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なぜアダルトチルドレンは怒りが止められないのか

皆さんは、怒りの感情と上手に付き合えていますか?

私の元にご相談に来られる方は、大半が、怒りの感情に苦しめられています。

私自身も怒りに苦しめられてきたので、本当によく分かります。

親が厳し過ぎたり、大声で怒鳴られたり、体や心が不安定な親に育てられると、子供は、動物的本能として、自分の命が危ないと危機を感じます。

親がご機嫌でいてもらわないと、自分は生きていけないと子供は思うのです。
これは、動物的本能として、誰もが身についているものです、

そして・・・
親がご機嫌なら良い、怒られたらダメ
親に褒められれば良い、がっかりさせたらダメ
親が元気なら良い、親の状態が悪かったらダメ

いつも基準がにあります。

でも、親の中間が分かりません。
このくらいが分からない。
いつも、良いダメかで判断してるから。

だから、アダルトチルドレンは、白黒思考、0か100か思考、ーーすべき思考になってしまうのです。

大人になってもその思考の癖は簡単には変えられません。

いつも、目の前に起きた出来事が、自分が予想しないことだと、つい怒りとなって即反応してしまうのです。

例えば、今からお出かけで、この時間の電車に乗って、現地に何時に着く計算で、行動しているのに、子供がなかなかスムーズに動いてくれない!!怒

となると、怒りが止まらなくなる。

つい最近、怒った出来事はどんな出来事でしたか?

怒りの感情と上手に付き合っていく方法は、いくつかありますが、一番初めに、おすすめな方法があります。

それは、自分の受け止め方を疑ってみるということです。

え?と思われましたか?

私たちは、事実に怒っているのではないということです。
私たちは、事実を受け止めた自分の解釈で怒っているのです。

同じ事実でも、怒る人と、怒らない人がいますよね。
いかに、自分だけの偏った考えがあるのかが分かります。

例えば、

事実:子供がスムーズに動いてくれないこと
解釈:間に合わなかったら迷惑がかかる

子供がスムーズに動いてくれないことに怒っているのではない。
そこから間に合わなかったらダメだ!絶対に遅刻してはならなぬ!!
といった自分の考えがあるから、怒っているのです。

間に合わなくても大丈夫、お相手に事前に状況を説明しておこう、という考えもできるかもしれません。


だから、怒りが湧いてきた時に、なんで怒っているのか、偏った考え方をしていないか、何か別の考えはないか、改めて見直すチャンスです。

時間が経ってからでも構いません。
きっと、自分がどんなパターンで怒るのか、パターン化されたものも見えてくるかもしれません。

怒らないようにしよう!怒らない人になろう!笑顔でいよう!怒ってはダメだ!と思っても、状況は変わらないことは、もうご存知だと思います。

ちょっと見方を変えてみる、ちょっと自分の考えを疑ってみる、そんな自分との向き合い方が、怒りと上手に付き合える第一歩になると思います♪

感情は、変えられません。
大好きなチョコレートを食べている時に、まずい!と感情を変えることができないのと同じです。

上手に付き合える方法を、一つずつ試していきましょう♪
私もまだまだ、道なかばです^^

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