【恋に落ちた芝居小屋とは】 明治の芝居小屋で交差する今昔の思いとは - 熊本編
前日まではこちら。
水郷柳川を後にして、向かうは平山温泉。すぐ近くの山鹿温泉の名前は知っていたけれど、平山温泉は初めてです。お宿はこちら。
一棟借りの、源泉掛け流しの内湯と外湯があるお部屋に宿泊です。
ひろーい!
この反対側にベッドがあり、別にお手洗いが2箇所あります。
内湯もひろーい!でも見えなーい!笑
そしてお庭の専用露天風呂!
すっぽんぽんで移動するには相当遠い!北欧で、サウナでアチチからーの湖ドボンくらいの距離!😂
最初に入った時は、湯おけの上部のお湯が冷え冷えで、ヒョエっと声が出ました。ぬるい部分を懸命に掻き出し、お湯がしっかり貯まるまで、腰湯くらいの高さしかないお湯の中に、必死にでかい体を沈めて、暖を取っておりました。体感的には永久だけど、実際は多分10分くらい。その後はヘブン。
ここのお湯は、pH的に、美人の湯として最適だそう。実際、お肌がトゥルトゥルになったし、芯から温まってそれが長続きしました。ここのお湯、とても好き。
食事もとても美味しかった!のだけれど!お喋りに夢中で、撮影したのは、お造りのみ。
そして翌朝。ギリギリまで寝てた為、朝食も全て撮り忘れる。
が、チェックアウト前にお部屋に焼き菓子が運ばれてきたので、かろうじてそれだけは撮れました。
そして、本日のメインイベント!
ここからほど近い八千代座!
ここに来たかったのー!!!
明治43年(1910年)創立の芝居小屋。一度は閉鎖の危機に陥ったけれど、その後市民のサポートにより復活し、今は玉三郎さんも公演にいらっしゃるほど。
中は…
天井のスポンサーロゴは、明治の頃から変わらないのだが、舞台上の役者に正対するように飾られている。ここの旦那はんらが、舞台を可能にしてるんやで、と舞台にたつ人々にリマインドしているよう。
心は一気に「昭和元禄落語心中」や、「仏果を得ず」の世界に飛んでいく。
盆もあるし、スッポンやらセリやらもしっかりしてる。しかも、舞台下も奥も見学できる!!!!
ここでかかる演目が一番の娯楽だった頃のお客さんのさざめきが聞こえてくるような芝居小屋だった。ここでの拍手は、さぞかし暖かく響くだろう。
拍子木やら小太鼓やらを叩かせて頂いたのだけれど、素人の鳴り物でも、とてもまあるく反響してた。
次は、ここで何かを見てみたい!見るなら落語がいい!と思いたち、直近誰が来てたんだろうと思って調べてみたら…
桂竹紋さんが先月来ていた!!!!
みんな大好き竹紋さん!え?知らない?!あの伝説の心灯杯で、優勝作品を高座にかけて下さった噺家さんですよ!!!!知らない方はぜひお見知り置きを。
ツイッターはこちら
って、菊陽町観光大使に任命されとるやん!!!(どこ?)
これは、八千代座で絶対に何かを見ねばという暗示です。思い込みは世界を救う。
最後に糀屋さんに立ち寄り、さらに正面にある酒屋にも寄って、一気に空港へ向かいます。
盛りだくさんな3日間でした。
運転をしてくれた友人Iちゃん、ありがとう〜!!!
そして皆さん、お忘れじゃありませんよね?そう、うちのオイルヒーター問題です。
こうなったら、電気代は仕方ない!むしろ、暖かいお部屋に帰れるのならいいじゃないか!と気持ちを新たにドアを開けたら…
寒い…
そうか、私はちゃんと切って出たんだな、よしよし良かった。と、今度こそオイルヒーターを入れようとしたら…
ONになってる…
え?まさか冬本番を目の前にして、壊れた…?と別の意味で肝を冷やしてから、ふと足元を見ると…
コンセントが抜けておる…!!!
そうなのです。確かに出発の日、オイルヒーターをONにはしたのだけれど、その前日に、コンセントを抜いていたらしいのです。当日は抜くのを忘れるだろうと思った出発前日のオレ、グッジョブすぎる。
ってか、出発の日の朝、あったかくならないことに気付かなかった、過去の私の間抜けさよ…
あの京急線で心配になったことは、ことごとく外れていたことに脱力しつつ、何事もなくてよかったな、と改めて思ったのでした。
お後がよろしいようで♪
明日も良い日に。