M&A仲介業界のコム・デ・ギャルソンを目指して
唐突だがGOZENはM&A仲介業者のコム・デ・ギャルソンになりたいと思っている。文字だと大それすぎていて恐ろしいが、2023年に1年間GOZENを運営して、ワンチャンなれるかも?と思っている。
それは自分が川久保玲氏と同等のクリエイティビティーがあると妄想しているからではもちろんなく、今日現在日本にあるM&A仲介業者の中で、M&A仲介業界のギャルソン目指す、と思っている事業者はおそらくゼロだと思うから。2024年、GOZENのギャルソン化を進めていく。
黒の衝撃でメイクマネー
ギャルソンが好きなのは、「黒の衝撃」でファッション界のグローバルレベルのキーストーン種になっているから。
ファッションの歴史的コンテクストに残るレベルで文化的な価値を作り出した。そして、それだけじゃなくて商業としても成功している。ユニクロの昨年の売上2.7兆円には比べるべくもないけど、国内100店舗、海外30店舗を構え、売上400億。美しさでメイクマネーしている。GOZENは社会や文化に資する事業の流動性をM&Aで高めて経済的な事業価値を向上させるために存在している。ギャルソンはGOZENにとって最高のインスピーションソース。
健やかさでメイクマネー
2024年は特に”健やかさ”に注目してソーシャルM&A®︎していく。例えば、健やかな非連続成長。2023年、エクイティ調達は馴染まないけどこれアセットがあったらめっちゃ面白くできるよね、というイケてる事業・イケてるクリエイターにたくさん出会った。GOZENを触媒に、M&Aで飛躍する世界線を作りたい。健やかな非連続をたくさん作りたい。
あるいは、健やかなアービトラージ。BSの右下が大きなファミリー企業、地元の名士的な企業、事業投資に関心があるアトツギベンチャーと、シードフェーズの事業、成長余力のあるスモールビジネスはすごく相性がいい。でも両者の接点はまだまだ少ない。リボン図ビジネス事業者としての自分の矜持は、触媒がなければ成立しえなかったマッチングをいくつ作れるか、”今ここにない出会い”を作れるかだ。商売なのでもちろん手掛けるけど、東京のイケてるベンチャーを東京のイケてる上場メガベンチャーが買収するのは半ば必然だろうし、そこでの仲介業者の役割は潤滑油に近い。それよりもナローパスだけど相性抜群なマッチングをして、がっつりメイクマネーする。
M&A領域でブランドビジネスする
ソーシャルM&A®︎というキーワードや、1deal,1donationというコンセプトでGOZENがやろうしているのは、M&A仲介領域におけるブランドビジネスだ。意味のイノベーションや芸術起業論を実践している。収益性が高いM&A仲介領域で、紙のように軽いBSに、ブランドという文化的無形資産と、デジタルアドや爆撃DMとは違う経済的価値の高いコンバージョンファネルを構築する。
日本経済の屋台骨を支えるメガディールは投資銀行が、事業承継問題の解決は日本M&Aセンターが、安い早い美味い的なマッチングはbatonzがやられていく。GOZENはコム・デ・ギャルソンを着て、健やかなディールをアレンジして、新しいトラフィックを創出する。