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ミネハハさんのうた。あなたのインナー母に抱かれよう。

私の最強女神さまの主催で、レストランコンサートが開催された。

有馬温泉駅の近くのフレンチレストランで、ずっと気になっていたお店なのに行く機会がまったくなさそうだった。
会場がそのお店だと聞いてすぐに参加を決めた。

歌手の方のディナーショーって、結婚式みたいにお食事しながら観覧すると思ってた。
実際、ほとんどはフルコースが終わってから静かに聴くものだっておとなになってから知ったの。
今回は、ランチだったけれどお食事のあと満腹になってからいい気分で、しかも最前列でお歌を聴くことができた。

MINEHAHAさん実は、はじめて聴く歌声ではなかったのだ。

こどもの頃からいまに至るまで聞いてきたCMソングの女王様でした。
おひとりで3000曲以上お歌いになり、たくさんのヒット商品に貢献されてきました。びっくりするくらい、これもあれも知っていた!!!
何回もお声を聞いていた。
Wikipediaにしっかり担当された企業名が載っています👇

カバーやオリジナルのCDをたくさんリリースされています💿


今日の一曲目は「蘇州夜曲」。
私すごく好きな歌で、歌ってみたこともあるから嬉しかった。
帰りにミネハハさんの蘇州夜曲が収録されてるCDを買った。

歌っているときのミネハハさんは、観音様のようであり、ガネーシャの母のパールヴァティーのようでもあった。
包み込むやさしさと信念を伝える強さの両方があった。

中盤、お歌の途中でふと目を閉じて止まられることがあり、どうしたのかと思ったら続きを歌いきり、曲が終わってから歌詞が飛んでしまった旨を話されて、それがまたすばらしいお話しだった。

もし失敗したり、ダメだなぁ、辛いなぁ、と思ったりしたときには、心のなかの母が出てきて抱きしめてくれるんですよ。大丈夫よ、がんばってるよ、待ってるからね、と上手く行くよう励まし見守ってくれる。それはみなさんの心のなかにもいるんです。みなさんも抱きしめてもらってください』と。

ミネハハさんはお母様をすでに亡くされているのだけれど、その心のなかの母とは実母の幻というよりは、自分のなかの強さの具現化のような存在なのかな、と思った。
失敗してしまった自分を責めるのを止めて、いつでもやり直せるし建て直せるから落ち着いてもう一度挑戦しようと励ます、もうひとりの自分。

そのことについて考えていると、小学生の頃に持っていた瓢箪の形の小さなお守りのなかに仏像がいたことを思い出した。
明るいところで覗いたら見える仏画が仕込まれていたのだ。
私はそのお守りが大好きだった。
いまはそれがないけれど、意識次第で自分がそれにもなれるのだと知った。

自分に厳しいのはいいことだと思っていた。
失敗したことについては、自分を叱責するか、どうせ自分は程度が低いからと卑下するか、またはなかったことのように無視するか。
そんな対応をしがちであったが、「大丈夫よ」と自分を抱きしめてもいいのだそうだ。私にはまだちょっと気持ち悪い。甘やかしすぎだと思ってしまう。

だが、自分を傷めつけ続けることはけっきょくさまざまな面でパフォーマンスを下げて、本来手が届くはずだった地点まで行くのを自分が許さない結果になるのだろう。
それならば早々に、「大丈夫」と言って次のステップで飛んだほうがいい。
長い目で見てそのほうがいい。

また理屈っぽくなってしまった。

ミネハハさんはフォルティッシモで歌ってもやわらかく、ハイトーンでも耳に心地良く、すべての歌詞が間違いなく届く、おいしい水のような声を聴かせてくれた。
お喋りする声はとてもかわいらしかった。
ここのところずっと体調が優れず、今日も寝ていたいと朝は思っていたけれど、でかけてみてほんとうによかった。明るい気持ちになれた。

私と同じように感じたお医者さんがちゃんと調べて本に書いてくれています。
末武信宏(医学博士)著
「医学博士が解明した 聴くだけで人生が変わるCDブック」

ミネハハさんの歌声には副交感神経を高める効果があると実証されたそうです。
CMソングを担当した数々の商品のロングセラーも関係がありそう。


いまはオリジナルソングを中心に想いを歌にのせて伝える活動を全国でなさっている。
CDや動画もいいけれど、目の前で聴く歌には特別なものがあった。
細胞に共振・共鳴する、とミネハハさんは仰っていたがそれを感じることができた。


小さなライブハウスや大きいコンサートホールまであちこち行ったことがある。
高校の同級生バンドにはじまり、ミリオンセラーの人気のバンドや歌手もたくさん観てきた。

それでもやはり私は小規模なコンサートが好きなのかもしれない。
1995年にサンドラ・クロスが『JUST A DREAM』をリリースしたときの来日公演が強く印象に残っている。当時、ジャズ・レゲエと称されたなんとも言えず力の抜けたおとなの音楽だった。
ひたすらにメディアに乗って連続リリースするような音楽じゃなくても、ひとをうっとりさせる魔法はあるのだと思う。

今日はとてもいい気分になった。

覗いてくれたあなた、ありがとう。

不定期更新します。
質問にはお答えしかねます。

また私の12ハウスに遊びにきてくださいね。




 



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