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ワイン好きに捧げるレシピ#21《鶏手羽と唐辛子と泡ワインと》
都内のスーパーで、京都産の万願寺唐辛子を発見!
京都に何かと縁のある筆者(京都生まれ岡山育ち・実家は着物の悉皆)は、興奮のあまり即購入。
せっかくなので、今回は万願寺唐辛子とワインのペアリング料理を作ることに。
万願寺唐辛子は甘く柔らかな食感が特徴のため、同じ唐辛子でありながら辛味の強いチリの2種類を使用し、ほんのり甘口のスパークリングワインに合わせてみます!
鶏手羽中と万願寺唐辛子のピリ旨オーブン焼き
【材料】
鶏手羽中 8個(約200g)
トマト 中1個(約100g)
万願寺唐辛子 3個
オリーブオイル 適量
パセリ 少々
【漬けだれ】
Aカレー粉 小さじ1/2(チリ・コリアンダー・クミンなどお好みのスパイスでも代用可能です)
Aバルサミコ酢 大さじ1
A醤油 大さじ1/2
A蜂蜜 小さじ1/2
※分量:2人分
【作り方】
①鶏手羽中は、骨に沿って1本切り込みを入る。
②ジップロックなどの保存袋に①とAをすべて入れ、軽くもみ込んで冷蔵庫に2~3時間おく。
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③万願寺唐辛子は、へたを取り除き縦に2等分する。種を取り出し、横半分に切る。
④トマトは、へたをくり抜き横に4等分する。
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⑤耐熱容器に②③④を重ならないように並べて、上から残った漬けだれ・オリーブオイルをかける。200℃のオーブンで20~25分加熱する(鶏手羽中は皮側を上にして並べてください)。
⑥⑤を器に盛り付け、パセリを散らして完成!
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今回は霧島鶏の手羽中を使用しました。たれにしっかり漬け込んだことで、一つ一つに旨味が溶け込み、しっとりしながらも噛み応え十分の食感に!
手羽中の脂にスパイス・バルサミコ酢のコクと酸味が加わり、溢れ出すエキスがトマトと万願寺唐辛子にたっぷりしみ込んだワインが進む一品です。
ほんのり甘い泡ワインと合わせたい
こちらには、ブルーベリーを煮詰めたような凝縮した甘やかなアロマ、香りそのままの甘酸っぱい味わいを楽しめるスパークリングワインがピッタリ。
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特に、バルサミコ酢の産地と同一のイタリアのエミリア・ロマーニャ地方で造られているランブルスコがオススメです!
ぷちぷち心地よく弾ける泡・酸味と、鶏手羽中の程よい脂が調和し、時折ふわっと顔を出す漬けだれのスパイスに食欲を刺激されます。
トマトとランブルスコ双方と相性のよいバルサミコ酢が2つの繋ぎ役になり、各食材の旨味を最大まで引き出してくれるペアリングです!
【ワインを合わせるコツ】
◎鶏手羽中の程よい脂と旨味には、心地よい気泡が立ち昇るワインを選ぶ。
◎トマト・バルサミコ酢の甘酸っぱい風味には、豊満な果実味とフレッシュな酸味があるワインを。
◎万願寺唐辛子の青さには、同様の清涼感を持つワインがベスト!
◎漬けだれのスパイシーさとコクには、ほんのり甘口でボリューミーなワインが好相性です。
最後までご覧いただき有難うございます!
◆ワインビストロ路地裏では、noteでご紹介したメニューのほか未公開メニューもございますので、横浜にお越しの際はぜひお立ち寄りくださいませ。
◇instagramでは、実際にnoteレシピにペアリングさせていただいたワインと気まぐれに着物について発信中です♪
美味しい料理とワインに囲まれ、皆様の暮らしが彩り豊かなものとなりますように。
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