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ワールドトリガー 第245話 「若村麓郎」 感想 (ジャンプSQ 2024年10月号)

しまった、感想を書かないうちに次のが出てしまった。そして、もう10月も後半に入るし。ということで、慌てて書きます。

では、単行本派の人向けに、一応 #ネタバレ あるかもしれないので、回れ右で。


状況としてはこの続きを読んでいるから、感想と言っても少し違ってきてしまうけど、初見のときにも思ったけど、とにかく今のワールドトリガーは、B級ランク戦とか大規模侵攻とかでハマった人にとっては「何を読んでいるんだろうか?」って思うかもしれない。

それでも特に社会人とか大人になってワールドトリガーにハマった人にとっては、この「若村麓郎」シリーズは、結構刺さる内容何じゃないかなと思う。

あえて、読んでいない人向けにざっくりいうと、ワールドトリガーという世界の中で、いまいち「成功・成長」ができていないと自分で思っているキャラ「若村麓郎」ってのがいます。一方、本作の主人公の一人である三雲修というのがいて、三雲修が所属しているチームが、結果的にあっという間に若村麓郎がいるチームを追い抜きました。

今回若村麓郎は、三雲修と同じチームにいる、ヒュースに自分と三雲修との違いを聞くという流れになりました。

ちなみに、ワールドトリガーは一応設定的にキャラクターの年齢がとても若いです。ちょうど年齢リストがありました。

三雲修が中3設定の15歳、ヒュースが16歳で、若村麓郎が17歳設定です。ちなみにこのあと出てくる、犬飼澄晴が18歳です。

話を戻すと、若村は半年ほど犬飼に指導を受けていました。それを聞いてヒュースが言うわけです。「では 麓郎は この半年で何を得た?」と。


正直、これを読んだときに自分に置き換わるわけで「怖い、耳が痛い、しんどい」って思いました。辛いです。


さらに、犬飼は若村に必要なことをこう言います。「自分の頭で考えることと、外に知識を求めることはどっちもバランスよく必要なんだけど、麓郎はかなり外に偏っている」と。続けて「いろんなアドバイスを貰いに行くのは良いんだけど、アドバイスを噛み砕いて受け止めるための器がない」と。

で、その器のことを「自分で花を育てたことがないから、花をもらっても種とか芽の形が想像できない、(花を枯らして終わり)」と。


この犬飼の言葉も、結構刺さりましたね。まだ、若村麓郎の評価は続くのですが、結構書かれている内容を自分に置き換える人は多かったんじゃないかなと。

また、逆の立場で、指導したり人からアドバイスを求められたときに、こういったことを言えるじぶんであるかどうか?と考えたりもしました。


この若村麓郎シリーズ、ちょっと楽しみです。


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