489/1000 【名言大盤振る舞い!】 大河ドラマ 「青天を衝け」 第12話
名言てんこもりすぎて、冒頭にどれを持ってこようか悩んだ回でした。
いっそ時系列で全部書き出してもいいんじゃないかと思うくらいの神のような脚本。こんなセリフ、迸るように書いてみたい。
どんなに間違えても、みっともなくても生きてみせる
先週までの攘夷という血の色の悪夢から目覚め、熱に浮かされていた自分に愕然とし、目の前で眠るうたちゃんを抱きしめて涙をぽろぽろ流す栄一。
長七郎の言葉が正しいと心の奥底ではすぐに気づいても、そこから方向転換するのにはかなりの勇気がいる。
間違っていると分かっても、一度始めてしまったことから撤退する勇気が出せずにズブズブ進んでしまうことは、古今東西誰にでもあることだ。#自分戒め
過ちて改めざる。これが過ちと孔子さまもおっしゃってます
そんな夫を孔子の言葉で慰めるお千代もすごい。この会話だけでもゾクゾクします。
親孝行ってなあ、子が親にするもんだと思っていた
攘夷をやめたところで、このままじゃ息子の身が危ういと、ちょろまかした160両に加えて今後の旅費まで出してやるとっさまの剛毅なこと。って、そんなにお金がある百姓って、もはや百姓とは言えなくない?
ちなみに160両がどれくらいかを調べてみたところ、幕末頃の1両は今の4000円から10,000円くらいだそうです(米の価格からの換算)。
160万円かあ...
若い頃160万円ちょろまかした人が、間もなく一万円札になるんだね。お札見るたびに思い出すこととなるでしょう。人は過ちを犯しても、何度でもやり直せることを。←え
あの無謀っぷりじゃなー
きっと長生きはしないんだろなー
こういうフラグ、心臓に悪いから本当にやめて欲しいのです。円四郎、もしかして慶喜さんと栄一が出会う冒頭の機会を作ってすぐに殺されちゃうの?
ってか、夫婦鳥を描いた掛け軸の裏に仕込んだものは何ですか?慶喜さんの周辺がきな臭いという忠告を受けた上で、万が一を考えてのことですよね?
やっと誰も死なずに済んだ回だったのに、そういうロス匂わせはやめて欲しいよNHK。
そしてもはや登場していないことすら忘れていた最後の最後で登場の家康さん。
我が江戸幕府の終焉です
我が!
江戸幕府の!
終焉です!
一代目に終焉宣言されたら、そりゃ終わるしかないよね、江戸幕府。
血洗島編の最終回は、いろんな意味で盛り沢山な回でした。
ドラマとしての試運転もそろそろ終わり。京都編からはドライブ感が増していきそうな予感がします。
楽しみ。
明日も良い日に。
アイキャッチは藍色の海!