実は日本の血入っていません
今回の記事は、国籍という
ややこしいトピックである。
結論から言うと、
私には日本人の「血」は流れていない。
100%韓国製だ。
ただ、韓国と言っても2種類あって
・血も心もゴリゴリ韓国の「真の韓国人」
・血は韓国だが心は日本人という「在日韓国人」
私は後者の方の在日韓国人だ。
(血はハーフでもなく100%韓国だが)
そして、ややこしいことに
今は帰化して法律上日本人なのだ。
最近のグローバルな世の中には
国籍とアイデンティティという二つの概念が存在する。
国籍は、パスポートに書かれる国名。
アイデンティティは、「自分は◯◯人である」という帰属意識だ。
昔は、日本にいる人は、
国籍もアイデンティティも「日本人」だった。
しかし、時代が進むにつれて
国籍とアイデンティティが必ずしも一致しなくなってきている。
もはや、国籍=アイデンティティという時代ではなくなってきているのだ。
ということで、
私という人間を国で説明すると
パスポート=今は日本、前は韓国
アイデンティティ=日本
となる。
アイデンティティについて詳しく説明すると
・韓国語が話せるのは祖父母まで
・両親も私も日本生まれで、日本の教育を受けていて、日本語しか話せない(英語とかはおいといて)
・数年前に帰化しており、法律上日本人となったので、自分が韓国籍だと感じる場面はゼロになった
つまり、私が自発的に説明しない限り
私は日本人として見られている。
そして、会う人みんなに
闇雲に説明するつもりもない。
昔とはずいぶん変わったが、
やはり差別が気がかりだからである。
自分のことを詳しく知ってほしい時にだけ説明するようにしている。
ここの人たちには、私のことを知っていてほしいし、差別される心配もないだろうと判断して
公開してみた。
別に差別されたとて、
その人のことは軽蔑するし、さようならなので
あまり辛くもないのだが。
個人的には
自分の祖先の話は
話のネタになっておもしろいと思うし
個性的で気に入っている。
と、いうことで
その名に恥じぬよう
早急に韓国語をマスターしなければならない。