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人間関係で悩むなら「学習する組織」のメソッドで、現実を変えて自分らしく生きる

2022年頃から、オンラインサロンや学びの場に通うようになった。
いまは、オフラインでの学びの場に通っている。
学んでいるテーマは、「学習する組織」だ。

「学習する組織」とは、1990年代に、サチューセッツ工科大(MIT)教授であったピーター・センゲ(Peter M.Senge)がまとめた経営の組織論である。
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今やGAFAMを代表するアメリカの企業が台頭しているが、1980年代は、アメリカ経済は停滞しており、日本経済の方が好調だった。日本の企業の強さとして、「組織文化」「チームワーク」「忠誠心」など、目に見えないものがあった。
その後、欧米の「成果主義」が導入されると、これらは「良くないもの」とされ、失われていってしまった。
(成果主義がどれほど、人を分離してしまうもので、日本に失われた30年をもたらしたのかは、別のnoteで書こうと思う。)

こういう風に書いていると、会社で働いている一部のビジネスパーソンを対象とした小難しい内容と誤解されがちだが、そうではない。

誰しもが、組織に属している。

組織は、人の集合体だ。
会社はもちろん、家族も友人関係も「組織」だ。
組織の中で、どのように調和を図り、個として創造性を発揮しつつ、共に新しいものを生み出していくというプロセスについて語られている。

すべては人間関係の悩みからはじまっている

私が何故、学習する組織に、アドラーよろしく、全ての悩みが「人間関係」にあるというように、2022年頃から周りと上手くできない自分が現れたからだ。

これまでは、なんとなく「合わせられた」、「我慢できた」ことが、できなくなっている。

もしかして、「繊細さん(HSP)」だった?。それとも、「風の時代」で水瓶座の影響を受けたのだろうか。(星読みという存在にあったのもその頃だった。)
などと色々と考えていた。

心理学にはまったのもその頃だ。自己内省を繰り返しながら、「どうありたいのか。」、「何をしたいのか」、「何ができるのか」ということをずっと考えてきた。

その先に見つけたのが。「学習する組織」だった。

人間関係に悩む人へ。学習する組織こそ、現実を変え、自分らしくいきるために「学ぶべき」ことだ。

学習する組織は、5つのディシプリン(要素)で構成される。
何か難しい言葉だなと思うけれど、「目に見えないもの」を観る力について語られている。

  1. システム思考

  2. 自己マスタリー

  3. メンタルモデル

  4. 共有ビジョン

  5. チーム学習

私たち自身も組織の一部である。
イヤなことや嫌いな相手がそこに存在している。環境が悪い。成果があがらないなど。所属している先での不満は絶えない。

だが、自分も実際にはそこに所属しており、上記のような現実を創り出していることにすくなからず寄与してしまっている。

例えば、悪口・陰口ばかりで環境が悪い。とする。
自分自身は、それには加わっていないとしても、その状況を変えようとはしていない。あなたが変えようとしていないことで、他の誰かも空気を読んで「変えない方が良い」という行動を選択している可能性がある。
人は、周りの環境に影響されるからだ。

そのような一人ひとり行動は、場におきる何かを「促進」させたり、「抑制」したりと相互に作用する。

そして、一人ひとりの行動は、その人の「心」(前提となる考え方や価値観。こうして欲しいという望み)によって生み出される。

自分の中に、そして相手のなかに、どんな「心」があるのか。それをお互いに出し合い、理解していく必要もある。

形式だけの「会話」や「飲み会」では、課題となっている何かを変えることはできない。

私たちは、お互いの「対立」を避けて、言いたいことを言わないでいる。その結果、日々の人間関係のストレスにさらされ続けている。

「対立」を超える「信頼」の構築が必要だ。形式的な関係性を超えなければ、ずっと生きづらさを抱えて生きることになる。

前に進むパワー。学習する組織のメソッドにそれを感じている。



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