AMDとメディアテックが合弁交渉
AMDとMediaTekが合弁事業を結成するための交渉を行っている
🟩AMDとメディアテックの合弁事業
DigiTimesは、AMDとメディアテック(Mediatek)が合弁事業(JV)を設立するために交渉中である可能性があると報告しています。メディアテックは台湾のファブレス半導体メーカーで、最近モバイルチップセットでクアルコムを抜き世界最大手となりました。AMDとメディアテックは過去、ゲーム機「AYANEO」チップで協力関係にあり、真実味がありそうです。
🟩両社のメリットとは?
合弁は、5G、Wi-Fi、さらには有線データ伝送コントローラーなどの、SoCの開発に焦点を当てています。両社のメリットは何でしょうか?
AMDのメリット
AMDの自社のノートPC用のSoCに、メディアテックのWi-Fi、5G、IPを組み込むことを狙っています。Wi-Fiチップをライバルであるインテルから仕入れたくないAMDとしては、メディアテックと組むメリットがあります。
メディアテックのメリット
メディアテックは自社のSoCに、AMDのGPUのRDNA2の搭載を狙っています。サムスンが次世代のスマホSoCの「Exynos」にAMDのGPUを採用します。同様にメディアテックのSoCに性能の良いAMDのGPUが採用できればメリットになります。
🟩まとめ
AMDとメディアテックの合弁事業交渉は 両社のGPU、無線技術と得意分社で補完するメリットがある
両社ファブレス企業なので、企業文化は似ているので話はスムーズと思います。
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