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★歯科クリニックの選択方法&根治術の経験談
歯科クリニックは駅前に美容院と同じくらいあります。
選択肢が多いのはありがたいこと。
しかし歯は髪と違い、一度削ったら二度と再生できません。
医療は近さ(距離)で選択するのではなく、クオリティーで選択をすれば間違い無し。
自分は片道70分かけ電車で通院。
★選択ポイント★
①
どんなシーンにおいても腕組み・脚組みをしない歯科医師が患者目線である証拠。
②
常識であるが「こんにちは」「お大事にしてください」と笑顔で挨拶ができる歯科医師。
③
患者がユニット(治療台)に座ってる位置より凄く前に出て説明や話をする歯科医師はエラー。
↓
患者側からすると威圧感を感じる。ここを意識している医科医師はほぼ横付けの位置にいる。
④
ミラーを手に持たせ口腔内や治療前・治療後の確認をさせるのはエラー。
↓
コロナなどの感染を防止しなければならない。
共有するものはクリニック内には極力置かない。
通常どのクリニックにおいても、治療時使用のライトがユニットの上に設置されている。(長方形・上下左右の稼働)
(ライトは無数の小さなドットに見える)
そのライトの数が多ければ多いほど明るく照らせる。
そのライトの数が少ないのは経営者がコストダウンを図り、安価なものを設置しているということ。
且つ、それがライトだけではなくミラーとなっている。
説明時にライトをオフ(手を翳すのみでオン・オフのコントロール可能)にし、口元まで歯科医師が下げてくれる。
そのミラーで患者は確認が可能となる。
治療中もライト&ミラーのため、患者側はずっとミラーを見ていれば
治療内容が同時進行で確認可能である。
併せて歯科医師が「削ります」、「洗います」、「消毒します」などと都度都度伝えながら治療することが出来ている医師でないとエラー。
★奥歯の根治(根っこ)治療のポイント★
ざっくり説明
奥歯の根は平均的に3根or4根ある。
レントゲンにて感染をおこした根を確認する
↓
根の洗浄
↓
綿尖に抗生剤をつけ、感染根の先端まで挿入
↓
※
この抗生剤が重要。
自分はスリーミックスでないと効かなかった。
※
スリーミックスの方が歯科医師の手間暇がかかる。
・要は丁寧な医師。
・保険点数が低いため、積極的にやりたがらない歯科医師が多い。
スリーミックス(3Mix)とは
虫歯や根管治療などの歯科治療に用いられる抗菌剤。メタロニダゾール、ミノサイクリン、シプロキサンという3種類の抗生物質を混ぜ合わせて使用します。
スリーミックス法の特徴は次のとおり。
歯を削る量を少なくできるため、痛みを感じないことがほとんどで、麻酔も必要ない場合が多い
虫歯を完全に除去すると神経まで達して神経を抜くことになってしまう場合でも、神経を残せる可能性が高い
数か月程度で虫歯菌に感染した軟化象牙質が殺菌され、硬い象牙質に再生する
スリーミックス法は、歯の根の病気の殺菌にも効果が期待できます。
スリーミックスにて根の治療は平均1週間に1回通院。
毎回必ず新しいスリーミックスを使用し綿尖交換。
根をクリーンな状態にしていく。
毎回、綿尖交換時に古い綿尖に薬液をかけ反応をみる。
菌が反応し泡立つ。
この泡が出なくなるまで治療を継続。
(根の状態によるが数ヶ月かかる。)
しかし
水酸化カルシウム(液体)は数週間で完治とみなしてしまう。
それもあって自分は直ぐに再発。
水酸化カルシウムは全く効かなかった
↓
結局は再発し何度も根治をやり直す
↓
クリニックは通院回数を増やしたい。
治療費と共に再診料も請求できるため売り上げに反映。
患者は真面目に通院しても一向に回復せず、辛い時間が長くなるのみ。
水酸化カルシウムの特徴は次の通り。
根尖歯周組織の炎症の消退
根管内容物の病原性の不活化
仮封材からの微少漏洩に対するバリアー形成
根管内を乾燥状態に保つ
水酸化カルシウムは、強いアルカリ性のため抗菌作用が強く、根管のような複雑な構造をしている根管系に潜伏している細菌を除去するのに優れています。また、硬組織形成能や有機質溶解作用、歯根吸収抑制作用などの性質も報告されています。
水酸化カルシウム製剤には、カルシペックスやカルビタール、ビタペック
スリーミックス(or水酸化カルシウムで)
根がクリーンな状態となったら、根尖までスリーミックスを注入。
↓
蓋をする。
↓
根治完了時にエビデンスとしてレントゲンを撮る。
そのレントゲンを開示。きちんと説明がある。
↓
土台をつくり、その上のかぶせ物
(銀歯・金歯・メタボンなど)をかぶせ、割れずにしっかり噛めるようにする。
⑤
必ず毎回きちんと状況と治療内容の説明をする歯科医師であること。
⑥
エビデンスを残すこと。
※
真面目に通院しても回復せず再発を繰り返すのであれば、他院へ変更することが重要。
※
歯科治療は治療中に目を閉じてしまう患者が多いはず。
歯科医師から目を閉じる指示が無い限り、目は開けていていい。
だからこそきちんと同時進行でミラー確認をすることが重要である。
歯科治療の特徴は被せ物をしてしまうと、何を詰められたのか全く不明であることが多い。
そこの不明点を段階的にエビデンスを残し、そのエビデンスを踏まえた上できちんと説明が出来る歯科医師でないとエラーである。
追加発生時に編集をいたします。
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