北海道内の新型コロナウイルス院内感染まとめ(疑いを含む・2020/5/11まで)
●函館市(第二種感染症指定)市立函館病院
2月22日、50歳代看護師1人の陽性が判明。
道内4例目の感染者となった七飯町議員60代男性に一番最初(2/14)に病院内の問診センターで対応していた。
町議は2/3に微熱や咽頭痛の症状が出た。2/7にかかりつけの診療所を受診し、改善しないことから、2/13日に再び同じ診療所を訪ねたところ、両肺に肺炎があることが分かった。2/14に市立函館病院を受診。しかしこの時PCR検査は行われず、議員は帰宅。5日後の2/19に議員が再び診察を受け、感染の事実が確定した。
https://www.nhk.or.jp/hokkaido/articles/slug-nd06320c8f336
* 問診の際、看護師はマスクを着用していたが男性はマスクを付けておらず、机を挟んだ50センチほどの距離で会話。
https://www.nhk.or.jp/hokkaido/articles/slug-ne71c55b5d76e
* 患者の問診は密閉された個室で行うことをやめ、専用の用紙を渡して記入してもらう方法に変更。待合室レイアウト変更。
●美瑛町 循環器内科診療所(施設名非公表)
2月25日 60歳代開業医が検査で陽性と判明
陽性が判明した同町の消防士(21例目)を診察していた。
21例目の患者は発熱などの症状があり2月18日と19日にそれぞれ別の医療機関を受診、23日に検査陽性であることが判明。濃厚接触者である開業医に症状はなかったが、陽性と判明。
* 21例目の患者と接触後、感染が判明するまで同医師は通常の診療を行っていたが、この当時、無症状者からの感染を示す知見はなく、その後に同医師が診た患者の追跡は行われていない。
* 道では、日常診療でも新型コロナウイルス感染を疑わせる患者を診察する場合は、標準予防策を徹底してほしいとした。
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/t344/202002/564502.html
●木古内町 木古内町国民健康保険病院
2月27日、40歳代看護師1人の陽性が判明。
2/3に知内町の80代男性が呼吸苦から隣町の木古内町の医療機関に入院した。呼吸器や心臓の持病あった。22日にPCR検査で陽性と判明、函病へ搬送(2/27死去)。その後、木古内町国保病院で男性の看護をした40代の女性看護師も感染が判明。
●釧路市 釧路労災病院
①2/25に感染がわかり、2/26転院後の2/29に死亡した70代の男性
1/17に誤嚥性肺炎で入院。1月下旬から、他に3人の患者がいる4人部屋にいたが、2/23に容体が急変した。
②2/12に発熱、2/18に入院、2/28に感染が確認された40代の男性
③2/20に発熱、2/24に入院、2/28に感染判明した70代の男性
の計3人の感染者が出ていた。
* 感染者の3人にはつながりがないとされた。https://www.hokkaido-np.co.jp/article/400761/
●札幌市 国家公務員共済組合連合会・斗南病院
3月11日、外来担当の50歳代看護師の感染が判明。
2/22から咳・頭痛・倦怠感のあった60代男性が3/3に外来受診。点滴を受け、3時間ほど院内で過ごしていた。肺炎を指摘され、当日PCR検査。3/4に感染確認(道内83人目)。
* 看護師はこの患者の問診、血圧測定、院内の付き添いを担当。問診のときは、患者、看護師ともにマスクをしていたが、男性は時折マスクを外して会話。看護師の接触時間約60分、会話時間も約30分。看護師は手袋をCT検査まで着用していず、患者と長時間接するうちに接触感染が生じたのではとされている。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20200503-OYT1T50074/
* 熱発者の問診を外のプレハブで行うなど、水際対策を強化した。
https://www.htb.co.jp/news/archives_7520.html
※ 千歳第一病院と北星病院の初期経過
4月8日 千歳市にある介護施設「グループホームぬくもりの里」で70代と80代の女性が感染判明。70代女性は3/29に39度を超える発熱があり、同日入院。80代女性は4/2に38度の発熱があり、4/3に入院。感染した2人が入院していた市内の二つの病院は、急きょ外来診療を休診するなど対応に追われた。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/410591
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/415247
後日この施設は道内3例目のクラスターに認定されている。
●千歳市 医療法人同仁会・千歳第一病院
【道内7例目、千歳市内2例目のクラスター認定】
* 4/8に入院患者の陽性判明したあと、この病院では4/18までに職員1人、患者3人の感染が確認されたが、4人の感染確認日は非公表。
4/18 70代男性と90代女性の2人感染確認。
4/19 5人の感染確認。40代女性看護師、40代女性准看護師、20代女性准看護師、60代女性看護助手、40代女性看護助手。
4/20、6人感染判明。いずれも入院している70~90代の男女。
異なる病棟で、接点の見当たらない患者や看護師などの間でも感染が広がっている。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/413967
4/23、入院患者4名、看護師3名の7名。
4/24、入院患者2人 70代女性、90代男性。
4/26、入院患者の60代男性1名。
4/27 看護師ら1人、MSW1名の感染が確認。
4/29 入院患者1名女性。
4/30 10人判明・40代女性看護助手・40代女性看護師・20代男性看護師・40代女性看護師・20代女性看護師・30代女性看護師・70代女性入院患者・70代女性入院患者・100歳代女性入院患者・70代女性入院患者
5/1 60代看護師1名感染判明。
5/7 90代の入院患者、男女2人の感染が確認。
5/9 20代女性 看護師、90代女性(5月8日死亡)
この女性は4日に発熱や肺炎などの症状が出て、7日に検体を採取し8日に死亡。9日死亡後に陽性と判明。
千歳第一病院での感染は45人。
* 4/30道の担当者は「安全なエリアと汚染エリアを分けているが、ゾーニングを見直さないと感染が広がる可能性がある。一時、陰性と確認された人が陽性になったのも盲点だった」などと述べた。
https://www.iza.ne.jp/kiji/life/news/200430/lif20043023400076-n1.html
●千歳市 医療法人いずみ会・北星病院
【クラスター認定】
4/8 入院患者の感染発表。グループホームぬくもりの里関係者。
4/11 新たに入院患者90代女性の感染判明。3/27に入院していた、グループホームぬくもりの里関係者。
20日に一旦外来再開。
2人目の患者と接触のあった患者7人、職員38人の検体を調べ、
4月23日、看護師5人と介護職員1員の計6人の職員の感染が確認。うち3名は無症状。計8人。
* グループホームぬくもりの里関係者2名の感染発覚後に職員の検査を実施したが、その際には感染が確認されなかったという。
https://www.sankeibiz.jp/econome/news/200424/ecb2004241025006-n1.htm
※ 院内感染ではないが、院内併設施設を介した感染あり。
最初に感染者の集団=クラスターが確認されたのはグループホーム「ぬくもりの里」です。感染した入居者の1人が入院した千歳第一病院では、職員や患者29人が感染しました。さらにこの病院の4階に先月まで入っていた訪問看護ステーションでも職員が感染。このうち少なくとも1人が「グラン・セラ柏陽」に訪問看護に来ていました。
https://www.htb.co.jp/news/archives_7459.html
●札幌市 医療法人杏医会・札幌呼吸器科病院
【クラスター認定】
井上院長は3月中旬の最初の患者について「10日以上熱が続いていて、診たとき、かなりつらそうで下を向いて話をしていた。CTを撮ったら、ウイルスに感染している状態だったので、保健所を通してPCR検査をして陽性だった」と。
https://www.htb.co.jp/news/archives_7356.html
その後、この患者との関連はわかっていないが、
4月9日、病棟勤務の50歳代男性看護師1人の感染が確認。
9日に感染公表の江別市60代男性が同病院の職員と後日判明。
4/10 看護師の40代女性。
4/10に感染確認の無職70代男性が同院に1日まで入院と後日判明。
4/10感染公表の江別市60代会社員男性は同病院の出入り業者だった。
4/11 感染者7人判明。4人は患者(いずれも男性、60代2人、70代と90代が各1人)3人は看護師で40代男性と50代女性、50代男性。
看護師3人はいずれも病棟担当で、患者4人は別々の病室だった。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/411526
https://digital.asahi.com/articles/ASN4C74FTN4CIIPE01J.html?pn=4
4/12 入院患者4人と薬剤師3人の感染確認。
4/13 北広島市在住の80代男性が同病院に入院していた。(3/19に呼吸苦を訴え、検査を受けたが陰性。呼吸苦が悪化し、20日に札幌呼吸器科病院に入院して治療。症状が回復したため、4/3に転院。
4/14 80代男性医師▽50代女性清掃員▽70代男性入院患者▽90代女性入院患者2人 の5人。
4/15 入院患者2人と看護師1人。
15日に陽性確認された60代男性も院内感染と判明
4/16 入院患者1人の感染確認(316例目)。
4/17 入院患者4名 90代男性、90代女性、60代男性、70代男性。(358~361例目)
4/18 70代と80代の入院患者の男性2人と、60代の女性看護助手の計3人が感染。(393~395例目)
4/20 1名感染(道内447例目 詳細非公表)
4/21 50代の女性看護師3人と、職員の30代女性、入院患者である70代女性の感染が確認。
4/23 職員2人。
4/25 4人判明。看護師3人と入院患者1人。
* 4/30までに計51人(医師1人、看護師12人、看護補助者3人、薬剤師3人、清掃員1人、他職員4人、入院患者23人、転院患者4人)
●札幌市 医療法人積信会・長野病院
4/10 70代の男性の入院患者が陽性と判明。札幌呼吸器科病院から4/1に転院していた。
長野病院ではほかの入院患者ら65人に検査を実施。全員陰性で道と市からは院内感染は否定されたと公表していた。
4/14 入院中の60代男性の感染判明。平成23年4月から入院しており、札幌呼吸器科病院から転院した感染者と同じ病室だった。
4/15 40歳代の看護師1人(患者2名の担当)の感染確認。
4/28 院内の終息宣言。
●北広島市 社会医療法人即仁会・北広島病院
4月13日、札幌呼吸器科病院から転院した入院患者1人の感染が確認
(268例目)北広島市在住の80代男性が3/19に呼吸苦を訴え、北広島病院受診。呼吸苦が悪化し、20日に札幌呼吸器科病院に入院して治療。症状が回復したため、4/3に北広島病院転院していた。
4/15 岩見沢市の男性看護師と、北広島市の女性看護師は、80代男性との濃厚接触者。転院患者を担当した看護師男女2名の感染が新たに確認された。この患者は4/13夜に亡くなっており、看護師2人はこの患者が重症化した際に処置をした。
https://www.fnn.jp/articles/-/32699
4/23 恵庭市在住の40代女性看護師
4/29時点で計4人。
●釧路市(第二種感染症指定) 市立釧路総合病院
4/5 他の疾患で入院していた女性患者の熱発。呼吸器症状なかった。その後この女性が入院前に新型コロナの感染者と接触していたことが判明して12日に隔離、感染判明。
4/16 この女性と入院中に接触していた30代の男性患者も感染確認。
https://www.youtube.com/watch?v=nv4sV6NDAb0
●札幌市 JA 北海道厚生連・札幌厚生病院
※ 網掛部は家族内感染で、院内感染とはカウントされない。
4/14 30歳代看護師1人の感染確認(304例目、4/4~症状あり)
4/15 30歳代女性会社員(314例目、4/11~症状)
4/16の60代女性の同居家族。
4/16 20歳代看護師(370例目)
4/16 札幌厚生病院に入院していた60代女性(391例目、4/7~症状)
4/16 その同居家族の30代男性施設職員(390例目、4/14~症状)
4/17 50歳代看護師(396例目)90歳代男性入院患者(397例目)、
4/18 30歳代看護師1人が陽性と判明(433例目)。
ここまでで患者2名とあわせて6名。
4/18 札幌市の60代の男性(444例目)について、60代女性(391例目)の同居家族であることを4/20明らかにした。この女性の同居家族では、これまでに30代男女2人も陽性と判明している。市は60代女性が入院中に感染し、退院後に家族間で広がったとみている。
4/21 30代看護師の感染判明(453例目)。
4/21 入院中の年齢性別職業非公表の1名感染判明(452例目、3/19~札幌厚生病院に入院していた。)
4/21 30歳代職員(道内493例目)。
感染が確認された6名の職員は、同じ病棟に勤務する職員であり、
患者3名とあわせて9名の院内感染確認。
●札幌市 国立病院機構北海道がんセンター
【クラスター認定】
4/16 看護師3人と3人が勤務する病棟の入院患者1人の陽性が判明。
・20歳代女性看護師、4/14発症 ・50歳代女性看護師、4/13発症
・20歳代女性看護師、4/13発症
・80代女性患者 2/10から入院。4月初め頃から咳。4/9に38度台の発熱。4/15にCTで肺炎像は見受けられなかったが、微熱が続いていた。
4/17 13人判明。
・女性 70代 患者 4/13発症 ・男性 60代 患者 4/13発症
・男性 60代 患者 4/13発症 ・女性 60代 患者 4/14発症
・男性 70代 患者 4/15発症
・20歳代女性看護師4/14発症 ・50歳代女性看護師4/16発症
・60歳代男性患者4/13発症 ・80歳代女性患者 発症日不明
・70歳代男性患者4/13発症 ・60歳代男性患者4/13発症
・70歳代男性患者4/13発症 ・60歳代男性患者4/15発症
・60歳代女性 北海道がんセンター(入院期間3/18~4/14)から他院へ転院
* クラスターが発生しているのは、6階にある消化器内科病棟です。16日こちらで勤務する看護師3人の感染が確認されたのに続いて、17日小樽市の患者を含め14人の感染が確認されました。いずれも消化器内科病棟の看護師、患者だということです。
https://www.youtube.com/watch?v=kTGjV6qvsxU
4/18 80歳代男性患者3名、70歳代男性患者1名、60歳代男性患者2名、30歳代男性患者1名、70歳代女性患者3名、40歳代女性患者1名、20歳代男性検査技師、20歳代女性看護師(4/7、4/8インフル+)
4/19 70代 女性 4/13発症。3/31~4/9北海道がんセンターに入院。
60歳代女性患者、30歳代女性看護師1名、20歳代女性看護師2名
4/20 看護師6名 (50代女性1名、40代女性1名、30代女性1名、20代女性3名)、50歳代男性医師
4/21 60代男性(4/9~4/11持病の治療のため入院。4/13発症。)、30代女性函館市職員(上記60代男性の濃厚接触者。 4/19発症)
4/22 60代女性(4/12発症、北海道がんセンターに入院歴あり)、70歳代女性患者、60歳代男性患者
4/23 30歳代女性看護師、70歳代女性患者2名、70歳代男性患者2名、40代男性(4/18発症、北海道がんセンター入院患者の濃厚接触者。)、60歳代女性委託職員、40歳代女性委託職員
4/24 60代女性 (4/18発症、4/15-4/16北海道がんセンター受診。)、70代男性 (4/21発症、4/8北海道がんセンターに検査入院。)、30歳代女性看護師2名
4/26 60歳代女性委託職員、50歳代女性委託職員、
20歳代女性看護師(4/18陰性、 その後に発症し再検査)、
50歳代女性看護師(4/18・4/22・4/24陰性、発熱等持続し4回目検査)
4/27
・80代男性(4/22発症、4/6~4/21北海道がんセンターに入院)、
・患者(年代 非公表 性別 非公表 渡島在住、職業 非公表、 4/24発症、2月下旬から北海道がんセンターに入院中。)
4/28 50歳代女性患者、20歳代男性医師
4/29 60歳代女性患者
4/30 男性患者(年代非公表、空知在住、4/24発症、4/16~4/18北海道がんセンター入院)、40歳代女性看護師2名、30歳代女性看護師1名、20歳代女性看護師2名。
5/2
・70代男性(4/19発症、3/30~4/16北海道がんセンターに入院)
(下記2名はこの患者の濃厚接触者)
・70代女性 ・40代女性
5/3 50歳代女性看護師
5/4 20歳代女性看護師
5/5 (30代の女性看護師は4/19に陽性が確認され、その後陰性となり自宅で待機していたが、5日再び陽性が確認された)
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200506/7000020860.html
5/6 20歳代女性看護師
5/11 30代女性看護師
* クラスター認定は5/11で80人(退院後の濃厚接触者含む)。がんセンター公式発表での集計は5/10時点で70名(職員等36人[医師2人、看護師29人、職員5人]、患者等34人)。
https://hokkaido-cc.hosp.go.jp/about/pdf/PCR20200420.pdf
* 道や札幌市などによると、感染者集団には外来で訪れた人や退院後に感染がわかった人なども含まれる。6階の消化器内科で最初の感染が判明し、翌々日にはいずれも6階にある呼吸器外科、泌尿器科に感染が広がった。関係者によると、各科は廊下でつながっていて、医療スタッフや患者の行き来が多かった。感染拡大がわかった直後から、6階全体を「感染病棟」として隔離し、移動は専用のエレベーターに限った。5/11再診患者に限り診察や検査を再開するが、感染防止のため、出入り口を1カ所に絞り、入館時にサーモグラフィーで検温する。院内で密集が起きないよう、予約の1時間前までの立ち入りを禁止する。
https://www.asahi.com/articles/ASN5B6Q4TN5BIIPE00B.html
●札幌市 石橋胃腸病院
4/17 60代の女性、3/18~北海道がんセンターに入院。4/14に転院。
●釧路市 社会医療法人 孝仁会 釧路孝仁会記念病院
4/15 患者2名の感染発表 【詳報無し】
●紋別郡遠軽町 (第二種感染症指定)遠軽厚生病院
【道内8カ所目のクラスター認定】
4/18
・378例目 年代非公表の女性医療スタッフ、4/15発症。
・379例目 50代女性医療スタッフ、4/12発症。
・377例目 80代男性入院患者、1月から入院中、4/15発症。
4/19
・421例目 80代男性入院患者、3/31~入院中、4/14発症。
4/20
・442例目 80代男性入院患者、4/11発症、4/15~入院。
・443例目 70代女性入院患者、2/10~入院中、4/15発症。
4/21 女性医療スタッフ3名(30歳代2名、20歳代1名)
4/22 女性医療スタッフ3名(20歳代3名)
* これまで感染が判明している入院患者を含めた計12人は全て同じ病棟の関係者だった。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/414693
4/24
・547例目 50代男性、4/22発症、4/10~4/13遠軽厚生病院入院。
障害者入所支援施設「向陽園」に入所している。
【この施設はのちに道内14か所目のクラスターに認定】
5/6 20代女性医療スタッフ1名
5/9 医療スタッフ3名(20代女性2名、30代女性1名)
遠軽厚生病院での感染は17人となりました。
●千歳市 市立千歳市民病院
4/30 20代女性看護師(4/22発症)、40代女性職員(4/25発症)。
5/3 80代男性入院患者の感染確認、無症状。
5/9 20代男性職員(5/4発症)
※千歳市民病院の感染は4人目
●札幌市 社会医療法人 孝仁会 北海道大野記念病院
5/4 臨床検査技師2名
技師A 発症日:4月27日(月)夜、
技師B 発症日:4月30日(木)
* 発症日の2日前から最終勤務日までを対象に濃厚接触者調査を行い全員陰性。
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※ 今のところ医療従事者1名のみの感染が公表された事例
●旭川市 市立旭川病院
3月3日、40歳代の病棟看護師1人の感染が確認 。
2月22日に自家用車で札幌市を訪問、その後倦怠感の出現、発熱がありましたが、以降26日までは勤務なし。解熱後27日に病棟での勤務をしていたが、昼に発熱があったことから早退し、その後肺炎の疑いがでて、3月2日に陽性判明、入院。当該看護師が感染症病棟の勤務ではないこと、感染症病棟の稼働時の勤務実績はほとんどないことなどを考え、院内感染は極めて考えにくいと判断されている。
●旭川市 医療法人唐沢病院
3月18日に50歳代医師の感染が判明。
頭痛などを訴えた2月26日から3月4日まで土日を除き、マスク着用で診察していたという。4日に同病院を受診したが、肺炎像は認められず自宅で療養。風邪のような症状が続いたため検査を行い、18日に陽性が確認された。
●室蘭市 医療法人いな川こどもクリニック
3月30日、20歳代の受付職員の感染を確認。
海外からの帰国後だった。
●札幌市 北海道大学病院
4月7日、消化器内科の40歳代医師の感染が確認。
3月27日、札幌市中央区の飲食店で、飲酒を伴う送別会に出席、
4月1日に熱などの症状が出始め、7日に感染が確認された。
●留萌市 社会医療法人 孝仁会 留萌セントラルクリニック
4月7日 職員1名の感染判明。公式HPでは家族2名も感染と。
●富良野市 社会福祉法人北海道社会事業協会・富良野協会病院
4月7日、30代女性職員1人の感染が確認された。
感染症病床の入院患者との接触はなく、院内感染による発症ではないと判断された。
●札幌市 札幌医科大学
4月30日 看護師1名。4/24に微熱、4/29嗅覚味覚障害。院内感染かどうかは5/1現在調査中。
●北海道医療センター
5/10 感染症病棟勤務の看護師1名。5/5の非番日に発熱などの症状あり、5/6から自宅待機。院内感染かどうかは5/10現在調査中。
※ 今のところ感染症指定病院以外で患者1名の感染が公表された事例
●札幌市 さっぽろ慈啓会病院
4/17新たに入院された患者様1名に新型コロナウイルスの感染確認。
●帯広市 帯広徳洲会病院
4/21に受診した患者が陽性。陰圧室対応。
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※ この記事は北海道公式発表、各医療機関の公式HPでの発表や
マスコミ報道、WEB記事のほか、下記のまとめを参照しました。
新型コロナウイルス院内感染並びに病院関係者感染等医療機関一覧
http://www.sasayama.or.jp/blog/?p=1961
新型コロナで揺れる医療・介護提供体制
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/clinic/report/202005/565036.html