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5年目 クラフトビール「卸」という「仲間探し」はじめます。
飲み手が売り手になり丸4年が経過。ずっと温めていた「卸」をはじめます。
ただの卸ではなく「見える卸元」になれることが目的です。
まずは「始める」という宣言であり、
2023年10月から「緩やかな募集」のスタートです。
とはいえ、アテもなければ需要の有無も不明。
ドリフがやる意図は「繋がり」を作ること。
小規模飲食店や小商いする人達との「仲間づくり」とその仲間を通じてマイクロブルワリーのビールとの接点を作ること。
総じてクラフトビールは鮮度が命。
小規模飲食店ではケース単位や12本ずつの混載でも適正な期間内に提供しきれない場合があると思います。
一方で、この店のこのメニューと、あのブルワリーのIPA合わせたら美味いだろうなーとか思うこと多々。クラフトビールの余地はあります。
僕たちは街場のLOCAL酒場や商店が大好き。お金を使うなら極力個人経営の店で使いたい派。そんなお店と一緒にクラフトビールの卸を通じて、相互に楽しい関係と少しづつの儲けを創出したいと考えました。
クラフトビールの素晴らしさって味だけじゃなく、ジャケやストーリー。
特にストーリーの一部にどこで飲むのか/買うのかもあると思います。
その重要なストーリーの一部に「ドリフが/ドリフとセレクトした」ってのを好んでくれる店やそんなお客さんがいる店と一緒にやりたいと考えました。
うちの強みは「外遊び好き」をコアとする「文化系体育会的コミュニティ」。
ハイキング・トレイルランニング・バイクパッキング(チャリ)を中心とする外遊びが好きな人が集まる個人店(飲食店・カフェ・専門店・ギャラリーなど)との相性が良いのかなと考えています。
もちろん、ドリフが仕入れているビールは皆、味はもちろんその作り手/ブルワリーの考え方やビールのストーリーを語りたくなるものを取り扱っています。
4年間「自分達の言葉で」ブルワーの作品に言葉を添えてお伝えしてきました。ポッと出のビール好き素人が始めた店だからこそ、ビールに失礼のないように丁寧に向き合う必要があり、SNSと店頭での説明に関しては、営業時間以上に時間をかけて準備してきた自負があります。
「やりたい/やります」って募集って言っておいてなんですが、全部のお誘いには乗れないかもしれないんです。
そもそも募集が来るかどうかもわかりませんが。。。
(来なかったとき恥ずかしいって不安はあるけど、僕たちはそんなことを繰り返してきたので慣れっこです。)
というのも、僕らのような規模で「卸」をやってもぶっちゃけ殆ど儲かりません。
例えば10件の卸先を持って週1回の注文もらっても、それを横流しで箱に詰め届けるのって、僕たちにとってはとっても「つまらない作業」なのです。
それはまた、ブルワリーの作った作品やブランド価値の転売でもあるように僕らは感じてしまいます。(あくまで僕らの価値観です。)
そんなやり方しても「楽しくない」し続かないのです。
だったら「ドリフ」の価値観やコミュニティが好きだったり、興味があったり、店としての親交を持ちたいなって思ってくれる人のために、その店に来るお客さんのことを想像しながらドリフがセレクトしたい。それに価値を感じてくれる店に「ドリフセレクト」として卸したいし、それを言ってほしいのです。
最初は時間をかけて仲間探しして、1−2軒からじっくり深くやりたい。
将来的な理想は長く付き合える5軒くらいと丁寧に深くやりたい。
基本は相互に店を知ってから始めたい。店のぞいて「最近どうすか?」なんて会話をしたりしながら。
そんな感じなんで開始までに時間がかかってしまうかも知れませんが、その辺ご容赦いただけると幸いです。
まだイメージで言語化が足りないですが、以下のようなイメージです。
・個人経営の小規模飲食店または飲食免許を有する物販店など(飲食許可必須)
・基本相互の店(現場)を知った状態で互いの価値観を共有できていること
・ドリフセレクトとして任せてもらえること(もちろん一緒にセレクトOK)
・セレクト背景などのストーリーは提案します(一緒に作りましょう)
・基本はスポット対応ではなく継続案件を前提にしたい。
・配送は近所ならチャリで届けます。まずは行き来できる近所が理想。
・SNSでの連携なども視野に相談しましょう。(配達報告など)
気になるお店のオーナーさん、まずはドリフのインスタDMまで連絡ください。
※「卸」という表現を使用していますが、免許の位置づけ的には開栓してご提供される飲食店様への小売です。酒販店様への「卸」は行っておりません。