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耳鳴り潰し2

 入院していた病院の脳神経外科に定期健診に行く。先月、先々月に比べて硬膜との間の脳脊髄液量は増えているとのこと。漏れも治まっているのではないかとのこと。頭痛と耳鳴りのレポートを渡す。耳鳴りの件で耳鼻科への紹介状を書いてもらう。次回検診は二ヵ月先で、MRI検査もするとのこと。

 暑くなってきたからか、先生は半袖姿だった。トレードマークだった「袖の擦り切れた白衣」が見れなかった。

 午後からは小学校から帰ってきた息子と家の前の公園で遊ぶ。先日も遊んだ同じクラスの女子と会い、一緒に遊んでいた。もう一組、二歳の女の子も一緒に。付き添いの保護者が全員男親、という珍しい状況に。級友の女の子は入学式が誕生日だったとかで、既に七歳。身長が高く大人びている。マイクラやドラゴンボール超について熱く語る息子。巨大滑り台裏のお気に入りの場所で二人で話し込んでいたりした。私が小学校時代に「女子で二人きりで過ごした時間」の総量を、入学十日目で既に超えていた。

 堆積した枯葉の中に、猫の脚のような骨を見つける。

 公園のある場所に立つといつも頭が痛くなる。地形が関係しているのか。

 耳鳴りについて歌うACIDMAN「酸化空」で耳鳴りを打ち消す。
 藤澤清造「根津権現裏」を少しずつ読み進める。


猫の足の骨?


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泥辺五郎
入院費用にあてさせていただきます。

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