マイクロアトール @44
宇検村のトレイルMAPでマイクロアトールなるものを見つけた ↓
『 自然が創り出した奇跡のサンゴのテーブル。浅瀬のサンゴが成長するにつれて海面に達してしまい、横方向に成長して円柱形となっている。大潮の干潮時にのみ、ドーナツ状の不思議な輪が海面に顔を出す。見られたあなたはラッキー!! 』
ということで、本日ピッタシ大潮なのである。干潮時間12時55分にあわせて船越海岸に行ってきた。
初めて来る海岸だ。浜に降りると誰もいない真っ白な砂浜が広がっていた。潮はもうかなり引いており、大小まばらないくつもの円形のサンゴが陸からも確認できる。その中のひときわ大きいドーナツ型のサンゴが、今にも海面に顔を出しそうだ。
大分から来たというチャリライダーと一緒に、直径4mほどの巨大ドーナツと化したサンゴテーブルが海面に顔を出すそのときを待った。「もうそろそろだね」「うん、いよいよ出るよ」「あと10センチくらいだ」「あと5分くらいだ」
しかし、干潮時間をかなり過ぎたが・・結局マイクロアトールは顔を出さなかった。あとほんの10センチほどだというのに。
大分のチャリライダーさんの言うことには、大潮でも時期によって微妙に海面の高さが違ってくるそうだ。そうか、そういうことか。自然の神秘はそう簡単には現れないということか。簡単に見られるハートロックなんかより、このマイクロアトールの方がよっぽど推しがいがある。
顔を出さなかったマイクロアトールだが、それでも大自然の神秘は充分感じられました。でも遠い・・・龍郷から90km、2時間かかったのでした。