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銀色の棒を集めてる


我が家の小さなスプーン達

気付いたら小さなスプーンが増えてた

集めている意識は無かったんだけど

思い出してみると実家を出て一人暮らしを始めたタイミングで少しづつ買い足してた気がする
10年程かけて少しづつ増えていったことになる

大体は100均とか普通のスーパーでも売ってる物なんだけど、実はこの中にちゃんといい値段のするスプーンもあったはず

でもどれがそのスプーンか覚えていないため全部100均のスプーンと同列の扱いをしている
すまない

まあ値段云々というより使うためのものだからと言い訳してる
高いスプーンが欲しかったわけじゃないし

この辺のどれかだった気がする


写真にあるような小さなスプーンの他にも所持はしてる
カレースプーンみたいな大きいのとか

でもそういうのは不思議と買い足そうとは思わなかった

買おうか、となるのは手に収まるくらいの小さなスプーンだけ

あと過度な装飾が施されてるのとか、アイス専用と謳ってるスプーンとかも欲しくならない

あくまでただのスプーンと呼べる程度のものが好き


このくらいなら可愛い


写真の中のスプーンが全てではなく、家中かき集めればまだある
なんでこんなに買ってたんだろ

正直言葉で説明できるような理由はないかも
スプーンに特別な思い入れがあるわけじゃないし


でも一つ挙げるとすると
”なんでもないことを選ぶ”のが好きかもしれない

よくアイスとかプリンを食べるんだけど
毎回どのスプーンにしようか選んでる

別にどれでも味は変わらないし、気分的にもあんまり影響はない
それでも一旦どれにしようか選ぶ工程を挟んでる

なんというか
ストレスが一切ない選択って言えばいいのか

選ぶという行為は好きだけど、多くの場合何かを選ぶためには選択肢の数だけ考えなくちゃいけない
それぞれ選択肢の先はどうなるか、損得はあるのかみたいな
まあ全ての選択がそんなに複雑なわけはないけど
選ぶって行為自体は複雑であると思う


でもここでのスプーンを選ぶ行為はなんの複雑さも無い

結果は同じ
アイスうまいなって思うだけだね

それでもその結果の中に自身の意思があると思えるのが好きかも


丁度良いんだろうな
アイスみたいなデザート食べるのはちょっとだけ特別ではあるけど
めちゃくちゃ重要な行為でも無い
何で食べるかなんて本当はどうだっていいけど
選ぶのはちょっと楽しい

アイスのスプーンを選ぶってのは、私にとって絶妙に気持ちがいい行為なのかもね


まだこれからも少しづつ買い足していくと思うけど
どんなに増えても困ることはないだろうな

スプーンの選択肢が増えた所で、この選択はなんでもないことだし

ただ、台所の引き出しに収まる程度には整理しとかないと


一応今の所のお気に入りはこれ


#ハマった沼を語らせて

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