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お金をかけずに知識と教養を深める読書術

最近、読書してますか?
2024年の文化庁の調査では16歳以上の約6割は1ヶ月の間に「1冊も読まない」と回答しました。

なんだかんだ言っても読書で知識が深まる

本以外にもテレビやYouTubeなどでも知識は吸収できるわけですが、やっぱり王道の手段としては本なわけです。

本の著者は編集者と何回もやりとりしながら、内容を精査しますし、ソースの裏どりもしっかり行います。良書はWeb記事のような断片的な情報ではなく、本一冊で情報を網羅できるように書いてありますし、理解しやすいように体系的に構成しています。

できるなら本を気兼ねなく読みたいけれども・・・

分かってはいるんです。本は読んだ方が自分のためになるって!しかしながら、以下の障害があなたを読書から遠ざけます。

  • 本は高い・・・

  • 選んだ本がためにならなかったら、時間とお金の無駄になるのが怖い

この記事ではこの2点を克服するために私がやっていることを紹介します。尚、「SNSに時間を取られて読む時間がない」や「本を読むと眠くなってしまう」などの問題は対象外です。各自なんとかしてください。

本は高い・・・から図書館を使おう。そして、カーリルを使え。

本は結構高いですよね。新書なら約1,000円。ハードカバーになると2,000~3,500円くらいしますよね。

本を何冊を読むためには富豪にならなくてはならないのか?いやいや、高所得者を目指して自分をアプデしたいから本を読まないといけないのだが・・・?

毎日もやしを食って、本を買えばよいのか・・・?

結論:図書館を使おう。

図書館は良いですよー。無料で10冊くらい借りられるし、新刊もたくさん入ります。結局、読まずに返却しても懐は痛みません。

私くらいになると読まずに返却しても「今回は読むタイミングじゃなかったんだ」と開き直るくらいのメンタルです。

図書館には目当ての本がないんだが

これを解消するのが今回メインで紹介したい神ツールのカーリルです。

カーリルの何が良いかって、近場の図書館の横断検索ができます。つまり、A図書館には目当ての本はないが、B図書館にはあるということが一目で分かります。しかも、貸出可能か貸出中なのかも表示してくれて、めちゃ助かる。

図書館を利用したことがない人にはピンと来ないかもしれませんが、住んでいる街には意外と図書館は多く存在しています。4~5くらいの近場の図書館をカーリルで登録しておくことで、目当ての本を無料で読める確率はグッと高まります。

特にオススメなのは、大学の図書館です。大学の図書館は蔵書が豊富で、技術書やビジネス書もたくさんあります。私はIT系の本をよく読みますが、近くの情報系大学の図書館から外部利用者として使わせてもらっています。

買えば2,000~5,000円する専門書を無料で何冊も借りられるのは最高ですね。2週間に一度のペースで通っていますが、肩にかけたエコバックの中に何万円分の書籍の重みを感じるとお得感と脳汁がスゴイです。

もちろん、読んだ知識は仕事にもすぐ役立ちますし、仕事の評価にも直結しています。

読むべき本の選球眼を鍛えるには

とりあえず、無料で本を手に入れられるようになったと思うので金銭面はクリアしました。コスパは無限大になったはずです。次はタイパです。

どんな人でも1日は24時間なので、できれば役に立たない本は読みたくありません。自分の時間を投資して得られるリターン(知識や洞察)の最大化を目指したいところです。

結論:人が薦める本を読め

世の中にはとんでもない量の本があります。そのなかで良書を選び出すにはある程度の工夫が必要になります。

最初はSNSで探しても問題ありません。参考にするアカウントは自分が目指したい姿に似ている人か、共感を覚える人にしてください。その人が薦める本を読みましょう。

その人が本のリンクを拡散することで利益を得るアフィリエイターでなければ、他人に薦めるに値する本を紹介してくれています。そして、その本を読むと大体は参考文献などがあるので、さらに知識が深められそうな本を芋づる式に読みます。

私の参考にする人を選ぶ基準としては以下の通りです。

  • たくさん本を読んでいると思われる

  • 自分の目指す姿に近い

  • 共感を覚える

  • 良識があり、教養を感じられる

  • 自分で本を出版している

特に一番最初が重要で、100冊読んだ中からおすすめ本を紹介してくれる人と5000冊読んでおすすめ本を紹介してくれる人では精度が違います。その人が出版している本を1冊読んでみて、多くの参考文献や引用が出てくればたくさん本を読んでいる人だと推察できます。その人も読んでも面白くない本とか難解すぎて何も得るものがない本とか地雷を踏んでいると思います。その中でのおすすめ本は地雷を避け、厳選された良書を紹介してくれているわけですから参考にしない手はありません。

逆に1冊読んでもほとんど参考文献や引用が出てこない場合は注意が必要です。参考文献や引用を出すことに手間を惜しんでいるか、自分の経験だけで書いている可能性があります。「自分語り自己啓発書」に多く見られます。

そして、おすすめされた本は「カーリル」の読みたい本リストに加えましょう。SNSでサーッと流れてしまう投稿をメモもせずに覚えておくのは至難の業なので、リストに加えておくことで後から見返すことができますし、近くの図書館の蔵書にあるか自動的に検索してくれます。


私のカーリル読みたい本リストの一部

まとめ

  • カーリル×図書館でコスパを無限大に

  • たくさん本を読んでいるであろう人のオススメ本を読むとタイパUP

月に7冊以上読めば日本人の上位4%に入れるそうです。あえて多くの人がやらないことをやってみると希少価値が出ます。3~4冊でも上位20%には食い込めるので、ぜひカーリルを使って読書の習慣をつけていきましょう!

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