やりたくない仕事をやらされる理由
仕事は給料という報酬をもらっているわけですから、
時にはやりたくない仕事というのもあるわけです。
ただ、やりたくない仕事ばかりが増えている状態であれば、
それはあなたが職場で自分自身を生かしきれていないということかもしれません。
そこでこの記事では、
「自分のやりたい仕事を選ぶためには、スペシャリストを目指せ!」
というテーマで、自分の能力を最大限生かして働くために必要なことを
解説していきたいと思います。
スペシャリストって何?
スペシャリストは何かを説明するためには、スペシャリストの定義と
対極にあるジェネラリストの定義を両方説明した方がいいでしょう。
■ジェネラリスト=幅広い知識や技能、経験などを備えた人
■スペシャリスト=特定分野を専門にする人
どっちを目指しているかで、やるべきことは変わります。
ジェネラリストを目指しているなら、幅広く仕事はするべきだし、
仕事を選ぶというよりも、与えられた仕事を一生懸命にこなす。
スペシャリストとして働くのであれば、やはり自分の仕事は
選ぶべきだし、自分の得意な分野にだけ集中できるような環境を、自分で整える。
得意分野に集中できるように仕事環境を整える、までがスペシャリストの仕事なのです。
終身雇用制が色濃く残っていた日本の昭和の時代には、
一度会社に雇用されたらいろいろな仕事をやってもらい、どんな仕事もソツなくこなせるように育成し、
年功序列で役職があがっていくようなシステムが多かった。
つまり、日本の多くの企業がジェネラリストを育成していたわけです。
ただ、アメリカなど欧米の働き方が主流になってきている現代において、
日本が経済的にも遅れをとっており、そのような働き方が見直されてきた。
マーケティングの専門や営業の専門などといった、
一つの分野で秀でている社員を育成する方が現代では主流になりつつあります。
いろいろなことを経験させるのも大事ですが、それよりも一つの分野を
極めさせた方が会社に大きな利益をもたらしてくれるからです。
つまり、ジェネラリストよりもスペシャリストを育てた方が、
より突出した人材を作り、
他社との違いを明確に打ち出すことができるというわけ。
僕は事務作業とか、一応やれば時間がかかるけどできる程度で、
やはり速度は速くない。(タイピングはめっちゃ早いけどね。)
だからできれば事務的なことは事務屋に任せて、自分は高齢者
を直接援助する仕事の周辺、半径5mくらいにはいたいと思う。
もちろんその中で記録を書いたり事務的なことはいくらでもあるけど、
それくらいなら必要なことだから、全然やりますよ。
例えば訪問記録です。
地域包括支援センターでは
高齢者宅を訪問したら記録を残すことになっています。
これは後から読み返したときに、訪問時に何を話したのか
自分自身が思い出すためにも大切です。
また、自分が訪問した記録は自分にしか書けないものです。
僕はそういう自分にしかできない事務なら、喜んでやるんですけど。
誰がやってもいい仕事や誰でもできるような事務は、やっぱり
やりたくないですね。
自分はスペシャリストだって自覚があるので。
だって、スペシャリストがスペシャルな仕事をやらないで、ノーマルな仕事をやってたら、
スペシャルな仕事がいつまでも誰もやらず残るじゃないですか。
一般職にスペシャリストの仕事は難しいから。
その上、一般職がやるはずだったノーマルな仕事を奪ってしまい、
一般職が暇になれば職場として全然効率的じゃないし、悪手ですよね。
自分の職場に貢献するためには、スペシャリストはやっぱり自分にしかできない
特定分野の仕事に集中するべきなんです。
もちろん、そう言ってもいられない状況もありますけどね。
「みんなで大掃除しよう」ってときに、
「俺はスペシャリストだ!」って言って訪問に出かけたら怒られますよ。
協調性や臨機応変さは持たないとね。
格ゲーのプロゲーマーでウメハラさんという人がいます。
ウメハラさんは昔、介護の仕事もしてたらしいですね。
今は世界中の人が知ってる日本で一番有名な格ゲーのプロゲーマーだと思います。
ウメハラさんの切り抜き動画で見たんですけど、
「すっごい好きなものか、嫌いなものかがはっきりしている人とじゃないと、仲良く出来ない」
って言ってたんですね。
何気なく言っていた一言でしたけど、すごい深いなーと思いました。
ウメハラさんは格ゲーのスペシャリスト。
何かを極めた人は、やはり同じように何かを極めている人や、尖っている人を求めるのかもしれません。
ウメハラさん、話もおもしろいし生き方もかっこいいので大好きです。
まとめ
職場で特定の分野だけに強いスペシャリストを目指せば、
自分の得意分野の仕事にだけ集中できる環境を作れるかもよ!
自分の得意なこと、好きなことを極めている人は輝いているし、
かっこいいと思います。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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