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台北食い倒れ① 阿琪師小籠包

台北に4日滞在した。旅行記を兼ねた食べたもの紹介をしたいと思います。

台北桃園空港に14:30時過ぎに到着した。普段は松山空港に着く飛行機を好んで使う私たちだけど、今回は諸々事情があって桃園着便を選択。ぽちにとっては初めての桃園空港。

絶賛実施中の抽選会にぽちが既に当選していたので、商品を交換。

使い道を綴った記録はこちら。


両替等一通り用事を済ませ、市内に着いて街歩きを始めた頃には既に17時。桃園やっぱり遠いなぁと痛感しながら、移動開始。

台湾にはわたしが日常的に使っているシャンプーのお店があり、一年前に買って帰った巨大ボトルがもう無くなりそうだったので、初日のうちに買うことにしていた。本当はホテルからより近い中山駅の三越へ行ったのだけど例の「5,000元」が使えないことが分かり、念のためそごうで使えるかを確認しようと忠孝復興駅へ。結果的にそごうも三越と同じで「フードコートだけ」ということだったので、やむなくそごうで買った。

※実はこのお店は日本にも出店しており、円安の昨今では台湾でわざわざ買うメリットも少ない。ただ今回は偶然にも母の日イベントをやっており31%割引になった上、同じフロアで免税手続きも出来たので、結果的に円安でもお得に買えた。

すっかり夜も更け、街に灯りがともっていた。忠孝復興駅といえば、私たちにとっては思い入れのある「蔥油餅」の屋台がある。たぶん商品は蔥抓餅なんだけど、その屋台には前者で書いてあったので、私たちはツォンヨーピンと読んでいた。

コロナ前、そのおじさんの屋台に来るのが大好きだった。以前台北に住んでいた友人が教えてくれたその屋台の味は、わたしが今まで食べた屋台グルメの中で一番美味しいと思っていた。ぽちも1発ではまってしまい、毎回おじさんいるかなぁと言いながらこれを食べるだけのために、この駅へ向かった。

去年来た時はおじさんに会えず、今年こそはと思っていたけど、今年も見かけず。おじさん、辞めちゃったのかな。。。と2人で残念な思いでいる。ぽちは、あのおじさんに技を伝授してもらい、日本で店を出したいとまで言っていたのに。

ざんねんな気持ちのままホテルに戻るのが嫌で、この周辺、東区といえば私たちがもう一軒通う店があり、立ち寄った。それが阿琪師小籠包。

6個で90元

路地に出ている屋台店で、メニューは小籠包と酸辣湯だけ。小籠包は原味(オリジナル)のほかに何種類かあるけど、食べ比べた結果オリジナルしか食べなくなった。ぽちは酸辣湯が大好きで、ここのは美味しい!といつも注文する。

一個一個、屋台の軒先で手作りしているのを見ながら、出来上がりを待つ。無愛想な店員さんはいつもイヤフォンをして、何かを聴きながら仕事してるので、オーダーするタイミングが難しい。今回は叫んでも聴こえず、隣にいた台湾人のお客さんが「老闆娘!」と叫んでくれて、やっと気づいた。観光客にはちょっとハードル高めの路地に丸椅子が放り出された店。ここは以前台湾グルメをいっぱい書いて本まで出されたブロガーさんが紹介してたんだけど、この店で観光客と会ったことがない。

あつあつの小籠包を頬張った瞬間、わたしの苦手な八角がうっすら香る気がした。ぽちは気にならないとバクバク食べる。二つ目を食べると気にならなくなり、わたしもパクつく。あっという間に完食して席を立つ。

台湾のこの手の屋台は飲み物は持ち込んでも問題がない。ぽちは慣れてきたので、オーダーした小籠包が出来上がるまでの間にコンビニへ行き、いつものビールを買って帰ってきた。

ああ、台湾に戻ってきたね。

ふとそんな言葉が口をつく。
来たではなく、戻った、になっている私たち。
この後も美味しいもの巡りはつづく。

◾️阿琪師小籠包◾️
台北市大安區大安路一段41號

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