短歌『歌』


好きだった あの人はもう 職を変え
過去に触れずも 滲み出た節

友も彼 との思い出を 大切に
抱きしめたまま 遠くから添う

スタートは 同じだったと 思っても
どこでなにがと 思う間もなく

私など 知るよしもない 残酷な
世界を彼ら 勝ち行き足掻く

二十年 重たく長い いやどうだ
昨日のように 泣くにも易い

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