#92技術家庭科の授業で「丸太」を使った工作が実施された。当時の私は、丸太を切るだけの「コースター」を作った。発想力も努力も何もなかったし、打ち込むことがダサかったけど大人になって変わった私。(貧困幼少期からNPO代表理事までを振り返る)中学時代振り返り日記#毎日更新
気が付けば92日!無色(無職)化して20日!早すぎて驚いています。任意継続の保険証が届く前は、全額負担の治療費に驚愕。日頃、医療費3割負担という事しか意識していなくて、感覚が麻痺するので、意識を高めるにはこの暮らしは良いなと思いました(笑)心がけは変わると感じました。
丸太を使った工作
中学校の技術家庭科は正直何のためにあるのか分からなくて、目的も考えることもなくただ淡々と授業を受けていました。
なぜ半田こてを使ったりしたものの、なぜそれを使えなきゃいけないのかが分からなくて物凄く苦痛でした(笑)
日常にない工具過ぎて・・・
そんなある日長さ15cm程・幅10cm程の丸太を渡されました。先生が『好きに工作をしてください』というのですが、何を作っていいかが全く分かりませんでした(笑)
私は何を創りたいという気持ちもなく、正直メンドクサイことは避けたい気持ちだけがありました。家庭環境や近所・友達関係全てにおいてホッコリできることがなく、めんどくさかったからこそ、他のことはあまり考えずに過ごしたいと思っていました。
なので、私は丸太を横にスライスするだけの「丸太コースター」を創るということを決めて切る作業を行いました。丸太を工具で挟んで固定して約2cm程度に切る。
丸太は手作業ののこぎりで綺麗に切れず、表面がギザギザになります。「コースター」というからには飲み物を上に乗せられるハズなわけですが、乗せられるはずもないぐらい傾斜になっていて傾きます。それでもやすりで必死に整えたら先生から「OK」の言葉を貰って(くだらないなぁ)としか思えませんでした。
何が下らないかというと、丸太で何を作る作業が、何のために必要かも感じられなかったからです。今考えると、創作意欲や丸太から何かを完成させる工程に喜びを感じて欲しかったのかもしれませんが、のこぎりを触ったり、半田こてを使うことが未来に役立つとは全く考えていませんでした。
残って仕上げる人もいましたが、切るだけのコースターを早々に終わらせて、部活動にも所属していない私はテレビドラマの再放送を見ていました。
今思い出すと頑張る自分・打ち込む自分をみられるのがとても嫌でした。打ち込むことがかっこ悪いという価値観が自分の中にあったからです。どうして打ち込むことがかっこ悪く感じたのかはわかりませんが、めんどくさそうにすることが一つのカッコイイ姿だったのだと思います(笑)
大人になると打ち込めることがある事がどれほど自分を救ってくれることがあるかとか、見たことない世界に連れてくれるとかあるなって思うのですが、ダサく地味な生徒でしたがどこか人の目を気にしていた思春期だったのだなぁと思います。
丸太についても活かした何かを作れたら良かったなぁと木材に申し訳なさを感じます。
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ささいなことで人生は変わる!
その一歩は自分が踏み出すこと。見て下さったあなたの何かを踏み出す
キッカケになればと思って綴っています。