新しい信長像を打ち出した映画「レジェンド&バタフライ」
こんにちは、サカモトです。
今回は、キムタクが織田信長を演じたことが話題の映画「レジェンド&バタフライ」です。
この映画のプロモーションで、岐阜まつりにキムタクが信長に扮し、多くの人を集めたことが記憶に新しいところです。なんと、46万人も集めたそうです、すごい!
この映画が5月12日からAmazonプライムで配信されるようになったので、早速視聴しました。
織田信長といえば、大河ドラマをはじめとして、これまで様々な人が演じ、何百回と演じられてきた人と言えるでしょう。織田信長は「泣かぬなら殺してしまえホトトギス」という言葉で例えられるように、日本人であれば誰しもが激烈なイメージを持っていると思います。
まあ、織田信長については、激烈なイメージかはともかくとして、みんながある程度のイメージを持っていて、ただ演じるだけでは意味がなく、今までにはない新しい一面や新しい視点を見せる必要があると思います。そうでもしないと、今更、織田信長を主役にした映画にする意味はなく、どんな新しい一面を見せてくれるだろうと思って見ました。
この映画はこれまでにない視点は、ズバリ濃姫でした。
濃姫というのは、斎藤道三の娘で、織田信長の正室になった人です。この濃姫を綾瀬はるかが演じるのですが、とにかく強いです。
綾瀬はるかといえば、これまではどちらかというと、天然系でおっちょこちょいな役が大いいイメージですが、これまでのイメージを覆すような凛とした強さを持った女性を演じます。そういう意味でも意外でした。
しかし、うまくハマっていたように思います。そして、映画の序盤では完全に信長を尻に敷く嫁として描かれてました。織田信長が実は嫁に尻に敷かれているというのは、これまでにない視点で、なかなか面白いと感じました。
配役も主役の二人以外、あまり有名な役者を起用しないで、濃姫と織田信長の二人に常に焦点が当たるような演出がされていて、それもうまくいっていたかな。
とにかく、新しい信長像を見ることができるという意味でこの映画お勧めします。
尻に敷かれる木村拓哉と強い綾瀬はるかを見ることができますよ!