182/366 【クララが走った】 身体の自己治癒能力
今週の日曜日。雨は午前中早々に上がり、涼しい曇り空だった。
ラン日和じゃん!
そう思うじゃないですか。暑過ぎても辛いし雨だとやっぱりいや。これを逃さない手はない!と。
少し前のジャンプによるヒラメ筋の筋肉痛で、脚が本調子ではないのは感じていたものの、多少無理すればいけるだろう、といつも通り自分を過信し、ストレッチだけは入念にして走り出したのです。
事件は1.5キロあたりで起きました。
右脚の裏太ももで「ピキィxイィ!」と音がした。転ばなかったのが不思議なくらい、いきなりピキィときたのです。アキレス腱が切れたみたいな体感です。切ったことないけど。
でも脳は頑なに「何とかなるんじゃね?」と、のうのうと宣うので、身体は反射的にそれに従う。でも一歩踏み出した瞬間に再びのピキィ。
流石の脳も諦めて、そのまま歩いて帰宅しました。悔しい。
怪我はさっさとケアせねば。ということで、翌日の月曜日、相変わらずの駆け込み寺、海水温熱へ行ってきました。
三ヶ月ぶり〜。
今回の特殊事情を説明し、あとはお任せ。肩こりはいつものことすぎて、お伝えするにも及ばない。
走ったりストレッチしたりしていたので、全体的にはさほど悪くないはず!と思っていたのだけれど、やっぱりあちこちガタがきていた模様です。
そして本日。
脚が... 全然痛くない!ってか軽い!!!
しかも今朝はそこそこ涼しい!ランチャンス!... なんて無謀な思いがむくむくと頭をもたげます。
それは流石にアホだよね、と自制してひとまずお礼のメールを温熱士さんに送ります。
「走りに行ってください〜。何かあったらまた直しますんで」
ん?こういうことをなかなか言わない方がそうおっしゃる。そういえば、昨夜は珍しくフォローアップのメールが入っていた。ってことは走った方がいいのかも。
人体実験大好物。
走ってきました。
初めは(痛めた)右脚の膝裏の上3センチくらいのところから太ももの真ん中ちょい上くらいまで、添え木みたいな異物感がありまして、それが脚を下ろす時の筋肉の収縮にちょいと引っかかる。痛みというよりも、何かが邪魔をして筋肉運動がスムーズにいかない感じ。
それを左の股関節が右に寄って補っている。全身で見ると、右方向にかっくんしている。(全私比)
でも、ゆっくりゆっくり走っているうちに、その添え木が柔らかくなり、2キロ過ぎた辺りからはふにゃふにゃになり!筋肉の動きを阻害するものが無くなりました!
そうか、今日は走った方が良かったんだ。走って自分の筋肉運動で最後のこいつを懐柔する必要があったんだ。
身体には自己治癒力がある、海水温熱はそれを引き出すだけ、とは何度も言われた事ですが、改めてそれを感じた火曜日でした。
ナベちゃーん、ありがとう〜!
写真は、沖縄の海水温熱の御大の背術を受けているあたくし。
明日も良い日に。