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松本から下諏訪に移動したら、天国の続きがあったこと

松本2日目。

少し早起きをして、近くの丘に登る。

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朝っぱらからゴーツーヘブン。

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松本市街が一望できる、丘の中腹。天使の羽根みたい。#使徒ではない

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お腹も空いてきたので宿へ帰って朝風呂に入り、そこから昨晩と同じお食事本箱での朝食へ向かう。

昨日に引き続き、写真でお楽しみください...

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お野菜モリモリたべやさーい。見えないけど、下には大地の色のゴボウのピューレが敷いてあるのだ。

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パンプキンスープ。向こう側にいるのが、安曇野のハム(脂身が美味しかった!)を巻いて頂くそば粉のクレープ。

大地の元気を外からも中からも頂く。

11amチェックアウトなので、それまではまた本箱に入り浸った後、後ろ髪引かれながらも、今回の旅のメイン、諏訪大社へ。

まずは、春宮と秋宮のある下諏訪へ参ります。電車ですぐだよ。

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中山道の提灯に胸キュン。歴史の古い宿場町の風情も広がります。

街の至るところに湯が出でていて、誰でも汲んで行けるようになっています。

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こんな感じの立て看板が誇張抜きで3軒おきくらいにありました。どんだけコンコンと湧いているんだろう。

チェックイン前なので宿に荷物を置かせて頂き、まずは春宮に向かいます。

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春は、始まりの季節。何かを始めるときに詣でるそうです。初恋の感じ?

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御柱。7年に1回、宝殿を造り替え、奥山から御柱を選んで里にお迎えして神様とする神事が取り行われます。次回は来年!

来年の山曳きは4月の8、9、10日。その少し前、御柱の新旧交代のため、御柱がおられないレアな時期があるそうですが、それ以外の時は、ここでお守り下さってます。

諏訪大社だけではなく、付近の小さな神社にも御柱は立っていて、それらが全て入れ替わるそうな。里にいらっしゃった時には「木」だけれど、ここに祀られて神様となる。神世との架け橋となる感じなのかしら。

その春宮から...

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裏手の川を越えて、浮島へ。

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どこへ行っても、流れる水の音がする。時にはトポトポ。時にはシャワシャワ。近くで、遠くで。

浮島を少し行くと...

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お茶目なお顔の、万治の石仏さん。

「ここらじゃ見かけん顔じゃのお。どちらから来なさった?」
「東京から参りました」
「ほうでー。ゆっくりしていきんさいや」#色々混じってる

そんな脳内会話を繰り広げ、また川を渡って秋宮へ。

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10分くらい歩くと、中山道と甲州街道の交差点が。このまま歩いていけば、いつかおウチに辿り着く。または迷子になって野垂れ死ぬ。確率的に高いのは後者だな。

このすぐ近くに秋宮がございます。

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この時点でもう好きが止まらない。

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御手水からもお湯が出とります。なんてこったい。

ちなみに、今月はここ諏訪大社も「神在月」です

昔々、諏訪の神様が龍の姿で出雲へお出かけになったのだけれど、長ーい尻尾はそのまま諏訪に残されたままだった。その大きなお姿をみた他の神々が、「それほど大きな身体だと移動も大儀でしょう。そのまま諏訪にいらっしゃって良いですよ」とおっしゃったとか。

思いつきでのお詣りで、出雲以外で神様がおられる唯一の場所に来られるなんて、なんてラッキーなのでしょう。ありがたすぎる。

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神楽殿。朝夕の御勤めの前後を知らせる太鼓の音はここから響きます。特に朝は、空気が浄化されるようでした。

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すん、としてはります。

翌朝、神様にお食事を捧げる神事、朝御饌(あさみけ)祭に参加するため、今日はさっさと宿へ帰ります。

今日ももちろん温泉です。

降嫁した和宮様も、ここ、下諏訪に滞在なさったんだよなあ、なんて思いながら眠りにつきました。

続く... 




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