耳鳴り潰し240(いじめ問題、追いかける理由、相談しないデメリット)
さすがに前日の反省もあり、あれこれする。ここで書くようなことでもないけれど。
風呂の際に、何気なく息子に「今日学校で何か変わったことなかった?」と訊く。いつも学校のことは「普通」といった答え。何か言いにくいことなどありはしないかと。
「何も。普通」と言った後しばらく間があって「悪口言われた」とのこと。いじめか、からかいか、とドキッとする。
「カナちゃんと、リオンちゃんと、シホちゃんと、あと〇〇君と」
女子率高いな。一体何を言われたんだ。
「歯抜けじじいって」
そういえば抜けた前歯の跡にまだ大人の歯が生えてきてないな。しかしそういうことはよくある。
「同じクラスにも歯が抜けたままの子はいるでしょ」
「うん、カナちゃんも」
言った本人も抜けとるんかい。
悪口とは言っても、別にいじめられているわけではなさそうだ。
「あと、今はもう大丈夫だけど、〇〇君が前いじめてきたよ。『先生に言うよ』って言ったらもうやめたけど」とのこと。
学校では大人しい息子のことだから、乱暴な子に目をつけられることもあるのだろう。私も小学校時代はいじめられている方だった。親や教師に相談することなどなく、黙って耐えていた。それが相手の暴力行為をエスカレートさせていった。そういったことを息子に話す。親でも教師でも、何でも遠慮なく相談するんだよ。黙って我慢しててもいいことはないのだから。
「あと給食の時にナナちゃん(同じ幼稚園出身の子)に追いかけられた。『けんちゃーん』って」
「それは何で」
「分からない」
あと絡んでくる子の女子率高いな。さっきも書いたな。
後で娘に聞いてみた。
「男の子を追いかける女の子の気持ちを教えて」
「なんで?」
「今日けんちゃんが同じ幼稚園出身の子に追いかけられたんだって」
「うちの場合は、その子が好きな時かな」
「嫌いな相手を追いかけたりはしないよな」
「パパはそんな経験ある?」
「ない(即答)」
「悲しいね」
「悲しくはない」
「そのことが悲しいね」
今日の一枚「猛スピードで新幹線を追い抜くサンタたち」