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宮本武蔵が絵や書を好んだ理由について

 ここ2週間ほどの間で刀法(剣術)について大きな進展がありました。具体的には切先への力の集中ができるようになり、動きの中でも力の集中が途切れないように練習しています。
 練習に意義を見出すと時間を忘れて熱中してしまい、noteを書く暇が無かったのですが、練習をしていく内にある事に気付きました。
 それは切先への力の集中は字を書く事にも応用でき、さらに絵を描く事にも応用ができるという事です。
 試しにシャーペンで字を書いてみたのですが、続けていけば逆に刀法に対する新たな発見があるかもなと思いました。
 そして宮本武蔵が書や絵を好んだ理由も一つ解りました。切先の力の集中という点で共通点があるという事です。
 そしてその一点だけで言えば刀より筆の方がはるかに難しいので、筆力の向上が刀技の向上につながるなと思いました。
 そうなると私も俄然書道に興味が湧いてきて、水墨画にも興味が湧いてきました。
 今は刀法に熱中していますが、いずれ機会があれば書道も始めてみたいと思います。
 最後に何故切先への力の集中という点において、刀より筆の方が難しいのかについて端的に理由を述べれば、形状の違いによるものです。
 先端が硬いものであれば容易なのですが、筆の場合は先端が柔らかく、無限の変化に対応しなければならないためです。
 これはやってみないと解りませんが、筆の形状から木の先端部分と毛筆の先端部分の2重で捉えないといけないかもしれません。
 そういう理由で筆の方が刀法よりも難しいという事です。

 次回はここ最近の刀法の練習から気づいた事を踏まえて、最近の居合について記事にしてみたいと思います。

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大神独歩
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