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子どもの自己肯定感を育む「承認」とは?心を満たす大切さ
こんにちは!
子育てをしていると、つい頭ごなしに子どもに怒鳴ってしまうこと、誰しもあるのではないでしょうか。でも、ちょっと待ってください。子どもにも、子どもなりの考えや感じ方があります。ママやパパが一方的に子ども扱いをして、頭ごなしに叱りつけてばかりいると、子どもは心を閉ざし、話も聴いてくれなくなってしまいます。子どもの「やりたい」を引き出すために、出来ることは何かを考えるきっかけになればです。
「承認する」ってどういうこと?
「よくできたね!」「すごいね!」
皆さんは毎日、子どもを褒めていますか?
実は、私たちが普段何気なく行っている「褒める」と「承認する」には、大きな違いがあります。
「褒める」は、 良い行動 や 結果 に対して評価を与えること。
一方、「承認する」とは、 子どもの存在そのもの や、 その子の行動、気持ち、考え を ありのままに受け入れる ことです。
「褒める」は条件付きになりがちですが、「承認する」は無条件です。子育てにおいて、この「承認する」という姿勢を持つことはとても大切です。
なぜなら、子どもは、 無条件に受け入れられている と感じると、 安心感 を得て、 自分らしく いられるからです。
なぜ「承認する」ことが大切なの?
「承認」と「褒める」の違い、なんとなく理解されたと思います。では、なぜ子育てにおいて「承認する」ことが大切なのでしょうか?
子どもは、 ありのままの自分を認められ、受け入れられている と感じることで、以下のようなことに影響していきます。
自己肯定感 が育つ
自己受容 ができるようになる
自信 を持って、様々なことに チャレンジ できるようになる
困難 にぶつかっても、 乗り越える力 を身につく
また、「承認」は、 親子の信頼関係 を築く上でも、とても重要です。親から 無条件に愛されている と実感することで、子どもは 安心感 を抱き、 親を信頼 することができます。
「承認する」ことは、子どもの 健やかな成長 を促すだけでなく、 親子関係をより良いものにする ための、大切なコミュニケーションスキルのひとつです。
今日からできる!「承認」のための3つのステップ
では、具体的にどうすればいいのか?今日から実践できる「承認」のための3つのステップをご紹介します。
ステップ1: 行動や結果ではなく、プロセスや努力に目を向ける
テストで良い点を取った時だけ褒めるのではなく、 テストに向けて努力した過程 を認めましょう。
「毎日、頑張って勉強していたね」「難しい問題にも諦めずに取り組んでいたね」のように、 具体的な行動 を挙げて伝えることで、子どもは 自分の努力 を 認めてもらえた と実感し、 自信 に繋がります。
ステップ2: 子どもの気持ちに寄り添う
子どもが失敗したり、うまくいかなかったりした時は、 結果 だけを見るのではなく、 子どもの気持ち に寄り添いましょう。
「悔しかったね」「悲しかったね」など、 共感の言葉 をかけることで、子どもは 自分の気持ち を 理解してもらえた と感じ、 安心 します。
ステップ3: 言葉だけでなく、態度でも示す
「承認」は、言葉で伝えるだけでなく、 態度 でも示すことが大切です。
子どもの話を 真剣に聞く 、 目を見て話す 、 笑顔で接する などのコミュニケーション も意識することで、子どもはより深く「承認」されていると感じます。
この3つのステップを意識することで、子どもとのコミュニケーションはより温かいものへと変わっていくでしょう。
あるある実例!あなたはどう考える?
他のご家庭ではどのように「承認」を活用しているのでしょうか?
具体的な例を見てみましょう。
例えば、お子さんが絵を描いて、「ママ見て!」と持ってきたとします。この時、多くの親は「上手だね!」「すごいね!」と褒めるかもしれません。
しかし、承認の場合は、子どもの内側 に目を向けます。
「わあ、素敵な絵を描いたね!どんな気持ちで描いたの?」と、 子どもの気持ち を尋ねます。
もし、お子さんが「海に行った時のことを思い出して描いたんだ!」と答えたとしたら、「そうなんだね!海に行った時の楽しい気持ちが、絵から伝わってくるね!」と、 子どもの気持ち を 受け止め 、 共感 します。
さらに、「この青い色、すごくきれいだね!波の感じも、すごくよく表現できてるね!」と、 具体的な部分 を挙げて 承認 します。
このように、結果 だけではなく、 プロセス や 気持ち を 承認 することで、子どもの 自己肯定感 を育みます。
また、 具体的な言葉 で伝えることで、子どもは 自分が何に対して認められたのか を理解し、 自信 に繋げることができます。
頑張りすぎない子育てTIPS
「承認する」とは、子どもの存在そのもの、行動、気持ち、考えをありのままに受け入れることです。
まずは「結果だけで判断しない」ことだけを意識してみてください。大人でも失敗はあります。子どもであればなおさらです。結果ではない部分を見るようにしてあげるだけでも、きっと関係性は変わっていきます。
以上「子どもの自己肯定感を育む承認とは」でした。
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