#21成長について一言物申す!身体は知らぬ間に育っても、中身は一緒には育たないんですよ。だからこそ、心や思想の成長は意識しないと中々育ちまへんで。(貧困幼少期からNPO代表理事までを100日で振り返る)
教育とは突き詰めると2つあるんじゃないかと考えています。
・知識を教える事・生き方や在り方を教える事。
知識は勉強ですぐ得られるけれど、人間社会で後者のミエナイ教育がとっても大切なんじゃないかと考えています。
今日は母に振り向いてほしくてとった行動を・・
玉子焼きとウインナー、焼いたよ!
小学2年生2学期には火をつけることはできるようになっていました。
母の役に立ちたい、褒められたいが原動力で、ご飯を炊いて、スーパーで玉子とウインナー買って焼きました。
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夜
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「お母さん、ちょっと作ってみたよ」
『うれしいわ~。ありがとうね』
喜んで食べてくれる姿に、嬉しさで心の中に温かい満足感が拡がりました。
(お母さんに喜んでもらえた♪わーい)
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翌日
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私は母に喜んでほしいと思い、またスーパーで同じものを買って作りました。同じメニューを作りたかったわけではなく、焼くものということの想像力が乏しいのでした。
(また喜んでもらえるかな♪ワクワク)
「どう?」(ワクワク)
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『毎日一緒は飽きるわ』
がーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん
(心が一瞬で冷えて、何も言えなくなりました)
「もう・・作らへん・・・」
スーパーに行っても何がどこにあるかもわからず、詳しいのはおやつ売り場です。さらに、110cm前後程度の視点では物が見渡せることもないのです。飽きるといわれても、お湯を沸かすか、焼くが関の山だったのです。
『今度はお魚も焼いてくれたら嬉しいかも』とかであれば(そうか!お魚も焼いたらいいのか?魚コーナーをみてみよう!)となったのかもしれませんが、飽きるわという感想だけでは、どうしたら喜ばれるのかの改善要素がありません。
褒められるがゴールでしたので、心が折れて終わってしまったわけですが、もう一回挑戦できる機会があれば成長できたのではと感じています。
お子さんがいらっしゃる方は、何かなんだ‥っていうことはあるかもしれませんが、至らずとも精一杯に取り組んだ結果なので、ヒントを出してもう一回挑戦できる機会を提供できると、成長できるキッカケになるのではと感じます。
身体は知らぬ間に育っても、中身は一緒には育たちません。
ただし、育つキッカケがあれば、いくつになっても、どんな環境・状況からでも変化し、成長しつづけられると感じています。
NPO活動においても、教育としての教える・教えられる側という学びの時間ではなくて、お互いを尊重できる場を通じて、共に育つでの共育を大切にしています。共に師であり、学徒という関係です。
人生は計算式のように明確な正解があるわけではありません。
だからこそ、人との出会い・会話や体験を通じて、新しい発見や答えが見つかったりするキッカケになればと活動しています。
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ささいなことで人生は変わると信じています。
それは、人生の大きな決断の手前にあるキッカケになるのではないかと。節目を思い出すと決断の前には、ささいなキッカケがあったからです。見て下さったあなたの何かのキッカケになればと思って綴っています。
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