なわけ
実はこの4年間、殆どの取材をお断りしていました。
(とはいえ、オファーがたくさんあったわけでもありません。。。)
元々、LOCALの特集か、ドリフに来たことがある人たちの取材しか受けない方針を持っていましたが、いつの間にか
「見開き2ページ(全4ページ)以上の特集以外は受けない。」
という、超面倒くさい方針・回答に変わっていました。
自身が「天邪鬼」なことと、プロモーション(に見えるのが)嫌いなことが背景にありました。同時に雑居ビル2Fのひっそりとした小箱のブランディング的な側面もありました。
でもって今回、本当に「見開き2ページ(全4ページ)以上の特集」のお誘いが来ちゃったんです。断る理由がありませんでした。
「読者にも会社員の方々がいて、パラレルキャリアで始めたストーリーは刺激になるかも」という話もいただき、一助になればと思ってお受けしました。
結論、とても嬉しいです。
プロのライターさんが自身とドリフのことを記事にしてくれる喜び。
素直になったら嬉しいことがありました。
それはそうと、上記のような「偏屈」に至るのには別の理由がありました。
■取材を受けていなかった本当の(恥ずかしい)理由
「メディア取材に関して、勝手にこじらせていた。」が本当の理由です。
開業初期には出たい雑誌がありました。
ポパイやブルータス、フイナム、RICEあたりをイメージしていました。
素人が始めた小商いにおいては「カッコ良い目の認知」が欲しかったのです。
開業1年目くらいから上記の雑誌で、クラフトビール特集や山道具屋特集の類が続々と組まれメディア露出が増えました。
特にクラフトビール特集では「ドリフは選ばれる」と確信していたが、どの雑誌からも声がかからず拗ねていました。(かっこ悪!)
苦々しい気持ちで、記事を立ち読みして「まぁそうなるよね。」って言いながら、一方で「どこも出てくる店一緒じゃん。もっと面白い店載せろよ。」なんて毒づいていました。同時に「編集者の嗅覚はそんなもんか。つまんない。」と。全て他責にしていました。(ダサっ!)
めちゃくちゃ「承認欲求」あったんですね。って気づきました。(恥)
ドリフは自分自身と関わってくれる仲間達の大切な場所なので、コアな人達には「評価されたい」と思っています。一方で万人受けする店でないのも認識しています。
そうこうしているうちに自然とSNSを通じて事業継続するのにギリ困らない認知(フォロワー数)を得られていたことも含め、「見開き2ページ(全4ページ)以上の特集以外は受けない。」って表現に至りました。
今思うと、選ばれなかったのは「つまんないのは僕らの方」「魅力がない(実力不足)」に尽きます。
ましてや僕らは「ビール」も「旅道具」も集団に属さず、コネ作り的なことは一切しない「かわいくない」奴らなんですね。要は横のつながりで推される店じゃないんです。
僕たちは馴れ合いで判断を邪魔しないことを意図しています。でもそういった営業努力ができることも実力の内だということも理解しています。
あ、唯一、知りたいのは「認知されてなかったのか」「認知されてて選ばれなかったのか」です。誰か知ってる雑誌関係者いたら教えてください。
でも心の中では、自分以外の人に伝えてもらえる機会を探していたし望んでいた。
ってのを本取材を通して気づきました。
「素直さ」は失っちゃいけません。
■今後について
「ドリフがやりたいこと、なりたい姿に合致する取材は積極的に受けたい。」
なので、取材お待ちしています(笑。
ドリフのコミュニティの新しいメンバーが増えていくようなアプローチになればいいなと思っています。新しいお客様や次世代に届くようなコンテンツが理想です。
後段は「どうでもいい、恥ずかしい話」でしたが、自分達の歴史を振り返るときに残しておきたい感情なので、ここ記載しました。
これからも素直な天邪鬼でいきます。
47歳 中学生より