『Netflixオリジナル』のジャンル別おすすめ韓国ドラマについて①
名作から最新作まで充実している動画配信サービス「Netflix」。次にどの作品を観ようかな...とホーム画面をひたすらポチポチして、時間が過ぎてしまったことはありませんか。
私は、日常茶飯事です笑。普段見ないジャンルを見てみたいけど、16話の時間を費やすので慎重になってしまったり、画面に表示されるマッチ度だけで判断出来ず決めきれない時があったりするからです。
せっかくなので、このnoteでは話題作『愛の不時着』や『梨泰院クラス』以外の『Netflixオリジナル』作品に焦点を当てて、特に印象的だった韓国ドラマをジャンル別に振り返っていこうと思います。そもそも『Netflixオリジナル』とは、Netflixが制作した作品だけではなく独占配信コンテンツも含まれます。
・恋愛ドラマ編
<ロマンスは別冊付録>2019 tvN
元人気コピーライターでシングルマザーの主人公(イ・ナヨン氏)と、超優秀な編集長の年下男子(イ・ジョンソク氏)が同じ編集社で働きながら、仕事と恋愛に奮闘する日々を描いた作品。
イ・ジョンソク 氏演じるダニという年下男子の破壊力に悶絶し、部屋の隅から隅まで転がりたい気持ちになりました。
日常生活に疲れて癒しを求める方や、普段は優しいのに急に男気を出してくる年下男子のギャップに弱い方に特におすすめ。『ボーイフレンド』や『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』のような作品が好きな方は、特に楽しめるかと思います。
<ある春の夜に>2019 MBC
4年付き合った彼氏との結婚に悩む主人公(ハン・ジミン氏)と、ある出来事をきっかけに全ての感情を抑えながら生きてきたシングルファザー(チョン・ヘイン氏)が惹かれ合う切なくて甘い恋愛作品。
子どもの幸せを願う父としての葛藤や、主人公から愛されることで感情を取り戻していくチョン・ヘイン氏の演技が堪らなく、この作品で彼の深い沼に両足浸かりました。
『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』と同じ脚本家・監督作品。叙情的な音楽や引きの映像の演出で、ありのままをナチュラルに描くような作品が好きな方や、『トッケビ』『刑務所のルールブック』『あなたが眠っている間に』等のチョン・ヘイン氏の出演作品を辿りたくなった方におすすめです。
<椿の花咲く頃に>2019 KBS
ある経験から自分に自身が持てないシングルマザーの主人公(コン・ヒョジン氏)が、常にポジティブな警察官(カン・ハヌル氏)と出会い、他人との比較ではなく、自分の幸せは自分で決めて生きていこうと奮闘する日々をサスペンス要素を交えて描いた作品。
「あなたは、あなたのままで素敵だ」というメッセージ性のあるドラマで、後半にかけて泣きじゃくり、ヨンシクが理想の男性像となりました笑。
元気が出るドラマを見たい方や、自己肯定感を上げてくれるような作品が好きな方におすすめ。同じメッセージ性のある『サイコだけど大丈夫』や、椿の花咲く頃と同じ脚本家作品「サム、マイウェイ」のコ・ドンマンというキャラの沼の方は、特に楽しめると思います。
・サスペンス編
<サバイバー60日間の大統領>2019 tvN
正直で優しく、誰に対しても態度を変えないフラットな姿勢の主人公(チ・ジニ氏)が、ある日突然60日間だけ大統領の代行を任されてしまうノンストップサスペンス。ある事件の真相に迫りながら、政治経験がほぼ無い元学者の主人公が、周囲と支え合って危機を切り抜けようと奮闘する姿を描いた作品。
映画のようなスケールで、落ち着いたと思ったらすぐに何か問題が起き、16話ほぼずっと手に汗を握り続けながら視聴。そして、こんなに胸が熱くなって泣くと思わなかった涙。
アメリカのドラマ『サバイバー宿命の大統領』のリメイク作品。『ボイス』『秘密の森』のような、スピード感のある作品や、常にハラハラするサスペンス、政治を描いたドラマが好きな方や、ボトムアップな組織づくりをするリーダー像が見てみたい方は、特に楽しめると思います。
<ハイエナ>2020 SBS
エリートな男性弁護士(チュ・ジフン氏)と、お金のためには手段を選ばない女性弁護士(キム・ヘス氏)が、対立しながらも支え合いながら、仲間を集め、ある壮大な事件を解決していこうとする作品。
絶妙な恋愛要素(ほぼ含まれません)とコメディ要素で、重たすぎない仕上がりになっており、見終わった後にはシーズン2も見たくなるような気持ちに。そして『宮』のシン君役だったチュ・ジフン氏の大人の色気がだだ漏れで、テレビの画面が割れるかと思った笑。
『星から来たあなた』の監督作品。『推理の女王』のようなコメディ要素も含まれる痛快なサスペンスが好きな方や、『宮』『神と共に』『キングダム』等、チュ・ジフン氏の出演作を辿りたい方は特に楽しめると思います。
<キングダム シーズン1&2>2019 Netflix
謎の疫病が蔓延する時代に、国を立て直そうと旅に出た主人公のセジャ(チュ・ジフン氏)が、医女(ぺ・ドゥナ氏)たちと出会い、王権争いに巻き込まれながらも疫病の真相に迫っていく作品。
疫病によって変異した全力疾走のゾンビが大量に出てきて、恐ろしすぎるのですが、対比して人間の恐ろしさが描かれており、違う怖さを感じ震えました。これはもう映画のスケールで、制作側の気迫と気合いを感じ、見終わった後は暫し放心状態に。
『秘密の森』の脚本家作品。ゾンビが出てくるスリラーな作品が好きな方や、先が読めずにハラハラする作品が好きな方、一気見したい方(1シーズン6話)は、特に楽しめると思います。
・第2弾は、ヒューマンドラマ編
ゆる〜く書いていきたいと思います。素敵な作品との出会いがありますように。