結婚式を終えた話。
今年の5月から結婚式の準備を進めてきて、11月22日の「いい夫婦の日」に挙式を行うことができた。
当日の天気も良く、晴れで迎えることができ、雨男の私としては晴女の妻に頭が上がらない。
結婚式は市内の神社で家族・親族のみで行った。
妻の意向もあり、洋装でパーティーという雰囲気ではなく、和装にして内内で済ませるようにした。神前式の後に、ホテルで食事会を行う段取りだ。
神前式は何事もなく終了。
やはり和装だと気持ちが締まるというか、背筋が自然と伸びる。
妻は歩きにくく大変そうだったが、精神的には和装で正解だった。
神前式の後もそれぞれの家族とたくさん集合写真を撮ることができ、よい思い出となった。お互いの両親や妻側のおじいちゃんおばあちゃんとか、見せたい人にきちんと晴れ姿を見せられたし、写真にも残るのはすてきなことだ。
なお神社に外国人観光客がいたのだが、めちゃくちゃ写真撮られた。
Instagramに「#JapaneseWedding」みたいなハッシュタグで投稿されたのだろうか。
でも自分でも海外に行って伝統的な結婚式をやってたら写真撮りたいなーと思っちゃうんだろうな。「ジャパンの結婚式ってスゲーんだぜ!最高にクールだぞ!」とか言ってくれてたらうれしいなぁ。
神前式の後はホテルに移動して披露宴のような食事会を開催。
自作のオープニングムービーから始まり、様々な食事を楽しんだ。
やはり結婚式は料理が肝心。ちょっと品数を増やすことでゲストに満足感を得てもらえてよかった。
もちろん(?)予定にないこともいくつか起こった。
妻側の伯父さんからスピーチを結婚祝いをいただいたり、おじいちゃんから祝いの一言をいただいたり…
式の終盤でも予定していなかったことが起こった。
私が退場前にスピーチを言うタイミングがあったのだが、その直前に花束を母に渡す段取りになっていた。その時に母が涙をこらえながら震えているのを眼前にしてしまい、渡すときにもらい泣き寸前の状況まで行ってしまった。そのあとにすぐに私の父がスピーチを行ったが、そこでも父が震えながらしゃべっていた。それも効いた。
謝辞のスピーチは原稿を読むだけにしておいたのだが、自分の両親へ感謝を述べるときに思いもよらない感情が襲ってきて、気づいたら声が出なくなり、涙を流して立ちぼうけてしまった。
震えながらなんとか読み終わったけれども、情けない姿を見せることになってしまったなぁ。
始まる前は泣く予定ではなく、笑顔で終える予定だったのだけれども、感情には勝てなかった。
このようなハプニングはあったが、無事に終えることができて一安心。
たくさん準備をがんばってくれた妻にも感謝したい。本当にありがとう。これからもよろしくお願いいたします。
結婚式で誓ったことを胸に刻んで、よい家庭を築いていこうと思う。