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舞台 宝塚 雪組公演 『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』『FROZEN HOLIDAY』 感想

とうとう初の宝塚の観劇です。三井住友VISAカードを持っているのですが、その抽選にやっと当たりました。

端的に言うと、始めてがこれで良かったと思います。東京公演も今日2月11日で終わりなので #ネタバレ っていうのもなんですが、一応情報遮断したい人は回れ右で。


東京 宝塚劇場です
ちなみに右側にちらっと写っているのは次回のRRRです。

作品紹介のページにあらすじというか解説がありますが、シャーロック・ホームズの生みの親、コナン・ドイルがこの舞台の主人公で、シャーロック・ホームズが生まれた部分をオリジナルストーリーで作られています。

でも、史実はある程度踏襲しているんですよね。たまたま100分で名著でシャーロック・ホームズ回があったのですが、それを見ていたので「あ、ちゃんとシャーロック・ホームズを一度終わりにしている」とかが分かって面白かったです。

もちろん、その辺知らなくても流石にシャーロック・ホームズという分かりやすいキーワードがあるので、何も知らなくても楽しめると思います。


公演開始前の一瞬だけ写真撮れる。でもこれじゃぁ舞台装置の凄さが伝わらない。

で、ここ数年相方さんの影響で舞台を見るようになりましたが、宝塚の舞台装置は流石にびっくりした。というか、専用舞台というか専用劇場の強みだなぁとまじまじと思いました。すごく広いし、作り込みもしっかりしているし。

あんなに大胆に舞台下に下る装置やら、回転する装置があるのかぁと、全然舞台内容とは違う部分で感動していました。


一方でああ、これは宝塚だから仕方ないのかなって思ったのは、声で聞き分けることができなかった。もちろん、それは俺が始めての宝塚で素人だからだと思います。でも、どうしても女性が男性の声を出しているので、宝塚特有の独特な声の感じがあると思います。やはり皆さん基本はそれなんですよね。

その中で実際にはちゃんと違いがあると思うのですが、そこまで聞き分けられなかった。それがすごく困るということではないのですが、たまに「あれ?これはどっちだ?」ってなることがありました。


ちなみに、宝塚のイメージってミュージカルと、大階段をでかい羽をつけて降りてきながら歌うシーンをイメージするかと思うのですが、その後者の方は「レヴュー」というものなんですよね。歌メインの舞台っていう感じですかね。

レヴュー(revue)は大衆娯楽演芸のことである。装置・衣装・照明といった視覚的な要素に重点を置き、音楽、舞踏、寸劇、曲芸などの演目を展開する。

https://ja.wikipedia.org/wiki/レヴュー_(演芸)

で、相方さんから「宝塚の真骨頂はレヴューだから」って言われていたのですが、なるほど納得。


休憩を挟んで後半がレヴューです

今回は『FROZEN HOLIDAY』という演目で、100周年を迎える秘境のホテルが舞台なのですが、そもそも雪組が100周年なんですよね。なので、気合入っていたみたいです。

先にもちらっと書きましたが、まぁ舞台装置が「この階段はどこから持ってきたのか?」っていうほどに大きく迫力がある。

さらに、衣装がすごいきらびやかだった。その最後のいわゆる羽のやつを始めてみましたが、あんなにデカいとは。そりゃ、100周年なら気合はいるよなと。


予めちらっと聞いていたのは、雪組は歌がうまいということだったのですが、結局この公演は関西の宝塚の劇場では年末の公演で、東京は年始の公演なんですね。なのでいわゆるクリスマスソングとか、年末年始によく聞く歌を歌っていました。だから初めてでも知らない曲という感じではなくてとても良かった。

その意味で、前半のミュージカルもレヴューも分かりやすかったから、初めての宝塚としては良かったのかもしれないです。


ちなみにネタバレゾーンだから書きますが、西川貴教さんというか、T.M.Revolution の『WHITE BREATH』も歌っていましたよ。


あと、生演奏なんだよね。もちろん、全てではないけど要所要所で舞台の前と銀橋との間で演奏しているんですよね。「これ、生演奏なのかぁ」とびっくりするクオリティでした。この辺も流石だなぁと思いました。

そういえば、マンガ かげきしょうじょ!! を読んでいる身としては、ああ、なるほどなるほどって思いながら見ていたし、トップだけじゃなくて、他にも演者さんは大勢いるわけで、そうかぁと思いながら見ていました。

沼にハマると大変ということなのはよく分かりますので、引き続き抽選は申し込み、当たったらラッキーぐらいでまた見に行けたら良いなぁと思いました。とはいえ、こうなると一度くらい宝塚大劇場でも見てみたいな。


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