やっほーちゃんねこ🐱🐰🐶

東京大学大学院経済学研究科→ひみつの組織の研究員

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最近の記事

就活を多少はちゃんとやっておけばよかった?

もともとそんなに自分のキャリアとかに関心がなかった。 長期インターンはマーケティング関連。たいして会社の役に立ってない。 起業も流れるまま。当人は無能。 当時は、結婚や女性の働き方に関する研究に熱意をもってやっていた。それが続けられればと思っていた。(今はちょい熱意が落ちているので、なぜかを考え中・・・) だから、それ以外の未来をそんなに考えていなかった。 研究では取ってもらえないのだから、もう少し真剣にどうするか、どういう未来を描くのが理想か考えてもよかった。 金融と

    • お金も時間もない都市、東京。希望のなさここに極まれり

      はじめにこんにちは。東京都で頑張りたい友達のための記事です。 現状→背景→打ち手という流れで、東京の雇用や家庭生活を詳しくみていきましょう。 まず、雇用の現状を見ましょう。まずもう最初から最後までいえることとしては、圧倒的人手不足というところでしょうか。 とにかく、人がいない。ただ、人手不足で頑張っても労働者は報われない。 働き手の現状をみると、特段豊かではない。物価高に負けない賃上げは成し遂げられず、実質賃金は相変わらずマイナスが続いている。30年前から豊かさは変わ

      • 東京、豊かでない街。

        こんにちは。ねこです。 本日は働き方以外に目線を向け、東京の豊かさについて議論していきたいと思います。 東京といえばどんな印象でしょうか。 みんな年収が高くて、みんな豊かな暮らしをしているイメージでしょうか。 例えば鳥取といった地方道府県と比べると、よっぽどいい暮らしをしているのでしょうか。 ただ、現実はそうでもありません。収入が高くても支出も多いので、結局手元に残るお金(自由にできるお金)は全然高くないのです。 ①東京のお金回りに関する現状 国交省の資料から、2人

        • 若者の働く観、かく変わりき。

          ちょっとずついいねがつくと、やはりおもしろいものですね。 本日は、若い人々が働くということに関して、どのように考えているか議論していきます。 ①なぜ今、若者に注目するのか ちょっと前までは、そんなに若者に気をつかう必要もなかったはずなのに、気づけばちやほやしてキャリア形成を支援するだの新卒は売り手市場だの… これも背景としては、労働市場の人手不足があげられます。人口減少社会でどんどん少子化がすすんでいくなかで、日本の雇用慣行は一朝一夕には変わらない。新卒一括採用が行わ

          国際女性デーに寄せて 「職業のジェンダーギャップ」

          3/8の金曜日、皆様はいかがお過ごしでしょうか。 国際女性デーですが、昨今ついに多くの人が知るようになりましたね。 ミモザの話とか、ジェンダーギャップ指数(政治・経済分野が低くて、教育や健康はまし)の話とか企業の取り組みとか、話したいことはありますが、本日のテーマは「職業のジェンダーギャップ」です。 要は、「男の仕事」・「女の仕事」の話です。 たとえば、保育士の女性比率は95.8%(厚生労働省, 2023)で、圧倒的に女性の割合が高い職業です。 ほかにも、看護師、CA、あげ

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          管理職になりたがらない女性

          ちゃんと書きます。まじで。アウトプットは最大のインプット。 つたなくても、書くことでなんとかうまくなっていくといいな。 今日は、「女性管理職」についてです。 何回かにわけて書くべきトピックですので、今回は一旦「女性管理職が増えない一因」のうち、女性の昇進意欲のなさに注目していきます。 以下は、パーソル総研の「女性活躍推進に関する定量調査」(2023)から、「女性活躍のための課題感」についての結果です。 女性活躍を推進していく上で、企業の人事が最も問題視しているのが、「女

          管理職になりたがらない女性

          結婚や出産を機とする退職

          こんばんは。 今日のテーマは、結婚や出産を機とする退職です。 この世から私が消し去りたいものですね。 許し難いこの世の暴挙ですよほんと。専業主婦志望自体は別に人の勝手だしいいんだけどさ、少なくとも辞めるというオプション(もしくは負担。というか負担でしかないのでは?)が女性だけに付与されているのがおかしいんよな・・・ 産む性が女性なら、辞める性も女性。これはなんとかしたい。 すべての人々が選びたいライフコースを選べるようにできていないのが現状の問題であって、そこをどうにか

          結婚や出産を機とする退職

          遂げて見せよう、私の本懐① 女性労働編

          ⓪プロローグ女性労働や結婚の研究を始めて、早n年。その長い旅路の中で、あらゆることを考えてきました。 東京大学経済学部では結婚や家庭の研究を幅広く行い、大学院では女性労働、ワークライフバランスについて研究してきました。特選論文、卓越大学院と業績はあるものの、リトルリーグみたいなもんなのでまだまだこれからだと思っています。 幸いなことに、いろいろな方に自分の研究について聞いていただく機会も増えてきました。 今回は女性労働といった大きな社会問題について、論点を整理しながら自分の

          遂げて見せよう、私の本懐① 女性労働編