韓国ドラマ好きのだらだら子/ライター(siki)
韓国ドラマのロケ地として、よく登場するエリアの一つと言えば……【安国(アンゴク)】エリア。おしゃれなカフェやお店もあり、食事や買い物しながらロケ地を巡るのも楽しい場所。 ただ問題は、一体どこに何があるか。限られた時間を有効に楽しもうとすると、特に方向音痴でお腹を壊しやすい私は事前調べが必要に。この記事では、何度か安国エリアに訪れた際に巡ったロケ地やカフェなどを備忘録として残しておきたいと思います。 はじめに地図アプリは? 地図は、Never マップのダウンロードがお
はじめに 毎週月曜日が、こんなに待ち遠しくなったことはあっただろうか。“月曜日の治療薬”として、世界中に愛され注目された韓国ドラマといえば…『ソンジェ背負って走れ』。毎週夢中になって視聴し、考察が止まらず、いつかロケ地へ行ってみたいと思うようになっていった。本記事では、そんな魅力溢れる作品のロケ地巡り記録として書き留めておきたいと思う。 作品概要 突然10代にタイムスリップした主人公ソルが、生きる希望をくれた最愛の推しソンジェを救うために奮闘する姿を描く物語。U-NEXT
毎週月曜日が待ち遠しい…取り憑かれたように何度も何度も繰り返し見てしまう…そんな魅力のある韓国ドラマ『ソンジェ背負って走れ』。終わらないで欲しい気持ちでいっぱいだが、来週最終回を迎える前に、少し時間軸を整理しておきたいと思い備忘録に書いてみようと思う。 企画意図 もしあの時、過去に戻れたら良かったのに…と思う瞬間は、誰しも一度はあるのではないだろうか。本作もまた、タイムリープを通して過去に戻り、相互に救い合う物語ではあるが、企画意図をよく読むと、本当に伝えたいことは“一瞬
デパート界の女王と、スーパー界の王子の世紀の結婚から約三年。愛し合って結婚したはずの夫婦がすれ違い、離婚の危機に直面しながら愛を取り戻していく姿を描く韓国ドラマ『涙の女王』。ラブコメディとして紹介される本作だが、笑えて泣けて泣けて泣けて泣けて心が張り裂けそうになるので、もしかするとジャンルが違うのかもしれない。細かすぎる伏線は、最新話が見終わるたびに何か見逃したかも…と自分を疑いたくなり、切なすぎる展開は、感情移入が止まらず寝ても覚めても作品のことばかり考えてしまう笑。
はじめに 先日行われた韓国ドラマ『涙の女王』グローバルオンライン会見にNetflixより招待いただき、取材に参加してきました。約1時間の会見内容と、インタビューの様子を少し分けながら書き留めていきたいと思います。(プロモーションを含みます) 『涙の女王』とは? 『愛の不時着』『星から来たあなた』のパク・ジウン作家と、チャン・ヨンウ監督、そしてキム・ヒウォン監督(『ヴィンチェンツォ』『シスターズ』など)がタッグを組んだドラマ。デパート業界の女王とスーパーマーケットの王子の世
はじめに こんなに楽しみな週の真ん中水曜日はあっただろうか。終わってしまった、“ムービングデイ”を引きずり、曜日問わず『ムービング』を思い出しては、空を見上げ、トンカツが食べたくなり、思い耽ってしまう。ここまで夢中にさせる理由は複数あるが、多様性を描きながら、生きづらさと生きる上で大切にしたいことを、道徳的にファンタジーにロマンチックに描き切っているのが素晴らしいのだと思う。そして、シンプルな善悪の対立構造というよりも、悪そのものを生み出した背景にスポットを当てて描いている
はじめに 最近、ディズニープラスで見始めた韓国ドラマ『ムービング』。SFアクションの気持ちで開封し、物語の展開を追っていると、止められなくなった。SFアクションに変わりはないし、そのジャンルも好きだけれど、『ムービング』は深いメッセージが込められたヒューマンドラマでもあったのだ。 多様性と生きづらさ。そして多様性を排除しようとする存在との戦い。特別な力を持った彼らは、日陰で働き日なたを目指し、目立たぬよう生き続ける。本作では、超能力を個性と呼ぶのがポイントで、空想の設定を
はじめに 最後に巡ったのは、確か3年〜4年ほど前。 バスに揺られて、急な坂道を越えて、地元の人に聞きながら、『相続者たち』のロケ地に行ったのが最後の記憶。到着した時には工事中で一部しか見れませんでしたが、無事に辿り着けたことへの達成感と満足感でいっぱいになりました。 そこからコロナ禍によって渡韓がしづらくなり、ロケ地に行きたいなぁ…という気持ちで過ごす日々。今回やっと行くことが出来たので、忘れないように備忘録として残してみたいと思います。(※訪問時の記録のため、現在は
名前を聞くと、全身に電気が走ったようにドキっとする。偶然街で出会うかもと、無意識的に想像する。実は相手も寄りを戻したいと後悔しているかもしれないと、都合の良いように考えてしまう。 そんな、思い出すには苦すぎる失恋後あるあるを詰め込んだ韓国ドラマ『ボラ!デボラ〜恋にはいつでも本気〜』。現在アマプラで毎週配信中で、残すところ後わずかとなった。 キュンキュンするようなちょっと不器用な大人たちのドキドキラブコメと思いきや、そういうわけでもない。恋の始まりよりも、終わりにスポット
Netflixで毎週配信中の新ドラマ『医師チャ・ジョンスク』。最近では、視聴率が『梨泰院クラス』を追い越し、『夫婦の世界』『財閥家の末息子』『SKYキャッスル』に次いで、JTBCの中で歴代4位と報じられた。 「一度見始めたら、もう止まらない。」「これは……私の物語かな。」「分かる、その気持ちが痛いほど分かる。」そんな共感できる要素がたっぷり入りつつも、声を出して思いっきり笑い、主人公を応援したくなるドラマだ。本ページでは、そんな『医師チャ・ジョンスク』の見どころを3つ紹介し
はじめに Netflixで先日最終話が配信された韓国ドラマ『私の解放日誌』。『また!?オヘヨン』や『マイ・ディア・ミスター』を手掛けた、パク・ヘヨン作家の最新作となる。配信前から期待と謎の緊張で落ち着かず、配信が始まってからは、一気に見たくて溜め込んでいた。 「どんな作品か?」と聞かれると、回答にすごく迷う。人生そのものであって、一言で言い表すことが難しいからだ。 私は、ふと友人の例え話を思い出していた。 出来なかったことが出来るようになる、そんな感覚を”自転車の練
毎週気が重たかったはずの月曜日。週末の休日から仕事モードへの切り替えが必要なのだけれど、最近の私はちょっと違う。なぜなら、好きな韓国ドラマが毎週月曜日と火曜日に配信されるからだ。今回のエピソードタイトルは何の映画だろうかとワクワクし、次の展開が見れる幸せを噛みしめる。 何を単純な、と思う方もいるかもしれない。しかし、それくらい癒し効果が抜群なのだ。ここでは、毎週Netflixで配信中の韓国ドラマ『その年、私たちは』の魅力を書き留めたい。 その年、私たちとは 高校時代に、
韓国ドラマに癒してもらい、泣かされ、元気を貰った2021年。備忘録に今年日本で放送・配信された中から、特に印象に残った10作品を書き留めておきたい。選んだドラマのキーワードは、言うなれば”一線”と”短編”。 法律では裁くことのできない悪には、それ以上の悪で立ち向かう。『ヴィンチェンツォ』『模範タクシー』『怪物』『ペントハウス』など、2021年は”一線を超えていくキャラクター”を描いた作品が目立った年だったと思う。ちょっと毛色が違うかもしれないが、一線を超えて突き進む点で
12月17日より日本公開予定の韓国映画『雨とあなたの物語』。カン・ハヌル、チョン・ウヒ、カン・ソラと実力派俳優が勢揃いの本作。一足お先に試写に参加させて頂いたので、忘れないうちになるべくネタバレのない範囲で感想を書き留めておきたいと思う。 舞台は2003年。交わるはずのなかった2人の男女が、3つの約束を前提に文通を始めるところから物語は動き始める。その約束とは、「質問しない」「会いたいと言わない」「会いに来ない」ということ。些細な日常を日々共有し合っていくうちに、互い
もうすぐ最終回を迎えようとしている、Netflixで毎週配信中の韓国ドラマ『海街チャチャチャ』。本作品で、主人公の古くからの親友として登場するのがピョ・ミソンである。 主人公の親友が側で支えるというのは、韓国ドラマにおいて決して目新しいことではない。ただ、彼女は何かが少し違うのだ。それはきっと、良い意味で一言多いということ。そしてその一言が、時に絶妙なタイミングでお茶の間の気持ちを言い当ててくるのだ。そんな不思議な魅力を持つ、ピョ・ミソン(コン・ミンジョン)というキャラクタ
ある日”恋”がついたタイトルの韓国ドラマを観て、ふと考え込んだ。「どのシーンで恋をしたのだろう。もしや、見逃してしまったか...」原題と作品のポスターを調べてみると、その謎は大体解ける。邦題やポスターがアレンジされているのだ。 実際の作品と、タイトルやポスターの雰囲気が少し違う。これって誰にとって得がある話なのだろう。そんな気持ちになり、背景を考えてみた。 1)どんな目的があるのかあくまでも個人的な意見だが、韓国ドラマの邦題は”恋”がつくことが多い。そして、ピンク色のキラ