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255/366 【ひょえー】 落語を自分でやってみたら、目からウロコどころか目玉本体が落ちかけたこと
昨晩アップした落語を自分でやってみよう!チキチキを経て、幾つかとても大きな気づきを得られた。
まず、1つ目。
落語をやるって、めっちゃカロリー消費する!!!
私の書いた落語、だいたい12分くらいなんです。この12分をやるだけで、眉間の間が酸欠になる。目と目の間が、電気送ってます?と疑いたくなる勢いで、ピンポイントでピクピクし始めるのだ。
2回目通した後にもなると、視界の色にノイズが入り始める。iPhone写真で言うところの「ドラマチック」系のフィルターをかけたような感覚だ。
そのうち、指先もピリピリし始める。正座したときの脚にシビレが切れるやつの指先版と言えば分かりやすいだろうか。感覚が麻痺していくような感覚なのだ(二度言ったね)。
そして2点目。
いても立ってもいられないくらい、アイスクリームが食べたくなる。
即効性のある甘味を、脳みそが求めるのだ。
同時通訳ブースの中でも甘いものを常備するが、それ以上の消費具合。初めての試みだったから、脳がSOSを発していたのかも知れない。
12分流しでやった後、収録したものを聞き返して自分にダメ出しをして、直したい部分や変えたい部分をちょびっと小返し。
この段階で40分。1セットでヘットヘトになるのだ。
師匠の方々はこれを幾年も幾年も、毎日やっておられるのだ。毛がなくなるまで脱帽したい。次に落語会に行った日にゃあ、私はきっと客席で号泣するに違いない。泣いて笑って大変に迷惑な客になることはもう決定事項と相成っている。
それくらい、実体験は強かった。想像とは全く違う世界だった。
何事も、手を動かさないと分からない。心も動かさないと気づけない。
有難い体験をさせて頂いたと感謝しきりの秋の暮れでありました。
落語を自分でやってみよう!チキチキって何のこと?って方はこちらをどうぞ。
明日も良い日に。
伴走、65日目!
ドキドキしながらアップした落語の音声。
自分の音声晒すのもドキドキだし、全然出来ていない、アラだらけのものを上げるのもドキドキ。なかなかに完璧主義者な私は、出来ていないものを出すことを、とてもとても躊躇ってしまう。
でも、何も出さなければそれはゼロでしかない。2割しか出来ていなくても、出した段階で、一応、ゼロではない。
そして、ここからもし、誰かとの対話が生まれるのなら、私はそっちを選びたい。
落語という笑いが根底にあるからこそ出来たことのようにも思う。
面白いこと、いいよね。笑いって最高じゃない?
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