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映画 探偵マリコの生涯で一番悲惨な日 感想

予告はたぶん映画館で見て、なんかちょっと面白そうだなぁって思っていた。で、7月1日で安く見ることができるし、ちょうど出かける方面でやっていたから観ました。

ただ、自分としては エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス を観たときの感じにちょっと似ていて、映画にハマれれず、観終わって、ちょっとストレスが溜まりました。

ということで、感想書きますが #ネタバレ 含むと思うので、場合によっては回れ右で。

ちなみに、タイトルから「探偵はBARにいる」みたいのを想定すると、思いっきりハズレます。なので、あまりいい感想ではありません。



YouTubeで予告見れば間違っていないのですが、映画館の予告で見たからか、あんまり覚えていなかったんですよね。いきなり宇宙人って話になって「何だこりゃ?やっちまったか」って思い始めました。

まぁ当たり外れがあるのが映画だと思うし、最近流行りの「タイパ」を意識したら映画館に映画を見に行く意味がないなと思っています。だから、最近特に事前情報をあんまり入れずに見に行っています。


今回自分としてはそれが裏目に出たパターンですね。見に行く直前に「あ、この作品ミッドナイトスワンの監督の作品なんだ」って知ったぐらいです。で、観終わってから二人の監督の短編組み合わせた感じの作品だったと知りました。

なので、作品としてはコメディというか、一般的にはありえない「宇宙人」「殺し屋」「忍者」とかそいういうものを新宿歌舞伎町に放り込めば「多様性」みたいなメッセージ性をもたせられるでしょ?

それでいて、それぞれの人の過去や今を生きる寂しさや辛さを作品に落とし込んでいます。少しそれを滑稽さも加えることで、作品性を高めています。

っていう感じかなって思いました。だから、エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスを観たときの感じに似ているんです。俺はハマれませんでした。


二人の監督作品で短編をつなぎ合わせていくのは良いと思うのですが、それなら辻褄ちゃんと合わせてよ。って思った。

大きく納得いかなかったのは、通り魔殺人犯の殺られ方。というか殺られたシチュエーション。あれ、ちゃんと殺られる場所を揃えないでどうすんのさ?序盤に出てきて、割と終盤まで引っ張ったんなら、ちゃんとしてあげてよ。

それと、キャバ嬢の絢香もあの後マリコやお店のお客さん達が何も触れないってありえなくないですかね?ああなると、あの話はいるのか?っていうことになってしまう。


マリコの過去についても、15年ってそんなに昔じゃないよ。現代から15年ならネットもあるし、なんなら2008年ですからね。ほんと、最近ですよ。周りが知らないというのは、ちょっと無理がある。


最後まで見たけど、感動があるわけでもなく、笑いがあるわけでもなく、考えを深くするわけでもなかった。人によってはハマるのかもしれませんが、自分はダメでした。

今は、とにかく「リバー、流れないでよ」が見たい。あの面白さにもう一度触れたいです。

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