YouTubeで「看過channel」はじめました。 ——第1回「振返り座談会ー自分たちの支援・運動のあり方をいまいちど考えるー」
You Tubeにて看過チャンネルをはじめました。こちらは限定公開に設定しております。noteの本記事一番下の有料記事(100円)を購入していただくことで、URLを取得できます。
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※ ①と②は、適切な機材が用意できなかったため、座談の様子を映した映像がないほか、音声も聞き取りにくい部分があります(そのことについても、動画内で説明しています)。あらかじめご了承ください。
①振返り座談会—前半 「環状島モデル」を用いた自己分析
メンバー&支援者とで、わたしたち「大学のハラスメントを看過しない会」の、これまでの道のりを振り返り、支援のあり方について、宮地尚子氏(精神科医・医学博士)の「環状島モデル」を用いながら考察しました。
◾︎ 実施日 2023/6/23
◾︎ 参加者 深沢レナ(代表)、関優花(副代表)、竹田純(元メンバー)、栗田隆子(ゲスト)
【目次】
0:00 看過channelはじめました。
6:40 自己紹介
15:30 近況について
20:20 なぜ振り返り座談会をやろうと思ったのか
22:20 「内輪もめ」を考察する意義
23:50 「環状島モデル」について
25:55 円錐形モデルとの比較
27:10 当事者、非当事者の位置
29:00 参加者それぞれのポジショナリティのチェック
37:25 「水位」とは
38:20 雄弁な発話者を生む条件‥福岡セクハラ裁判原告、晴野まゆみさんを例に
41:55 看過しない会/深沢にみる語りの変化1…初めから雄弁だったわけじゃない
47:00 看過しない会/深沢にみる語りの変化2…看過しない会を設立してから
53:18 支援者たちとの関係性…どうやって「尾根」にのぼれたか?
56:00 環状島を上からみた図
57:47 一方で、「重力」「風」「水位」にも悩まされてきた
58:54 「風」とは
1:01:30 当事者として支援者に抱く違和感や悩み…深沢の場合 ①権力関係
1:03:55 当事者として支援者に抱く違和感や悩み…深沢の場合 ②同一化(理想化?)
1:05:50 看過しない会の体制の変化(〜2022年)
1:06:40 看過しない会の体制の変化(2023年〜)
1:07:35 みんなはどー思う? ・#MeToo運動のもたらしたもの
1:11:23 大変だったね〜 ・1人体制で運動をやるということ
1:12:20 非当事者が語ることの難しさ
1:15:10 支援者のコミュニケーションが「all or nothing」になりがち
1:16:53 「こういう支援者がいてありがたかったな」という人
1:17:40 元メンバーの語る支援の難しさ
1:21:30 「被害者」としてカテゴライズしてはならない…同じ「被害者」でも全然違う…!
1:22:15 支援とは「登山」のチームを作ること
1:23:20 関が看過しない会に入ったきっかけ
1:24:30 支援者にもライフステージの変化や病気がある
1:26:20 支援者同士でもピアグループ作ったら?…支援のノウハウを共有する
1:27:10 支援者はいつでも逃げられるからこそ居続けることが難しい
1:28:30 みんなめっちゃ頑張ったよ〜!
1:29:25 コメンタリー
②振返り座談会ー後半 「ブラック」企業という言葉の由来と変遷
「ブラック団体」という言葉の問題、日本における黒人差別について、栗田隆子さん(フェミニスト・文筆家)と一緒にお話しし、交差的(Intersectional)な運動、マルチイシューの実践の仕方を探りました。
【目次】
0:00 ごあいさつ
0:43 該当Tweetに至った経緯…痛みや病の意味
3:20 ユングの「雨降らし男」の話
6:18 ハラスメント=「呪い」
8:22 被害者が交差的な運動を実践するには?
12:44 「ブラック」企業 言葉の由来と変遷
16:00 POSSEインタビュー記事
18:13 東洋経済ONLINE記事
21:55 朝日新聞デジタル記事
23:20 日本における黒人差別の問題
25:15 交差性をどうやって現実に落としこんでいくか
27:33 言葉の問題の重要性、ヴィーガンとして悩む種差別発言への対応
32:21 差別の優先順位の話の危険性
44:55 「気づかない」ということ、その伝え方の難し方
46:30 Twitterの運動の限界
53:07 「語り」の変化、発信しながら学習権を回復するということ
54:55 コメンタリー
③振返り座談会の振返り
この動画は、2023/6/22におこなった「振返り座談会」の映像が撮れていなかったために、その説明・補充として6/25に再び4人で集まって撮影した動画です。想定していたものとはだいぶ異なる内容となりましたが、ふだんの看過しない会+支援者の雰囲気が伝わればと、一部編集してお届けします。
【目次】
0:00 夏の過ごし方
6:23 大人と子どものあいだ
10:13 社会運動と「大人」の責任感
14:26 沈黙していたいという欲求
18:35 発声とポジショナリティ
21:55 関東住まいの特権性
24:05 一人だけオンライン参加の疎外感
26:45 環状島の話をするときの身体感覚
28:35 沈黙していたい欲求と、人に話をききにいきたい欲
32:30 たけだの共感疲労の発見
36:12 支援者が感情を伝えること、その伝え方
39:58 「怖れ」を正直に話すこと
42:30 当事者&支援者間の一体感の危険性
45:10 外にいるからこそできること
48:30 判決後の大変さ
50:00 差別することを怖れるより、差別者と呼ばれることを怖れる
50:55 交差的な運動は1人ではできない
51:30 気づかないでいたことを相談できる場
53:27 大元にいかないからいろんな悪が派生して生まれる
54:16 肌の濃さのレベルによる差別もある
55:45 話せばわかる人と繋がる
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