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不朽の名作、火星シリーズ

大学受験の勉強から逃避するため、本屋で長時間粘った末、内容は無視して、装丁の美しさに惹かれた2冊、画像の「火星のプリンセス」と「地底世界ペルシダー」を買った。家に帰って確認して驚いたのが、両方とも作者(エドガー・ライス・バローズ)が同じだったこと。それでもすでに12月だったこともあって、火星のプリンスだけ読み終えて、受験勉強に戻ろうとしたら、その面白さに引き込まれただけでなく、最後の最後にプリンセスがさらわれて、ページに刻まれた「つづく」に驚天。気づけば本屋で、火星シリーズ全11巻、地底世界ペルシダーシリーズ全7巻、金星シリーズ全5巻を購入していた。

結局、受験勉強どころではなくなり、気づけば除夜の鐘。それでも焦りよりも充実感の方が上で、むしろ受験勉強にしっかり切り替えることができたほど。後にも先にもSFはもちろん、宇宙SFにハマったのは高校3年のあの冬のみ。そしてバローズの作品のみ。しかも理由は装丁。ゆえに他のSFには興味なし。

忘れられない懐かしい想い出。

#宇宙SF
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#エドガーライスバローズ

#SF小説が好き

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