地図の話と、「思い込みの力」の話の続き【前編】
【この世の地図と私の地図】
唐突だがまず初めに、
皆様に見ていただきたいものがあります。
言わずもがな、これは
この世の世界地図になります。
私の住む日本があり、私の行ったことがある韓国もある。
私は行ったことがないけれども、イギリスや、イタリア、フランスなど「ヨーロッパ」と言われる地域もあるし、
バチカン市国、中国、コートジボワール、アメリカ、リヒテンシュタイン、スリランカの島々など、皆様もご存知の国々が描かれております。
私が中学生の頃は、世界には192カ国もの国々が存在しているのだと、当時の社会の教師から習いました。(今は数が違うかもしれない)
そして、世界は球体であり、文字どおり地面の球「地球」と呼ばれているのだと。
それについて、私を含め当時の私のクラスの生徒達は、誰も何も疑問を抱かなかったことでしょう。
ニュース、アニメやゲーム、社会の教師が、一般常識として、そう教えているのだから。
では次に、この地図を見ていただきたい。
「これは、世界地図なの?」
「何やこのヘンテコな地図は?」
と殆どの方は思いになるかと…、実際ヘンテコですよね。今まで私達が見てきた一般的な世界地図とされるものとは、似てもいませんので当然です。
これは、私がとあるゲーム内で作成した世界地図になります。
つまり、私の世界地図になります。
私と、そこのあなた以外、誰も目にしたことの無い地図です。ラッキーやね☆
本日はこの世界の地図や形状について、私の感じたことや推察などの話を書いてみようかと思います。
とあるゲームをプレイしてみた感想などをここで書いてみようかな、と思っただけです。
簡単に言えば妄想・私の個人的なメモですので、どうぞ真に受けないで下さい。
本内容に触れてゆく前に、
いくつか注意をあげておきます。
①私はフラットアーサーでもなければ、地球球体説を信じきっているわけでもありません。
私個人としましては、結論は気になりますが、どちらでも良い。
球体だろうが、平面だろうが、トーラス型、円盤型、ドーナツ型、何でも良い。中立的立場です。
ただ、面白い話があるなら、ワクワクするから見てみたい・聞いてみたい。
あなたのソレが真実の可能性もある。
それくらいの心構えでいます。
②球体説vs平面説vsその他の説とで、討論だとか、争うことが目的でもございません。
その辺の話は、一部の宗教の考え方にも抵触すると思いますが、宗教についての討論も目的ではございません。
息を吐いて、肩の力を全力で脱力して、読み進めていただけますと、助かります。
ただ、正しかろうが間違っていようが、私は「自分自身の意見や考え」を持つところに重きを置きます。
言葉が強いですが、それすら持たないのであれば、パスカルの言うように、そこら辺に生えているペンペン草と同じかなと思っています。要は、「パスカれ!」と言うのが私の根底にあります。
間違っていてもいいから、自分自身の意見を持つこと。間違っていることがどこかで分かれば、納得した上で意見を変えれば良い。人の意見を聞いて、それが正しそうだなと思うのなら、意見は被るが、同意見だと主張すれば良い。
今回の内容は、私の個人的見解です。
私は私なりに意見を持っているだけ、
パスカっただけ、になります。
③現在、地理や歴史を勉強中の学生の皆様(読んでる人いないと思うけど…)、今から話す内容は、真に受けると学校で教える勉強に付いて行けなくなる可能性が高いので、ここで引き返す様にお願い致します。
「私達の住む地球は丸い」とかの義務教育で習う一般教養と言われるもの全ての内容が、全て正しいか否かは、私には分かりません。
しかし、それらが全く無い状態で話を進めると、義務教育で習ってきた部分と、そうではない部分の境目が分からなくなると思います。
そして、これから話す内容を真に受けてしまいますと、学校のテストでは点数が取れなくなると思います。義務教育のそれとは、全くかけ離れた内容の話となりますので…。
ここで注意喚起としてご案内させていただきますので、そこについての責任は負いかねますので、予めご理解下さい。
④これから話す内容で、
とあるゲームを取り上げて話を進めていきますが、そのゲームの宣伝・案件の記事でもございません。誰からも頼まれておりませんので、私に収益も一切発生いたしません。
ゲームについての攻略情報にも触れません。
取り上げるゲームは古い物ですので、文章を読んでいただき興味がある方は、そのゲームをプレイしてみても面白いとは思います。
または、私のゲーム内容とご自身の内容とを、比較してみるのもとても面白いと思います。
⑤今回話す内容についてのキチッとした結論も出せていません。
私の力では、この世界の形状が平面なのか、球体なのかの確認が出来ませんので。
翼が生えているわけでもないですので。
注意点は以上になります。
なーんてね。
回りくどく注意点なんぞを書きましたが、そんな大げさな話でもないかもしれません。
これ、
ただの私の個人的なメモですから。(笑)
色々書きましたが、興味がございましたら、リラックスして穏やかな心でこのまま読み進めてくださいませ…
【大航海時代】
皆様は、今回話をする「ネオアトラス」と言うゲームをご存知でしょうか?
「ネオアトラス」は、
㈱アートディンクが開発した初代プレイステーションのゲームソフトで、一言で言えば、
15世紀の大航海時代を舞台に、世界地図の作成・謎解きをする航海シミュレーションゲームです。
まさに読んで字の如くですね。
「ネオアトラス」=「新しい大陸」。
私は初代プレイステーション版の「ネオアトラス」しかプレイしたことは無いですが、シリーズ化されており、現在では最新作が任天堂Switchの方でも販売されています。
ので、私がプレイしたことのある初代プレイステーション版は知らないけど、任天堂Switch版は知ってるよ・やってるよ、と言う方もいらっしゃるかもしれません。
それでは、ゲームの内容説明の前に。
ここで、私の拙い世界史の知識になりますが、超ざっくりと「大航海時代」の時代背景から説明させていただきます。
15世紀のスペインやポルトガルなどのヨーロッパ地域は、ナツメグや胡椒などの香料を求めてインド諸島などへ向けた航路を開拓する為に、海へと旅立ちます。
当時は陸路での交易ルートも栄えていたが、陸路交易ルートを抑えるオスマン帝国や、イスラム商人を介しての交易となっていた。
その為、独自の海上ルートを築き、オスマン帝国を介さずに交易をすることで利益を得ようと考えた。
また、
航海に役立つ便利グッズである羅針盤の登場により、航海技術が上がったこと。
インド以外にも様々な地域での貿易ルートが欲しかったり、植民地の入手・開拓、キリスト教布教活動など。
人々を海へと駆り立てた複合的要因がありました。
この時代が「大航海時代」と呼ばれています。聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
胡椒は、肉などの食料品を長期保存する為に必要でした。その為、金と胡椒が同じ扱いの時代でもあったそうです。
「金」が実る大地。ヨーロッパの方々からすれば、宝島に見えたでしょうね。
さて、
インドへの航路開拓にあたっては、当時「暗黒大陸」と呼ばれていたアフリカ大陸へ向かって南下して、アフリカ大陸に沿って進み、インドへ向かうような航路を取っていきます。
今は世界地図が誰でも確認出来る時代ですので、何も疑問を持ちませんが、当時はアフリカ大陸を南下して突き進んだ先が、陸続きなのか、海が広がってるのかも分からなかったはずです。
ヨーロッパ人からすれば、の話ですが。
世界地図さえあれば、アフリカ大陸から回るルートが、インドへの最短の海上ルートであると分かると思います。
(地中海から陸路を渡り、紅海からインドへ行くのが最短か?? 陸路挟むけど…。)
しかし、地図の無い時代に、何故アフリカ大陸からの最短ルートで航海が出来たのか?
私は、13〜14世紀の元(モンゴル帝国)の時代に書かれたマルコ・ポーロの「東方見聞録」による耳寄りな航海情報により、そういったルートになったのかな、とも思っていました。
しかし、黄金の国ジパング(日本)のことなど、読み手が海に出たがるような興味深い内容はあれど、私が少し調べた感じでは「東方見聞録」に正確な地図が書かれていないようです。(書いてあったらすみません…)
海上ルートについて正確な情報が無いとして、では何故ゆえ、最短ルートで進めたのか?
考えて見れば単純な話ですが、陸路ではシルクロードなどの東西交易ルートが確立されている。=道中のある程度の地理(陸地部分)は分かっているから、ざっくりとアフリカ大陸を南下して回った先がインドに繋がると、国や地理の位置関係が分かっていたのではないか、と推察します。
まとめますと、
シルクロードの道中にある主要都市などの陸地部分の位置関係はある程度分かっていた。
一方でオスマン帝国・イスラム商人らに自由な交易を阻まれる為、新たな海路を開拓する必要があった。
アフリカ大陸に沿って航海すれば、位置関係的にインドへ到達する算段ではあるけれど、アフリカ大陸は「暗黒大陸」と呼ばれる未知の領域の為、ここは手探りでゴリゴリと航路開拓していった。
こんな感じでしょうか。
更に、
当時の都市伝説・噂のような話になりますが、アフリカ大陸南下コースを選んだ要因の一つとしては、アフリカ大陸(エチオピア辺り?)に、聖職者「プレスター・ジョン」の治めるキリスト教国があると信じられており、レコンキスタ【キリスト教国による、イスラム教国からの国土回復運動】の時期も重なってるので、その国との繋がりが欲しかったためにアフリカ側から攻めるルートを選んだ??
あくまで私の推察です。
※「プレスター・ジョン」とは、アフリカ大陸やアジアなどのどこかに存在すると信じられていたキリスト教国の王様。
マルコ・ポーロの「東方見聞録」などからの海外の知識として、イスラム教国との戦いに勝ったキリスト教国として、当時のヨーロッパに噂が伝説的に広がっていたみたいです。「ネオアトラス」にも「プレスタ・ジョンおじさん」として、それらしき人物が登場するイベントが用意されているみたいですが、私はまだそのおじさん見てないなぁ…
すみません、脱線してますので
話を大航海時代の説明に戻ります。
そんなこんなで、
バルトロ・メウ・ディアスが、アフリカ大陸を南下する航路で航海を進めて行き、アフリカ大陸の最南端(喜望峰)へ到達する。
(※実際には最南端はアガラス岬と言われている。喜望峰とは別のものであり、喜望峰は最南西端とされているらしい。)
バルトロ・メウ・ディアスは、アフリカ大陸最南端を「嵐の岬」と命名するも、後に「喜望峰」と改名されている。
続いて、ヴァスコ・ダ・ガマがアフリカ大陸に沿って進み、インドのカリカットへ到達する。
※世界史Bでは「カリカット」に似た名前の、「カルカッタ」と言う地名も目にすると思いますが、カルカッタは東インド会社が貿易拠点とした町で、全然場所が違うので注意。
大航海時代当時は、世界の形に対しては、平面説や天動説が一般的でしたので、アフリカ大陸を超えてインドへ向かう考え方は理解出来る。
一方で、トスカネリの地球球体説を信じて、
「アフリカ大陸行かんでもさぁ、世界が球体なら西に進めばさぁ、いずれインドに着くんぢゃね?」と考えた玉子でお馴染みのクリストファー・コロンブスが、
ヨーロッパからアフリカ大陸へは向かわずに、西へ西へ船を進めて島を発見する。
「よっしゃ!キタコレ!」、
「インドへ到達したぞー!」と発見して勘違いをしていたカリブ海に浮かぶ島々は、その名残から「西インド諸島」と呼ばれてます。
サン・サルバドル島は、コロンブスが最初に上陸したとされる島で有名ですよね。
大航海時代の背景には、それまで根強かった「天動説」だったり、当時最新の通説「地球球体説」だったりの、天文学的分野も発展も影響していったようですね。
こんな感じの話を高校時代の世界史Bで学習しておりました。世界史、とりわけ大航海時代の話が好きな私には、これだけの話でもワクワクしてしまいます。
未開拓部分を手探りで航海、探険をしながら地図を描いて行く構図。
当時は平面だと思われていた海へ、平面の淵部分に行けばそのまま船ごと落下すると思われていた時代背景。
そこを進んで行って、地図に無い新大陸を発見したとなれば…!
非常に面白い話です。
私達の習った歴史とやらが、
全て本当であれば…。
【ネオアトラス】
さて、これらの時代背景を踏まえて
「ネオアトラス」のゲーム内容の説明に戻ります。
要は、世界地図を作成する上で、地図上の未開拓の航路や大陸に向けて探索船を出して、海が広がっているのか、陸地があるのかを確認していって未開拓の部分を無くしていき、世界地図を作成するゲームです。
プレイヤーが航海士(提督)を雇い、探険させたい部分の航路を決めて、航海をさせる。
アフリカ大陸が続く方面を航海して、インドへ行くも良し。
コロンブスのように西側に航海しても良し。
スカンジナビア半島方面からロシアに向かって、流氷に揉まれながら進むも良し。
インド到達までの過程は何でも良し。
そして、
このゲームの一番面白い機能として、提督の航海内容の結果に対して「信じる」「信じない」かの選択が出来ます。
(提督がプレイヤーに対して嘘をついてくるわけではありません。)
ここが本当に面白い機能で、これから話をしてゆく「怖い話」になる部分です。
例えば、
提督に「未開拓の部分」を航海させます。
「未開拓の部分」。
そこが陸なのか、海なのか。
島が存在するのか。存在するのであれば、
どんな形状で、何があるのか。
世界の果てなのか、世界は続いているのか。
分からないので、確かめます。
提督に航海させて、確認していただきます。
そして、
航海から帰ってきた提督の報告を聞く時間があります。
「食料も尽きかけて来たところ、勇気を振り絞り航海を続けた結果、前方に新しい大陸を発見した。これにて帰還する。」等の、航海中に起こった出来事を日誌に書いており、それを報告してくれます。
今回、提督が「大陸を発見した」と言う、
その航海内容の報告に対して、「信じる」「信じない」をプレイヤーが決めることが出来ます。
「信じる」を選択した場合、
報告通りに航海させた航路と、発見した大陸が、この世界の形状であることが「確定」されます。
「この世界には、この位置に、この形の、こんな内容の大陸があります。」と言う結果、と言う世界の形状に「確定」されます。
もちろん、大陸が見当たらず、進んだ航路はずっと海だったとしても、「ずっと海だった」と言う世界の形状で「確定」となります。
逆に「信じない」を選択した場合、
『大陸が存在していると言う選択肢を「否定」して、存在が確認出来ていない、何がどうなっているのか分からない、未開拓のままの状態の選択肢を選ぶ』と言えば伝わるでしょうか。
世界の形状が、提督の報告内容通りに「確定」されずに「未開拓」のままに戻る。
要するに、先ほど船で確認しに行った未開拓部分に、もう一度探険航海をすることが出来ます。
そして、次に航海に行った際に大陸があるのか、海が広がってて大陸が無いのか。どんな結果になるのか、航海する度に結果が変わってしまいます。
「ウソも100回つけば真実になる」みたいな言葉もありますが、「大陸を見つけることが出来なかった」との提督の報告を100回も「信じない」の選択していれば、今まで存在しなかった大陸が存在する・発見出来てしまう可能性がある、と言うことです。
未開拓の部分があれば…、ですが。
全てが「確定」済みであるならば、100回探険航海したところで、既に「確定」してるので結果は「なかなか」変わらないでしょう。
↑↑↑↑
ここが、
本当にこのゲームの面白い機能である。
【この世の地図と私の地図との相違点】
※私の地図の紹介がメインのパートになります。「ネオアトラス」をプレイされた方は、ご自身の作成された世界地図と比べて見て下さい。
※なお、「ネオアトラス」のネタバレ要素も含みますので、それが嫌な方は一旦クリアするまで読むのをストップしてください。また戻って来いよ☆
さて、この度、2回目の世界地図完成を向かえた私は、提督の報告に対してひたすらに「信じない」を選択して、現在の世界地図とはかけ離れた世界地図を、敢えて構築するように挑戦してみました。(1回目は現在の世界地図のような形状になりました。)
(※ゲーム開始時点では1469年となってますが、私が世界地図を完成させた時には1737年を超えていました。私の様に「ネオアトラス」を300年近くプレイする人とか他にいるのかな…)
私の作成した世界地図と、
我々が現実世界で見てきた世界地図のかけ離れているポイントをいくつか紹介すると…
①アフリカ大陸の最南端まで回らなくても、船でアフリカ大陸を横断可能にして、インドへ行けるようにした。
②現在の世界地図には無いアトランティス大陸、レムリア大陸、ムー大陸があったとされる位置に大陸を発見するまで航海させ(「信じない」を選択し続けて)、無事発見した。
③アフリカ大陸の下に位置する南極大陸(?)を横長に広がるように発見させた。
※南極大陸ではないかもしれんです。
※そして、気付いたら北極も無いですね。
④日本全体の形状が、大きな北海道のような形状になった。(本州が北海道の状態)
⑤全体的に島や大陸を沢山発見させて、
海と大陸の比率を7:3ではないようにした。
(比率は不明)
そして、
⑥世界は球体ではなく、「平面」とした。
⑦巨大な亀と象、大蛇が世界を創造した設定とした。(ゲーム内イベント)
※後ほど画像有り
⑧大蛇が世界を創造した証として、ロシアや中国の辺りに大蛇のような大河が流れている。(ゲーム内イベントの設定上、巨人伝説を信じれば、代わりに巨人の手形が作られるようになっている。)
の、以上になります。
このゲームの最終的な世界の形状は、
全部で4パターンあるようで
・パターン1:巨人が創造した球体の世界
・パターン2:巨人が創造した平面の世界
・パターン3:大蛇が創造した球体の世界
・パターン4:大蛇が創造した平面の世界
私が1回目に作成した世界地図は、パターン1でしたので、今回はパターン4にしてみた。
こんな感じです。↓
ここにも、いくつか疑問点がある。
提督が、「平らな大地を支えている動物たちの巨大な姿がやがて見えてきた!」と言っているが、
提督が平面世界の陸地・海面上に立つのであれば、大蛇は確認出来ても、平面世界を覆う「器状の何か(島?)」の下にいる象や亀たちの姿は、提督の立っている位置からは確認出来ないと思うが…。
平面世界を覆う「器状の何か」の、下を覗くことすら不可能ではないだろうか。平面世界にエベレスト級の山脈があるとして、「器状の何か」は、それを遥かに凌ぐ高さで平面世界を包囲している。
この提督が、「器状の何か」の山頂まで登り、淵の外側へ下山したとしても、淵から中心に向かって返った位置に象は並んでパオーンしている。
淵からかなり身を乗り出して下を覗き込まないと、その様子は確認出来ないのではないだろうか。
いや、そもそも。
平面世界の端〜「器状の何か」までの間の空間は、何がどうなっているのか?
海水が外に向かって流れているなら、平面世界の海水の高さよりも、一段低いレベルに空間があることになる。
基本的に水は高いところから、低いところに向かって流れますからね。
そして、流れた海水をキレイに捌けるようなシステム構造があるのであれば、平面世界の様に海水は溜まっていないハズ。どこかに海水が流れる(循環する?)システムがあると言う事。
水捌けが悪い、もしくは排水溝のようなものが無いのであれば、平面世界の海の様に、海水が溜まっているハズ。これも、どこかに流れるシステムが無いと、「器上の何か」から海水が溢れ出ることになる。
となると、平面世界の端〜「器状の何か」までの間の空間と、平面世界に存在する海面の高さって、等しくなりそうだけどな…?
と言う事は、とりあえず平面世界の端から海水が外に向かって流れているので、一段低いレベルで間の空間が存在して、流れる海水を上手く捌ける何らかのシステムが存在している空間であることが考えれる。
その得体の知れない、さらなる「未開封の部分」を渡らないと、「器状の何か」に登ることさえ出来ないハズ。
いやいや、待てよ。そもそも
平面世界の端〜「器状の何か」の間の空間がまだ何なのか分からない、「器状の何か」が分からないこの状態って…
厳密に言えば、まだ世界地図は全然完成してなくね!?って思ってしまった(笑)
そういうコトだよね…。
マジかよ、頭抱えちゃうよ。
また、平面世界上に生活する人々やその他の生物は、空を見上げれば常に大蛇が視界に入ることになると思うが、どう感じているのだろうね。
平面説が信じられてきた=キリスト教の影響が根強いハズですが、キリスト教においての「蛇」の立ち位置は、「知恵の実」の話でも連想される様に、良いイメージのものでは無いさそう。
そんなものが、太陽や月と同じく空を見上げる度に視界に入るとなれば…、我々の人智・理を超えた存在として常に存在するとなれば…。
キリスト教信者でなくとも、気が気でなくなると思います。
3D画像を見るに、圧倒的なサイズ感ですし。
発狂する人とか出るのでは…?
野生動物で蛇が天敵となるカエルとかは、ずっと蛇睨みをされてる状態になるが…
大丈夫なんだろうか(笑)
または、常に視界に入る超巨大な蛇は、逆に「神」として信仰対象になりそうですね。
となれば、蛇を神として祀った新しい信仰宗教も誕生するかもしれませんね。太陽信仰や、月への信仰の様に。
その他の私の疑問としては、
大蛇(+象と亀)は何故世界を形成したのか? 形成する理由は?
「大蛇が世界を守っている」として、何から世界を守る必要があるのか?
何故、蛇ではなく、人間メインの世界を形成したのか?
何故、自身と同じように、蛇がメインで生息する世界にしなかったのか?
大蛇が世界形成をしたのなら、蛇または、蛇人間(?)の様な生物など、蛇に纏わる生物がメインで生息する世界の形成をするハズ。巨人が世界形成をしたのなら、人間がメインで生息する世界の形成も、納得出来るが…。
大蛇はどこで生まれ、どこから来たのか?
大蛇にファミリーはいるのか?
ファミリー達も、同じように世界形成をしているのか?
エサはあるのか?
エサは平面世界上のもの(カエルや人など?)を食べているのか?
大蛇は宇宙空間内にて、地球が自転・公転している様に、回ったり動いたりしているのか?
いや、そもそもこの平面説では天動説メインの考え方だから、平面の場合は大蛇が回転することは無いのか…?
すみません、余談です。振り返ってみたら、まだまだ色々考察出来そうですね。
まあ、大蛇がどうのこうの、宗教がどうのこうのは置いておきます。
私の作成した平面世界では、それはその程度です。今から話してゆく内容は、そこに焦点を当てていません。
さて、
私達の住むこの現実世界が、上記のパターン1〜4の、どのパターンの世界か。またはどれにも該当しないのか私には分かりませんが、
ここに来て漸く本題に入ります。
と、思いましたが、長いですし、
話のキリが良いので一旦ここで区切ろうと思います。
この話の続きは、「後編」として今後書いてみようと思います。
ここから「怖い話」になりますが、気になる方はまたご覧になっていただけますと、嬉しいです。
また、自己紹介の記事にも書きましたが、
部分的に後編記事を「有料」にするかもしれません。
ご理解していただければと思います。
ここまで拝読していただき、ありがとうございます!
次回もよろしくお願いいたします。
それでは。(◔‿◔)