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electric_rex08
【エッセイ】年賀状の意味
こんにちは、ドラドランドです。
もうまもなく新年を迎えると言うことで、
年賀状を書いている人、いるんじゃないでしょうか。
ということで今回は、
年賀状の意味についてのエッセイを書きます。
それでは、どうぞ!
人は365日を1年という塊に分けて、
その1年が始まる時に、
日本人は親しい人へ便りを書く。
それが、年賀状だ。
僕が思う年賀状の意味とは、
あまり普段会わないけど、
昔お世話になった友人や恩人などに、
1年の始まりの時期ということで、
関係を保つためということだ。
人は時間には勝てない。
だから、会わなくなって数年もしくは
数十年が経つ人には、
自然と距離ができてしまう。
年賀状は、
そんな人同士を、
「ギリ友人」から「他人」にしないための、
最後の砦なのだと思う。
年賀状がなければ、
わざわざ昔の友人に便りを送る機会もなく、
それが続いていくとついに顔すら思い出せなくなる。
それを防ぐのが、年賀状なのだ。
「今年もよろしくお願いします」というよりもはや、
「今年も年賀状送るんで私のこと覚えててね」
ということなのだ。
年賀状は、親しい人だけでなく、
時間が空いてしまって距離が開こうとしている
かつての親しい人との間にも橋として
存在している。
いかがでしたか。
皆さんも最近全然会ってないけど、
年賀状だけは出しておこう、と思う人、
いませんか。
いたら年賀状だけでなく、
久しぶりに会って話してみるのも
いいかも知れませんね。
それでは、また次の記事で!