ビタミンDは今を乗り切るのに必要な栄養素
あっという間に5月も終わろうとしています。
この3ヶ月間にわたりstay homeが叫ばれ、
あまり太陽の光を浴びずに過ごした方も多いのではないでしょうか。
カルシウムが骨や歯を丈夫にする事は皆さんよく知っていると思います。
しかしカルシウム単独では体への吸収があまり良くありません。
ここでカルシウムの働きを助けてくれる栄養素が、
ビタミンD
です。
ビタミンDは食べ物としては鮭やマス、干ししいたけ、きくらげ、鶏卵などに多く含まれます。
カルシウムを多く含む小松菜や海藻類、魚介類、豆腐、牛乳、チーズと一緒にこれらを摂る事でその働きを助けてくれます。
しかし最も人に多くビタミンDを供給しているのは皮膚に紫外線が当たってつくられる経路によるものです。
自宅から出ない自粛生活ではこの経路が不足するためビタミンD不足に陥ってる可能性があります。
今朝のテレビでも高齢の男性が感染を恐れてほとんど家から出ていないとお話されていました。
好きだった地域のカラオケ会も出来ず、運動不足や紫外線不足により骨や筋力低下、うつなどのリスクが高まる事が憂慮されます。
今の季節ですと晴天の日、1日に20分から30分の日光浴が有効とされています。
女性にとてはシミなどの大敵と避けられる紫外線ですが、適度に浴びる事も大事なことだと思います。
ビタミンDには骨を強くする以外にこの時代を生き抜くのに大事な作用が報告されています。
それが免疫力を強くし調整する働きです。
ウィルスが気道に入り込んだ時、粘膜層を強くしてウィルスが入り込むのを防ぐのにビタミンDが働きます。
さらにビタミンAと強調し免疫反応を調整しかぜやインフルエンザなどの発症予防に関与することがわかっています。この時亜鉛も必要となります。
その他にも、糖尿病やがん、うつの予防にも有効という報告があります。
感染予防のために1日中家の中にいるのは一方で骨を弱くし、筋力の衰え、うつの発症、免疫力の低下につながる側面を持っています。
人混みを避けながら適度な日光を浴び、運動を継続する事が必要です。
食事、運動、睡眠が基本です。
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