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【随想#2】「(自分的)読みたい古典リスト」

【随想#1】「読書について」の続きです。
←に書きましたが、本には種類があると思っており、自分は「友として」の読書に時間を割きたいと思う今日この頃です。

特に「自分の生き方」について、もう一度しっかり考えるべきだなぁと最近思っており、東洋的思想が自分的にはしっくりきてます。自我という妄想が自分を苦しめるのだ、と。このあたり気が向いたらまた書くとして、しかし出家して山の中で修行するならともかく、社会生活を行う上で完全に無我になるのは自分のような人間には難しい。

「無我を前提としつつ、良い社会生活を営むため」の読書、これが最近設定した自分の読書目的です。さらに分けていくと、

  • 実存(個人)

    • 「人」の理解のための読書

    • → ストア派、東洋思想の古典(一は全)

  • 社会(個人-個人のつながり)

    • 「人間」(= 関わりの中で作られる人間性)の理解のための読書

    • → 近代黎明期の古典(一は一、一と全)

読みたい古典リスト

というわけで、上記目的にかなう自分的「読みたい古典リスト」を作成しました。古典じゃないのがあったり、(無理にカテゴリ分したので)適切でないカテゴリのもありますが、まぁよいでしょう。
参考にした資料はこちら。

マーク

  • ◎:読了。noteに感想も書いている。

  • ○:読了。

  • ✖︎:未読。

未読本が多数ですね。。晒すことで、自分の読書の励みにしたいと思います。しかし社会に興味がなかったのがありありとわかるなぁ。最近、社会に興味が湧きつつあるので、これを機に古典で勉強していきたいと思ってます。

新規の本や、読了などあれば随時更新していく予定。

1. 人生

  • ○ 老子「老子」

  • ○ 荘子「荘子」

  • ✖︎ 釈尊「スッタニパータ」

  • ✖︎ プラトン「ソクラテスの弁明」「饗宴」

  • ✖︎ アリストテレス「ニコマコス倫理学」

  • ✖︎ アントニウス「自省録」

  • ◎ セネカ「生の短さについて」(2022/01/22:○→◎)

  • ✖︎ 道元「正法眼蔵」

  • ○ 親鸞「歎異抄」

  • ✖︎ スピノザ「エチカ」

  • ✖︎ モンテーニュ「エセー」

  • ✖︎ ルソー「エミール」

  • ✖︎ アラン「幸福論」

  • ○ ニーチェ「ツァラトゥストラはこう言った」「道徳の系譜」

  • ○ フランクル「夜と霧」

2. 社会

  • ○ 孔子「論語」

  • ✖︎ 孫武「孫氏」

  • ✖︎ プラトン「国家」

  • ✖︎ アリストテレス「政治学」

  • ○ 呉兢「貞観政要」

  • ✖︎ マキャヴェリ「君主論」

  • ✖︎ ホッブス「リヴァイアサン」

  • ✖︎ カント「永遠平和のために」

  • ✖︎ ルソー「社会契約論」「人間不平等起源論」

  • ✖︎ マルクス・エンゲルス「共産党宣言」

  • ✖︎ ミル「自由論」

3. 自然科学(パラダイムを揺さぶった本)

  • ✖︎ ガリレイ「星界の報告」

  • ✖︎ コペルニクス「天体の回転について」

  • ✖︎ デカルト「方法序説」

  • ✖︎ ダーウィン「種の起源」

  • ✖︎ アインシュタイン「相対性理論」

  • ✖︎ ユクスキュル「生物から見た世界」

  • ○ シュレディンガー「生命とは何か」

  • ○ ウィーナー「サイバネティックス」

  • ○ ドーキンス「利己的な遺伝子」

  • ○ ケヴィン・ケリー「テクニウム」

4. 日本にまつわるetc(~江戸時代)①

  • ✖︎「古事記」

  • ✖︎「万葉集」

  • ✖︎ 清少納言「枕草子」

  • ○ 鴨長明「方丈記」

  • 世阿弥「風姿花伝」

  • ✖︎ 吉田兼好「徒然草」

  • ✖︎ 松尾芭蕉「おくの細道」

5. 日本にまつわるetc(明治時代~)②

  • ✖︎ 福沢諭吉「学問のすすめ」「文明論之概略」

  • ○ 内村鑑三「代表的日本人」

  • ✖︎ 新渡戸稲造「武士道」

  • ○ 岡倉天心「茶の本」

  • ✖︎ 柳宗悦「民藝とは何か」

  • ✖︎ 鈴木大拙「禅と日本文化」「日本的霊性」

  • ✖︎ 渋沢栄一「論語と算盤」

  • ✖︎ 宮本常一「忘れられた日本人」

  • ✖︎ 湯川秀樹「旅人」

  • ✖︎ 戸部良一ほか「失敗の本質」

6. 文学

小説・文学作品はほとんど入れていないです。数が多い上、自分の趣向に合っているかは実際に読んでみないとわからなそうなんで。

  • ✖︎ アリストテレス「詩学」

  • ✖︎ ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟」

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