あさって 電子立国日本の半導体

「NHKスペシャル 電子立国 日本の自叙伝」を見て、半導体への興味を持ちました!  3…

あさって 電子立国日本の半導体

「NHKスペシャル 電子立国 日本の自叙伝」を見て、半導体への興味を持ちました!  30年の経験を活かし、半導体に関するニュースや技術情報、歴史などをわかりやすくお届けします

最近の記事

🟦インテルの大変革の始まり

🟦インテルの大変革の始まり:半導体生産事業の独立と提携強化 インテルは、最近の業績低迷を改善するため、新たな一歩を踏み出しました。その一環として、インテルは「インテルファウンドリー」という半導体受託生産事業を独立した子会社にすることを決めました。この変更により、インテルファウンドリーは他の会社からも資金を集めやすくなり、事業をさらに強くすることができます。  同時に、インテルはAmazon Web Services(AWS)との協力関係を強化し、AIチップを共同で設計・製

    • 🟦2024年7月の世界半導体販売額9カ月連続でプラス

      🟦2024年7月の世界半導体販売額が回復し、9カ月連続で成長 2024年7月の世界の半導体販売額は、前年の同じ月に比べて18.7%増えて、513億2千万ドル(約7.2兆円)に達しました。これは9カ月連続で前年を上回る結果となっており、業界全体で在庫の調整が進む中、販売が回復していることが明らかです。特にアメリカでは、生成AI(ジェネレーティブAI)という技術の需要が増えたことで、半導体の販売が大きく伸びています。 🟦アメリカと生成AIが成長をけん引 アメリカは、前年に比べ

      • 🟦インフィニオン、世界初の300mmパワーGaN技術を発表

        🟦インフィニオン、世界初の300mmパワーGaN技術の登場 インフィニオンは、画期的な300mmパワーGaN技術を発表しました。従来の200mmウエハーに比べ、300mmウエハーは一度に2.3倍のチップを製造できるため、技術的な効率が大幅に向上しています。これにより、AIシステム用電源や太陽光インバーター、充電器、モーター制御システムなど、多岐にわたる産業・民生アプリケーションにおいてGaNベースの半導体の普及が加速する見通しです。特に、小型化、軽量化、コスト削減といった要

        • 🟦東京エレクトロンとタタ・エレクトロニクス、インドにおける半導体エコシステム構築に向けた戦略的パートナーシップを締結

          🟦東京エレクトロンとタタ・エレクトロニクスの提携 東京エレクトロンとタタ・エレクトロニクスは、インドでの半導体製造エコシステムの確立を目指して協力し、半導体製造装置のインフラ構築を推進します。タタ・エレクトロニクス社がグジャラート州ドレラで建設中の半導体製造工場と、アッサム州ジャギロードの組み立ておよびテスト工場の開発において、TELは技術トレーニングや研究開発の支援を提供する予定です。このパートナーシップにより、インドの半導体産業が大きく前進することが期待されています。

        🟦インテルの大変革の始まり

          🟦エヌビディアに対する独占禁止法調査が本格化?

          🟦エヌビディアに対する調査が本格化 米司法省は、エヌビディアが反トラスト法(独占禁止法)に違反している可能性を調査するため、同社や他の関係企業に文書提出命令状を送付したと噂されていまふ。この動きは、エヌビディアがAI向け半導体市場で他のサプライヤーへの切り替えを難しくし、買い手に不利な条件を押し付けているのではないかとの懸念から来ています。この命令により、調査は正式な法的手続きに一歩近づいたことになります。 🟦司法省が調査を進める理由 米国司法省がエヌビディアに対する調査

          🟦エヌビディアに対する独占禁止法調査が本格化?

          🟦インテルの戦略転換?アルテラ売却??

          https://www.reuters.com/technology/intel-ceo-pitch-board-plans-shed-assets-cut-costs-source-says-2024-09-01/ 🟦インテルの大胆な戦略転換 インテルは、半導体市場での競争力を取り戻すために、不要な事業の売却と設備投資の大幅な見直しを計画しています。特に、かつてアルテラだったFPGA部門の売却が検討されており、また、ドイツにある工場への320億ドル規模の投資も削減される可

          🟦インテルの戦略転換?アルテラ売却??

          🟦インテル、歴史的危機に対処するための戦略を模索

          https://www.bloomberg.com/news/articles/2024-08-30/intel-is-said-to-explore-options-to-cope-with-historic-slump?srnd=phx-technology 🟦インテル、歴史的危機に対処するための戦略を模索と報道 インテルは、業績の悪化と株価の低迷に直面し、今後の戦略について真剣に検討しています。関係者によれば、インテルは製品設計と製造事業の分割や一部工場プロジェクトの

          🟦インテル、歴史的危機に対処するための戦略を模索

          🟦ロームのSiCパワーモジュールがZEEKRのEVに採用

          🟦ロームのSiCパワーモジュールのZEEKR車両への採用 ローム第4世代SiC MOSFETを搭載したパワーモジュールが、Geely(吉利)グループの高級EVブランドであるZEEKRの主要モデル「X」「009」「001」に採用されました。ZEEKRはGeelyが2021年に設立したEV専用ブランドであり、ハイエンド市場をターゲットにした革新的な電気自動車を提供しています。  この成果は、2018年から始まったロームとGeelyとの技術交流や、2021年に締結された戦略的パ

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          🟦EU初のFinFET対応ファウンドリー

          🟦TSMCがドレスデンでの新工場起工式 TSMC、ボッシュ、インフィニオンテクノロジーズ、NXPが合弁で設立したESMC(European Semiconductor Manufacturing Company GmbH)は、ドイツ・ドレスデンに建設予定の新しい半導体工場の起工式を行いました。この工場は、EU初のFinFET対応ピュアプレイファウンドリーとなる予定で、総投資額は100億ユーロを超えます。工場がフル稼働すると、月産4万枚の300mmウェハーの生産能力を持ち、約

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          🟦AMD、ZT Systemsを49億ドルで買収

          🟦AMDによるZT Systemsの買収がAI戦略に与える影響 AMDはZT Systemsの買収により、AIインフラ提供能力を強化します。ZT Systemsは15年以上にわたり大規模データセンターの設計・展開に携わり、その技術力がAMDのAI戦略を支えます。この買収により、AMDはAIチップの活用を最大化し、クラウドやエンタープライズへの導入を加速します。 🟦ZT Systemsの買収がもたらすメリット ZT Systemsの専門知識は、AMDのAIシステムを迅速かつ

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          🟦世界半導体市場@2024年6月

          🟦2024年6月の世界半導体市場 2024年6月の半導体市場は前年同月比で18.3%の増加を見せ、499億8千万ドル(約7.2兆円)に達しました。これにより、8カ月連続で前年実績を上回る結果となりました。前月比では1.7%の増加が確認され、生成AI関連の需要増加も大きな要因とされています。四半期ベースでは1,499億ドル(約21.7兆円)の売上を記録し、前年同期比で18.3%、前四半期比で6.5%の増加となりました。 🟦成長をけん引した地域と要因 米州市場の成長が際立ってお

          🟦世界半導体市場@2024年6月

          🟦インフィニオン、マレーシアに世界最大のSiCパワー半導体工場を開設

          🟦世界最大のSiCパワー半導体工場が誕生 インフィニオン テクノロジーズは、マレーシアのクダ州において、世界最大かつ最も競争力のある200mm炭化ケイ素(SiC)パワー半導体工場の第1フェーズを開設しました。この工場には20億ユーロ(約3200億円)が投資され、主に電気自動車、急速充電ステーション、鉄道、再生可能エネルギーシステム、AIデータセンター向けの高効率なSiCパワー半導体が製造されます。 200mm/300mmウェーハ  半導体の製造に使用されるシリコンウェー

          🟦インフィニオン、マレーシアに世界最大のSiCパワー半導体工場を開設

          🟦アップル、AIトレーニングにグーグルのTPUを採用

          🟦アップル、AIトレーニングにグーグルのTPUを採用:NVIDIAの代替として注目 アップルは、AIシステム「アップル・インテリジェンス」の基盤となる人工知能モデルが、グーグルが設計したTPUプロセッサで事前学習されたと発表しました。これは、大手テック企業がNVIDIAの高価なGPUの代替品を探している兆候として注目されています。アップルは、Googleの名前を挙げていませんが、AIトレーニングに8192個のTPUv4を使用することで、効率とスケーラビリティを向上させること

          🟦アップル、AIトレーニングにグーグルのTPUを採用

          🟦米国の対中半導体輸出規制、日本など同盟国は除外へ

          🟦米国の対中半導体輸出規制、日本など同盟国は除外へ:業界に安堵感広がる 米政府は、中国の軍事利用を懸念し、同国への先端半導体技術の流出を防ぐために、新たな輸出規制を強化する方針です。しかし、この規制では、日本、オランダ、韓国など、米国と緊密な関係にある同盟国からの輸出は例外とされることが明らかになりました。これにより、日本の半導体製造装置メーカーである東京エレクトロンなど、中国市場に大きく依存している企業は、大きな打撃を受けることなく、事業を継続できる見通しとなりました。

          🟦米国の対中半導体輸出規制、日本など同盟国は除外へ

          🟦ASE北九州市で生産能力拡充を検討

          🟦ASE北九州市に34億円で用地取得し生産能力拡充を検討 ASE(アドバンスト・セミコンダクター・エンジニアリング)は、北九州市若松区にある約15万9899平方メートルの市有地を34億円で購入する契約を結びました。この土地は、九州工業大学などの大学が集まる「学術研究都市」にあります。ASEのこの動きは、将来的な半導体需要に対応するための生産体制を強化することを視野に入れていますが、具体的な工場建設の予定や製造する製品についてはまだ発表されていません。 🟦半導体業界のリスク

          🟦ASE北九州市で生産能力拡充を検討

          🟦インテル、数千人規模の人員削減を計画

          🟦インテル、コスト削減と市場シェア回復に向けた数千人規模の人員削減を計画 インテルは現在、約11万人の従業員を抱えていますが、このうち数千人を削減する計画です。この動きは、コスト削減と業績回復を目指す戦略の一環であり、早ければ今週中にも正式発表される可能性があります。また、同社は8月1日に2024年4〜6月期の決算を発表する予定です。 🟦技術向上と競争力強化への取り組み パット・ゲルシンガーCEOのもと、インテルは技術向上と競争力強化を目指し、研究開発に多額の資金を投入し

          🟦インテル、数千人規模の人員削減を計画