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心の中に平和のとりでを築こう~世界遺産を学んでよかったこと~

世界遺産検定1級を目指して勉強しているみずたまです。

世界遺産検定

というと

「ああ、世界遺産のある場所とか覚えればいいんでしょ?」

と思う方もいらっしゃるかもしれませんが
ぜーんぜんそうではないんです。
(1199件の場所を覚えるだけでも大変ですが・・・)

検定で出題される分野として、もちろん1つ1つの遺産がどういうものかを覚えるというものがありますが、それ以外にも

世界遺産の基礎知識

というものがあります。

世界遺産という考えが生まれた経緯だとか
世界遺産条約がどういうものだとか
世界遺産が決定するまでの道のりだとか・・・

今1級のテキストを見たら、この基礎知識だけで
94ページも割かれてる💦
結構これ覚えるの大変~!!!

しかし私は世界遺産の勉強を始めて
この世界遺産の基礎知識を学んでよかったな
と思ったことがありました。

それは・・・

ユネスコの前文。

戦争は人の心の中に生まれるものだから、人の心の中にこそ、平和のとりでを築かなければならない。相互の風習と生活を知らないことは、人類の歴史を通じて世界中の人々の間に疑惑と不信を引き起こした共通の原因であり、この疑惑と不信のために、世界中の人々の差異があまりにも多くの戦争を引き起こした。

ユネスコ憲章前文・部分

この中に、私が「世界遺産を勉強する意味」というものを見出した気がしました。

人の心の中にこそ、平和のとりでを築かなければならない

ってすごくよいフレーズではないですか?

一人一人が、心の中に

平和のとりで

があれば、戦争は起こらないはずなのです。

だけど、私たちは相互の風習を知らないばかりに「疑惑と不信」を引き起こし、それが多くの戦争に繋がってしまう・・・

以前、私は世界遺産検定を勉強するにあたって

「それは何かの役に立つのですか?」

と言われたという話を記事にしたことがありましたが
あの時と今の私の世界遺産の勉強をするモチベーションはだいぶ違っているように感じます。

今はそう、

相互の風習と生活を知るために世界遺産を勉強している

と胸を張って言えるかな?

世の中の人みんなが世界遺産を知ったら
平和のとりでがみんなの心の中にできて
ピースフルな世界になるのにな。

1級の勉強は大変なのですが、たくさん勉強して
世界遺産のことをシェアしてゆきたいです。




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