なんで“ラオス”やねん?人類はこれからどんな服を着ていったらいいのか?改め「最高のパトロンとの出会い方」
空間デザイナーとして、若く美しい新妻とのお洒落で恵まれた新婚生活を送っていたはずのコージ・ヤマモトが、そのすべてをかなぐり捨てて、トイレもないラオスの未開の地へ・・・なぜ?なんで?
いきなりなのですが、この「なんでラオスやねん」は、こちらのKindle版でお読みいただけないでしょうか?読んでいただくだけで脱炭素から、さらに活炭素になるのです☟
脱炭素から「活炭素」へ
海に森をつくるために
二酸化炭素を活かす
海の森は「藻(も)り」
海の草木は「藻」なんです
ワカメとか昆布とかアマモとか海藻(かいそう)たち
藻たちにとって二酸化炭素は
人間にとっての酸素です
藻たちにとって二酸化炭素はエサ
そんな藻たちが世界的に減ってしまっているんです
どうして減ってしまったのか?
そして、どうしたら増やせる?
なんと今貝…もとい今回リリースされた
「なんでラオスやねん|移住自由時代」を読んでいただくだけで
アマモが増えちゃいます!
コージ・ヤマモトのご協力により、収益を海にモリをつくる「海護(アマモ)り活動」に寄付させていただくことになったからです
特にKindle Unlimitedをご契約の方は、無料で読んでいただいたページ数分が支援になりますので奮ってご協力…ご購読いただけたらうれしいです
人にも環境にもやさしい
そんな「なんでラオスやねん|移住自由時代」
ライター養成の森塾の森先生に師事し、めきめきと上がった、と思われる文筆力により大幅に加筆修正、読み物としてもかなりのものに…?!
こちらです!☟
他4つの短編との合本版、お得です!☟
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なんでラオスやねん☟
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空間デザイナーのコージ・ヤマモトに環境デザイナーの あのカキの人が「なんで ”ラオス” やねん?」という疑問を投げかけ、その謎を紐解いていくことで、SDGs時代「これからの人類にとって最適な衣服とは」を探求して…と始まったインタビューはどこへ向かうのか
コージ・ヤマモトとの出会いは 今年(2021年)の 2月、まだ寒い時期にも 関わらず、熱く混沌としていたクラブハウスだった
出会いとは言っても、コロナ禍でもあり、クラブハウスは音声SNSなので「声のみ」の邂逅ではあるのだが
コージ・ヤマモトは「ラオス」のジャングルという大自然の中で、邂逅 ならぬ「蚕(カイコ)」と戯れて生きているという
実際に会って話したくとも、それは なかなか 叶う距離ではなかった
インターネットが普及して だいぶ経つし、もう慣れてもいい頃なのだが、スマホアプリでやりとりしたりしている分には、相手が世界のどこにいるのか、なんてことはまったく関係がない
「いま ラオス なんですよ」
なんて言われて初めて、その距離を認識して 不思議な気持ちになる
愛知県の安城市で、街や店舗の空間デザインを手がけていた人間が、なぜ、いま「ラオスで養蚕(ようさん)…カイコを育てている」のか?
ことの起こりは、とある呉服店の店舗改装の仕事からはじまる
それが愛知県の安城市
その改装の際に、店舗に置かれていたものが、呉服だけでなく骨董品なども含めて「良いもの」が多かった
少なくとも コージ・ヤマモト はそう感じたという
その呉服屋の旦那、つまりは社長さんが、かなりの「趣味人」で世界中から面白いモノを集めたりする 蒐集癖 の持ち主で
肝心の呉服も、生地も含めてこだわったものを使い、織るのもちゃんと自前で行っていた
そういった品々があまりに素晴らしいので「海外に売りませんか?」と、空間デザイナーなはずの コージ・ヤマモトから、その社長さんに提案した
呉服だけだと 難しいので「生地」をリメイクするなども含めて、どう展開していくのか
例えば、アメリカの高級ホテルにバスローブ…「着物ローブ」として提供する
とても良い「小千谷縮(おじやちぢみ)」があったので、職人さんにお願いしてつくってもらった
どうやら 空間デザイナーとして 店舗改装の仕事をやっていたはずなのに…改装ではなくアメリカを快走…
「最初から欧米市場を狙って?」
「いえ、最初は ドバイ でした」
「ん?ドバイ…?」
どうやら、ラオスまでの道のりはまだまだ遠そうだ…
ドバイへは、日本の技術を使いオリジナルでつくった「金箔のジュエリー」とか「金箔のドレス」だとかを持ち込んだという
ターゲットは「王様」をはじめ、ドバイのお金持ちたちを狙って
「王様に営業を…?」
「まずはアブダビ出身の人とお知り合いになりまして…」
「どうやって知り合いに?」
「偶然たまたま、日本の知り合いの人から紹介で、その人が急に出て来たんです」
「急に…???」
ドバイに特定したわけではなく、高級な織物や、日本の技術を使った金箔のジュエリーなど「高価な商品を海外展開したい」とことあるごとに言っていたら
「お金持ち」というキーワードから「ドバイ」の人を紹介された
ドバイで「ジュエリーショー」があるから、そこでなら売れるのでは?と
ショーに出品するのに「呉服の生地をジュエリーにしちゃおう!」となった
ガンガン大量の金箔を使った織物
着ることのできる金「ウェアリングゴールド」と銘打った
「着る…ジュエリー?」
「金箔をバンバン使った生地をつくって、それでドレスをつくりました」
ドバイでウエディングというと、ドレスだけで何千万円もかけるという話を聞いて、その生地でウエディングドレスをつくってもらえないか、というのが狙い
裁縫したのは日本の技術者だが、ドレスのデザインやスケッチは by コージ・ヤマモト
そもそも、ジュエリーショーの話を聞いて、金箔のウエディングドレスを出品しよう!と閃いたのだそうだ
「その費用は誰が…?」
「その呉服屋さんです」
元々が呉服店なので、良い生地も、良い仕立ての職人さんもいて、あとはデザインだけでよかった
そんなやたらと 気前の良い呉服屋の社長さん と出会う方法
それは もともと空間デザイナーとして安城市の隣町の 西尾市の 街づくりの仕事を手がけていた
出身は 三重県なのだが、空間デザイナーの師匠の事務所が 愛知県の豊橋市にあった
最初はその事務所に入れてもらうつもりだったが、高齢につき新規採用はしていない、と言われて、自分で事務所を構え、プロジェクトを一緒にやるカタチで
ある日、師匠と喫茶店で「西尾市の街づくり」について熱く語り合っていたら、隣にいる紳士が
「それ、うちの街、安城でもやれないか?」
と話しかけてきたという
それがその呉服屋の社長さんで、老舗でもあり、安城市では中心的な存在だったという
まったく知らない人だった。喫茶店で話しかけてくるまでは
「よっぽど西尾市の街づくりが面白かったってこと…なんですかね?何してたんです?」
「一万人でお茶会やっちゃおうよ!みたいな」
西尾市は「お茶の町」
抹茶の生産量が一位、日本で一番
「静岡じゃないんすね」
京都のあの宇治にも納品したり
抹茶はいまでは「Maccha」として、スタバでも世界的に大人気、キットカットの抹茶味は日本からのお土産として、これまた世界的な人気を誇る
そこで「一万人のお茶会」をやった
一万人が一気に「せーの!」で抹茶を飲むという企画
和服はハードル高いので服装は自由にしましたが、ちゃんと自分でお茶を立てて飲む
ギネス記録の審査員も呼んで
加藤茶も呼んで
ちなみに「世界最大のお茶会」としてギネス世界記録に認定されている
「歴史に名高い秀吉のお茶会みたいですね」
「え?そうなんですか?知らないです」
「・・・」
このイベントが気を引いたのか、西尾市が城下町だったので遊歩道を整備するなど「歩く町」にしよう、という話がよかったのか
いずれにしても、やたらと気前のいい呉服屋の社長さんが、自分から話しかけてきてくれたというのである…喫茶店で
そのあと、このご縁から、安城市の街づくりの仕事が始まるかに思えたが、企画段階からあまりうまく運ばず
「トヨタ基盤なので頭が固かったんですよね」
それを申し訳ないと思った 呉服社長さんが、呉服店の改装の仕事を依頼してきてくれることなった
そんな風に思うなんて気前いいだけでなくて、気も優しい…素晴らしいご縁
「なんでそんなに気に入られたんです?」
「なんででしょうね…」
海外に行きたい、金箔でウエディングドレスつくる、生地の提供に、その諸経費に渡航費用に、企画には文句も言わず丸乗っかりしてくれる、本当に神様のようなスポンサー
ウエディングドレスつくって、ドバイのジュエリーショーに行くだけで、生地代とか抜きでだいたい300万円くらい
「ちなみにその呉服社長さんのお名前は?」
「杉浦さんです。お店の名前は“まるすぎ呉服店”」
もともと杉浦社長は「できるなら海外で勝負したい」という思いはあったのだという
ただなかなか踏み出すことはできなかった
ちょうど出会ったとき「呉服は時代じゃない。辞めて、新しいことをやりたい!」と思っていた絶好のタイミングだった、のではないか、と
あとは跡継ぎがいないというのも
海外に挑戦したい!という自分の子供のような年齢の人間が、ちょうどタイミング良く現れた
口には出さないが、呉服店を辞めてしまう前に「誰かを育てたい」というのがあったのではないか
昔の豪商は、若手を育てるのが普通のことだった
だから、跡継ぎもおらず閉店する、終わらせてしまうつもりだった呉服店の改装を依頼してくれた
ときは2005年、コージ・ヤマモトが20代後半に差し掛かった頃のこと
ラオスに行ったのは4年前の 2017年頃だというから、ここからラオスにたどり着くまてまは、まだ12年の月日を要する…
その12年は、その改装から始まり、イベントの企画からデザインまで、そして「海外展開」など、空間デザインにとどまらない、その呉服屋に纏わるあらゆる仕事を依頼されこなしていくことになる
依頼、というよりも、コージ・ヤマモトの企画「やりたいこと」そのチャレンジをひたすら応援してくれているだけな気も…
というのは、2021年、現在のラオスの養蚕に至るまで、収支はトントンどころか、いまだにマイナスだというのだから
「ドバイのショーは うまくいったんですか?」
ドバイのジュエリーショーを紹介してくれたアブダビの人は、お金持ちではなかった
あくまで 王族や お金持ちの 知り合いがいる、と
ジュエリーショーは本当だったが、その知り合いがいるっていうのはウソだったり
でも、ショーに本当に国王が来てくれたり、地元のニュースでも取り上げてもらえたり
「おっ、売れた?」
「それが…難しかったんです…」
商慣習がまったく違うことを、ルールをわかっていなかった
最初は「貢ぎ物」が必要で、然るべき?人物にその「貢ぎ物」をしないとビジネス自体が始まらないという
例えば、国王にその金箔のウエディングドレスをプレゼントするということから始めないといけない
さすがにウエディングドレスは貢げないので、金箔で描いた国王を絵を貢いだりしたが、それだけではダメで
やっと別口で「金箔のネクタイを300本つくってほしい」という仕事がきたが、それは詐欺で、サンプルのネクタイだけ持ってどこかに行ってしまった
「他にはどんな国に?」
「シアトルとかですね」
「シアトル…?」
シアトルは、ウエディングドレスではなく、普通にジュエリーをつくって持っていって、高級な老舗のジュエリーショップが面白がってくれて、取り扱ってくれたりもした
「そうそう、シアトルはイギリスの人が紹介してくれたんです」
「イギリス…?」
元有名商社のヨーロッパ支社長を勤め、引退後、ロンドンに住んでいる、コージ・ヤマモトの呼び名をそのまま借りるなら「おじいちゃん」
その「おじいちゃん」が、イギリスの貴族や、アメリカのその高級ジュエリーショップを紹介してくれたというのだ
「日本の素晴らしい生地を海外に売りたい」
と事あるごとに言っていたら、紹介されたのだという
呉服屋社長といい、この元ヨーロッパ支社長といい、紹介されただけで好かれるというのが不思議だ
その「おじいちゃん」とメールでやりとりをしていたら「イギリスに来ないか?」となり
それを呉服屋社長に話したら、また渡航費用などすべて出してくれた
そして、ロンドンに着いたら、おじいちゃんが フルアテンドしてくれて、あげく 貴族や、そのシアトルの 伝手まで紹介してくれたというのである
ちなみに、商社は「丸紅(まるべに)」ヨーロッパ支社自体を ゼロから立ち上げた英雄だという
そういえば、呉服屋さんは「丸杉(まるすぎ)」…丸く納まる…いや丸に…
「なんでそんなに気に入られたんです?」
「なんでなんでしょうね…お酒を一緒に呑むからかな…」
「気に入られようと努力してます?」
「そういうのは まったくないですね…どちらかというと、なんだこの変なおじいちゃん…っていう感じでしたから、最初は」
人に気に入られるコツを勉強したりだとか、心理学だとか、脳科学だとか、まったく勉強したことも、気にしたこともないという
そもそも「気に入られよう」という発想というか、そういうことすらまったく気にしたことがない、考えたことがない、というのだ
ただひたすらに「日本の素晴らしい生地を海外に売りたい」という話ばかりするらしい
せっかくロンドンに来たわけで、イギリスの貴族も紹介されたが、さほどうまく行かず、最終的にはシアトルの宝石商を紹介されるに至った
ちなみにイギリスの貴族は、かの「ロミオとジュリエット」で有名な「モンタギュー公」…実在の人物だったんすね
007に出てくるようなオールドファッションな車がたくさん置いてあったり、本当に凄い貴族だった
訪ねるは、お城、本物のお城
プレゼンはさせてもらったが、そこでもやはり「貢ぎ物」の話になったという
貴族や王族が相手だと商売人ではないので、ビジネスの話というよりも、仲良くなる
でも、仲良くなるには「貢ぎ物」と、もっと時間が必要だと判断
「会話は英語ですか?」
「英語ですけど、すべて おじいちゃん がやってくれるので」
コージ・ヤマモトの英語力は、高校生までに習った義務教育レベル、暮らしていくにはなんとかなる程度
仕事で必要なときは 通訳を雇う…スポンサーがいるっていうのは、予算があるっていうのはホント強い
イギリスで引退後に余生を楽しんでいる、悠々自適な「おじいちゃん」が通訳からアテンドまで、すべてコーディネートしてくれた
そういう人を捕まえる才能がある…人には気に入られるが、なかなか商売には結びつかない、仕事はうまくいかないようである
ヨーロッパの他の国もたくさんあるというのにすっとばして、アメリカへと向かった
「マウサー弾」という有名な銃をつくった一族がいて、ダイアモンドなど宝石とかジュエリーを扱っているから会ってみたらどうか、と
呉服の生地はけして安くない
売り込む先は自動的に「お金持ち」ということになる
なので「日本の素晴らしい生地を売りたい」ということは、イコール「お金持ちを紹介してほしい」ということになり
紹介されるのは、お金持ちばかりになるという
「いまのところ、まともにお金になってないですよね?」
「ですね、持ち出しばかりです」
「呉服屋の社長さんは、それに関して何も言わないんですか?」
「難しいねー、くらいですね」
海外にチャレンジしに行く渡航費や諸経費は、その都度 ちゃんと精算してくれるという
「まぁ、経験だから」と逆に励ましてくれる
ま…まるすぎる…名は体を表すとはこのことか…
ロサンゼルスでも、生地は少しは売れたりするが、事業として成り立たせるには難しい。次はシアトルへ
そのシアトルがうまく行かなかったところで「海外展開は難しいね」とストップとなった
それが 2010年頃のこと
そこからラオスに渡る 2017年までの 7年間は、今度は生地の原材料である「シルク」つまりは「絹」に目を向けることになったという
実は原材料となる絹糸は、ほぼ100パーセント、中国から輸入していたのだという
ところが、中国でも経済が成長するに連れて、絹の値段が高騰するようになった
昔の日本では「絹」の生産は主力産業だったが、最近はもう一部のみで、あとは観光用に養蚕をしている程度
そもそも「織物」は古代の中国から日本に伝わり、明治維新ののち、高度経済成長の頃まで日本のお家芸として栄えた
経済成長した日本は、絹生産の技術をブラジルと中国に教えて、いまではブラジルと中国の主流産業となっている
ここ数年、中国も経済成長して、養蚕からもっと楽な仕事に転じたり、生産された「高級シルク」を国内で消費できるようになり、海外に出さなくなった
その結果、原材料としての絹糸の値段も高騰したことから「自分たちで生産できないか」という流れに
空間デザイナーで、海外営業だったコージ・ヤマモトに、なんでそんな「養蚕」の仕事が舞い込んだのかというと、それもコージ・ヤマモトが提案したから
呉服屋の杉浦社長は、もう店じまいしようとすら思っていて、自分では新たな展開やビジネスをやろうとも思っていないわけで
海外営業したおかげで生地にも詳しくなっていて、本当にいい生地をつくるには、本当にいい原材料である「絹糸」の安定的な確保が必要
中国がそんな状態ならば、そこにビジネスチャンスがあるのではないか
「原材料を握れる」ということは相当な強みでもある
最初は国内での生産を考えており、たくさんの養蚕農家さんもまわった
四つの大学の研究室へも足を運んだ
そうこうしてるうちに大問題にブチあたる
「もう織物なんて時代じゃない」
それって、杉浦社長が店じまいする理由として最初から言ってたヤツじゃ…
養蚕から始まり、糸を引いて、それを織って…大変な手間がかかる
ところが、そんな手間暇や大変さは、世の中の人には伝わらないし、そこに興味を持ってくれる人も少ない
なによりも 化学繊維も含めて、安価な衣服が溢れている
「もうそれでいいじゃん」
たいへんな思いをして生地をつくったところで、何にも報われないし、もう事業にはならないよ、と
完全に割に合わない
「も…元も子もないっすね」
世界を廻ってみても、そこの大変さの部分が伝わらない、伝わりづらいからこそ、高値での取り引きが成立しない、難しかった
その苦労や思いに 価値はない、お金にはならない
安い生地をつくろうとして 機械化すると、糸を引いている段階で、どんどん生地の良さが失われていくこともわかった
海外進出も散々「糸を引いて」きたのに…根本的に引いてしまうなんて…
「なのにいまラオスで養蚕、つまりは原材料をつくってるんですよね」
なんで?
なんで?
「なんでラオスやねん?」ってだけで、えらいことになりましたね
いつもは聞かれたら「土がキレイだから」と簡単に答えてるそうで
土や海に溶けてくれない、還ってくれない化学繊維だとか、でも「蚕(かいこ)」自体も実は品種改良された、自然には存在しない、人為的に造られた昆虫のようなもの
飛ぶこともできない
目も見えない
野に放ってはいけない
遺伝子組み換えであるとか、品種改良であるとか「人類にとって都合が良いものを生み出していくこと」のメリットとデメリット
化学繊維は、石油を燃やして、いま問題となっている二酸化炭素を大気中に増やしたり、土や海に還らないことでゴミ問題を生み出している
その折り合い…まさに複雑に殻みあった糸を解いて、織り合いをつける…
環境デザイナーとして「人類にとって最適な衣服とは?」っていうのは、その原材料も含めて大変興味がある研究対象なんです
どんな原材料で、どんな生地を、どんな衣服をつくっていったら、人類にとっても自然にとっても都合がいいのか
そもそも、自然や地球を破壊して、住みにくくして困るのは人類のみで、地球はさほど困ってないわけですし
つまるところ「人類がこれからも住みやすい地球を維持する」にはどうしたらいいのか
この話を煮詰めていくと、そんな壮大な話に…?!
コージ・ヤマモトは、いま「自然農」や「自然」の観点から、新しい繊維を考えていて
それが、もしかしたらこれからの人類にとってかけがえのない「希望の糸」になるかもしれない
化学繊維でもない
手間がかかるけど報われないし、実は遺伝子組み換えな絹織物でもない
人類にとって最適な衣服
人類がどんな服を着たらいいのか原材料から考える…ユニクロの社長さんとかも考えてるとは思いますけどね
もしかしたら、このやりとりがキッカケで生まれるかもしれない?
話の展開によっては、コージ・ヤマモトのフットワークを考えたら、また違うところへ、ラオスから旅立ってしまうかもしれない??
というよりこのやりとりに「おりあい」はつくのだろうか?
「ところでラオスの会社の名前は?」
「丸すぎラオスです」
というわけで
あのカキの人と
コージ・ヤマモトの
なんでラオスやねん?!
pwd by 丸すぎラオス
いともなくからみからまり
後半に続く☟
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スタエフ☟
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