
【やってきたこと編】スープ屋さんの仕事【前編】
初めてのアルバイトって何だったかなぁと思いだしたとき、
2つ思い出した。
1つ目は巫女さんの仕事、2つ目はスープ屋さんの仕事。
ネタ的には巫女さんの仕事の方が面白そうだけど、
今回はスープ屋さんメインで書きます。(笑)
はじめたきっかけ
バイトをしたかった理由みたいなのを考えてみたけど、
正直なんでしたかったんだろう?って感じ(笑)
たぶん周りでやってる子がいたのと、
母もその時は働いてて、姉たちはもう自立していて、
私もなんかしなきゃと思っていたんだろうな。
高校のうちからバイトしたかったけど、母親が許してくれず。
でも確か、高校生の終わりくらいに面接受けに行った気がする。
このスープ屋さんはチェーンのお店で、まぁたぶん読んでる人みんな
「あーあのお店やな」ってなるやつです。
働いてたお店は、よく遊びに行くとこの駅ビルの中だったけど、
家からdoor to doorで1時間かかるとこだった。
今思えばなぜそんな遠いとこにしたんや若かりし自分って感じです…
面接で店長と初対面したとき、めっちゃ独特な人やなって思ったのを今でも覚えている。
なんていうんだろう、しゃべり方とかしぐさがめっちゃくねくねしてる(?)感じで、最初オカマさんかな?って思った。
そんな店長さん、今は料理研究家になってらして、ちょこちょこメディアでお見掛けする。すごいなー。
楽しかったこと
初めての接客業、めちゃくちゃ楽しかった。
最初は天職だと思うくらい、お客さんと会話するのが楽しかった。
メニューに悩んでるお客さんにおすすめを伝えたり、
席までお食事を持っていって「ごゆっくりどうぞ」と言ったりすることが
こんなに楽しいものなのかと、その仕事で学んだ。
私は基本的に、声を出して仕事をすることが好きなのだとわかった。
いらっしゃいませの声が大きくていいね!と、
先輩や上司からよく言われたものだ。
しんどかったこと
これはあくまでHSP気質の私が感じたことだが、
このアルバイトでは、しんどいことだらけだった。
この仕事では、
①キャッシャー(いわゆるレジ)
②レードル(スープをよそう、残りのスープをキッチンに伝える)
③サッカー(トッピングや袋詰めなどの)
④キッチン(スープなど食材の用意、皿洗いなど)
の4つに役割を分けて営業をまわすのだ。(細かいところはうろ覚え)
私の場合は
②レードルから始まり、③サッカーを経て、①キャッシャーをやった。
(④キッチンは料理の自信がないと伝えていたのもあって、退職するまでやることはなかった。)
先ほど接客が楽しいと書いたが、この4つの業務の中で接客をするのはキャッシャー(とサッカーも少し)なのだが、
キャッシャーがとにかく苦手だった。
当時はまだ自動レジがそこまで普及していなかったので、
もらった金額のチェックやおつりは自分で出して渡したりと、
気を遣うことが多い業務だった。
(自動レジは自動レジの大変さがあるのはのちに経験した…)
お店ならどこでもやるであろうレジ点検(レジ内のお金がマイナスになってないかなどを時間を決めてチェックする)が、なぜかほぼ毎回合わない。。
自分でも不思議だった。
接客は好きだからキャッシャーやりたいのに、日に日にキャッシャーをやるのが怖くなり、その日はものすごく緊張したものだ。
あまりにもレジ点が合わないので、スタッフ内でキャッシャーをやるときのルール(意識することみたいな)を決めたが、
それでも合わないことが多かった。
その時期新しく異動してきた副店長がとても明るくノリのいいキャラで、
はじめはすごく大好きなスタッフさんだったが、
私がキャッシャーミスを重ねてゆくと、副店長も穏やかな人ではなくなってしまった。
何度目かの時に「いい加減にしてほしい」と言われ、
例のキャッシャールールちゃんと覚えてないでしょ?言ってみなよと怒られ、私が完璧に覚えていたそのルールを言うと「なんで覚えてんのにできないんだよ…」とうなだれていた。
いや、私が一番知りたいですって思ってたな(笑)
その他にも、飲食業は回転の速さとチームワークが肝なので、
お店が混んできて注文が殺到すると、何が何だか分からなくなって目が回ることも多々あった。
一つのことに集中してはいけない、周りをみて行動しないといけない、
先読みして動かないといけないなど、
当たり前っちゃ当たり前なことが本当にしんどかった。
終わりに
久しぶりに文章書いたら全然まとまらなくて(笑)、
思いのほか長くなってしまったので前後編に分けました(笑)
巫女さんバイトのこともそっちに書きます~