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怒りのコントロール

「怒り」は心臓発作や脳卒中の原因ともなります。
怒るとアドレナリンやノルアドレナリンというホルモンが出て交感神経が興奮します。交感神経が興奮すると心拍数が上がったり、血圧が上がったり、血糖値が上がったり、瞳孔が開いたりします。アドレナリンは心停止やアナフィラキシーショック、喘息の発作時に使う薬です。ノルアドレナリンはは血圧を上げるために使います。
つまり、怒る回数が多い、怒っている時間が長いと興奮状態が続き、身体に負荷をかけているということになります。怒っているときに激しい運動をするのは絶対にやめましょう!さらに心臓や血管に負荷をかけ、心臓発作や脳卒中になる可能性を高めてしまいます!

「怒り」をコントロールするためにできることから始めてみましょう!

イラっとしたら6秒数えてみましょう!
6秒数えることで、冷静さを取り戻すことができます。反射的に怒りに任せて言葉を発しないようにしましょう。深呼吸したり、無になってみたり、「大丈夫、落ち着いて」と心の中で言葉を唱えるのも良いでしょう!
6秒待ってもイライラをぶつけられたり、文句を言われ続けているとまた次の怒りを感じてしまうこともあるでしょう。そんな時はその場を離れてみましょう!一度リセットすることで冷静さを取り戻すことができます。

看護師はストレスフルな職業で、看護師だって人間なので怒りを感じることだってあります。認知症の方が、忙しい時に何回もナースコールを押してきて対応しているのに同じことをまた繰り返されたり、時には患者やご家族から暴言や暴力を受けることだってあります。そんな時に私は6秒数えたり、一回その場を離れてみるということをしていました。

~するべき、~しなければならないをたくさん持ちすぎていませんか?
~べきと理想を持ちすぎてしまうとそれが達成できない時に怒りを感じることになります。あなたの~べきと他の人の~べきは同じではないということを知っておきましょう。あなた自身で怒りの種をまいていたら、もったいないですよ!自分と違うのは当たり前ですし、新しい考えに触れるチャンスです!視野がきっと広がりますよ!

自分ではどうにもならないことで怒っていませんか?
天気が悪い、電車が遅れている等で怒っても自分ではどうしようもないです。その時はそのまま受け入れてみましょう。そんなこともあると気にしないようにしましょう!


さあ、あなたも今日から怒りをコントロールしてみましょう!

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