
#100『15の夜』2人乗して校庭を走ったり、教室の窓を割る人たち。不良の心理は理解不能でしたが「未来の自分が今の行動を見ても、その行動をするか?」で判断するといいのかなと思う(貧困幼少期からNPO代表理事までを振り返る)中学時代日記#毎日更新
100日連続投稿達成。ありがとうございます!noteを読んでコメント下さったり、スキ・・ありがとうございます。エピソードをはしょったりしているものもありますが、100日目は・・学校で不良が暴れた話(笑)
みんないつか大人になる。目先の欲望はあれど、未来から今を見て判断してもそれをするか?
毎日学校の後に塾へ通う暮らし。冬になると、私立を受験する人、専願で合格をしている人、滑り止めが決定している人等が現れ、羨ましくも理解はしていませんでした。
私はカツアゲをされたり、カラオケに他校が乗り込んできて歌われたり、煙草に誘われたり(中学では喫煙はカッコイイという状態になり、隠れて吸っている人はいました)していましたが、不良になりたいはありません。
カツアゲされたエピソード(小学生)
煙草を断ったエピソード(小学生)
カラオケで他校生徒が歌っているのを見守ったあの日(中学生)
周りが呼び出しを食らっていたエピソード(中学生)
私が不良にならなかった社会からの片親への偏見エピソード
隣はヤクザ№2です。警察が時に暴れている隣人を連行していく音や、日常の異音(異常に大きい。何しているか不明)が聞こえるので不安でした。
不良=ヤクザだとは思っていませんでしたが、自分が体験していた『弱い人をいじめる世界』には納得もかっこよさも感じていませんでした。弱いものをいじめるものは簡単です。だって弱いってわかっているんだもの。だけど本当の強さって、そういうものじゃないですよね?
ーーー
ある日
ーーー
ちょっと離れたところから聞こえる、先生の声と原付バイクのような音。
ぶーんぶぶぶーん
『こらぁーーー』
(・・・・なんだ?)
先生が『自習するように!ちょっと出る』と教室を後にします。
どうやら校庭の方から聞こえると、窓から様子を伺う者。校庭に確認に行く者。教室はざわざわ。
『なんか○(1歳下の不良的な存在)が原チャに乗って来てるみたい』
『あぁもうやんちゃやなぁ(笑)』
(なんで・・・受験生の時期にこんなことに・・・)
と私は思っていました。
『ちょっと見に行こう!』
(まじか・・興味ないよ・・・)と思えど、
『いこいこ!!』と盛り上がり始める周り。
「・・・うん。バレたら先生に怒られるかなぁ‥」
『大丈夫やろ!他の部屋からもみんな出ているやん?』
自分の思っていることを言えない私(笑)断れず・・・教室を出る。『赤信号、みんなで渡れば怖くない』的な誤った行動。
みんなでしても悪いことは悪い事です。
校舎の物陰から校庭を覗くと、原付バイクに2人乗りで走り回っている生徒に、先生が話しかけている様子が見えました。
(な・・・・なんじゃこりゃ・・・)
そんなことをしていると、職員室から先生が出てきて
『何してるんやっ!!教室戻りなさい!』
(うわぁぁ・・・)
『戻ろっ!』
廊下を上履きで必死に教室まで戻ります。
『廊下は走るなッ!』
(わぁあっぁ)
教室に戻ったときは心臓が怒られたことのドキドキと、走った後の動悸で乱れていました。
ドッ・ド・ド・・心臓の鼓動が全身に共有される中で、教室に戻り自習を再開する中でも、やっぱり私には理解できませんでした。
何のために、学校に2人乗りでくるのか?
怒られるのはわかっていますよね?だって免許取得もしていないし、教師側からすると怒るしか選択肢はないです。
なのに・・・何で来るのか?
『もう○やんちゃやなぁ(笑)』という笑いも私には一切理解できませんでした。授業をまじめにやっている教師が、フォローに入らないといけない環境ってなんや?という疑問です。
真面目にしていると不真面目な人に妨害されるのか?それっておかしくない??って思うのが私の気持ちでした。
ーーー
ある日
ーーー
学校に行くと、教室の窓ガラスが割られていました。
(ま・・・・まじか・・・)
誰の仕業かはわかりませんが、私が思ったことは、窓ガラス割って何がおもろいねん?
中学生は思春期。大人への反発や反抗したい気持ちが出るのが判らなくもないですが、窓ガラスを割って何を現わしているのか?主張したいことが意味不明でした。
所詮中学生はどれだけかっこつけても、義務教育で学んでいる最中なのです。自分がしたことは未成年である以上親が尻を拭うのです。権利と義務はいつも両面。義務を負っている中で、権利だけの主張は出来ないと思っていました。興味がなかったというのもありますが。
権利と義務を学んだエピソード
人生は思っている以上に長く、そして短いと思っています。怒りや悲しみ、色んな事が起きることもありますよね。
どんな時も後悔しない自分なりの生き方としては『未来の自分が今の自分がすることを応援してくれると思うかどうか』は一つの判断になるのじゃないかと思います。
ちなみに窓ガラスは、割られたまま卒業式までふさがる事はありませんでした。黒いゴミ袋をはって冬を過ごしました。お陰で寒かった‥‥です。
これも真面目にしている人が寒いっておかしくない?っていう疑問でしたが、学校は税金運営ですので修繕がサッサとされるわけないですね。
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ささいなことで人生は変わる! その一歩は自分が踏み出すこと。
見て下さったあなたの何かを踏み出す
キッカケになればと思って綴っています。
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