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四方八方YUMEだらけ 小説家
2022年4月27日 18:29
「勝手に期待されてガッカリされるのが嫌なんだよな」と僕は不満げな顔で言った。別に誰かと会話していたわけでもない。自分の小説を誰かに読まれるのは恥ずかしいものだ。こいつ、こんなこと考えてんのかよとか思われるのが嫌なのだ。見かけはごついのに、パフェ好きなのかよみたいな。僕は何かを成してやろうという気持ちが強かった。そのせいで色んな誤解をされたし、何もかも嫌になってしまうことも、たくさんあった。
2022年4月1日 04:30
(五二〇〇円と設定したうえで、今は無料で全文見せておきますね。別にお金が欲しいというより、自分の作品に、価値を付ける練習をしているようなところもあるので。 まぁ、ちょいと読んでいってくださいよ笑)「どけ」どこかからか、そんな声が飛んでくるんじゃないかと、僕はそわそわしながら、道を歩いていた。金曜日。外は曇りだったけれど、今日は散歩をするんだと昨日の昼から決めていた。時刻は午前、九時
2022年3月31日 17:59
「アジフライ」と僕は呟いた。
2022年3月31日 18:17
「200万文字の小説て。長過ぎやろ」僕は少し笑いながら言った。番田は「そんな書いてたら、どんだけの時間かかんねん」と言った。「ほんまな」と僕は答えた。夕方、17時51分。僕たちは、ある場所からの帰り道を一緒に歩いていた。まだ、膝は痛い。だけれど、心は異常なまでに燃え盛っていた。「お前といると、あの日のことを思い出すねんけど」と僕は番田に言った。番田は、きょとんとした
2022年3月31日 19:16
「あんたがたっどこさ♪って、なんやったけ?」「なんかあったなぁ。そんな歌」と柿本は言った。「その後が曖昧なんよな。全部は歌えへん」と僕は言った。「せやな。あんま、よー分からへん」と柿本は言った。「なんでこの歌、思い出したんやろ」と僕は言った。「知らんわ。どっかで聞いたんちゃうん」と柿本は言った。「んー、どっかで聞いたんかなぁ?思い出せんけど」と僕は、顔をしかめて、そう言った
2022年3月31日 17:49
春だ。
2022年3月31日 18:29
(あなたはふあんふあんした人間ですか?)「ええやん」と僕は一人で、そう呟いた。なにが、ええやんなのかは自分でも全く分からない。急に、頭の中にブロッコリーのイメージが飛び込んできた。どうして、今、ブロッコリーなのだろう。考えてみても分からない。ブロッコリーは、なにか念を飛ばす力などでも、持っているのだろうか。そうだとしたら、大発見だけれど、多分、そんなことはないだろう。